1つだけ過去を変えられるとしたら?

レーザープリンタで使用する用紙はPPC用紙になると思いますが、たぶん「再生紙」と呼ばれているようなPPC用紙より少し紙の厚みが薄い用紙にプリントしようとしています。
現状でも今、使用しているレーザープリンタでの紙詰まりによるトラブルに悩まされています。(PPC用紙ではノントラブル)
紙をPPC用紙にすれば解決するだろう事は推察出来るのですが、それ以外で、トラブルの解決もしくは減少できるレーザープリンタが有れば買い替えようと思っています。
ちなみに 用紙は A4 で モノクロもしくはカラーを考えています。

A 回答 (1件)

プリンタの修理屋です。



キヤノン専門ですので、他社の状況に関しては分かりませんが・・・・
キヤノンの関しても機種によって給紙メカが異なり傾向は変わります。
また、A4機を使うか、A3機でA4用紙を流すかでも変わってきます。
紙がどこで詰まっているかでも対応は変わりますね。

情報が少ないので、一般論になりますが、

レーザープリンタで紙詰まりを起こすのは髪の検知センサが規定通りに反応していないときに発生します。
普通のレーザープリンタでは2~3つの紙センサがあります。
1つ目はカセット(もしくは給紙と例)の紙の有無を検知するもの。
2つ目は給紙された紙が位置あわせのローラー(レジストなどといいます)のところを規定通りに通過したかを確認するセンサ。
3つ目は定着器の出口で、紙がきちんと通過したかを確認するセンサです。

2つ目と3つ目のセンサは紙がセンサを押してから離れるまでの時間も監視していて用紙のサイズなどもみています。

普通紙では問題ないとの事ですので、おそらくカセットからレジストまでの間で詰まっているものと思われます。
この区間で一番問題になるのは紙のコシです。
静止した状態の紙を1枚だけ取り出して送り始める部分です。
実はレジストローラー以降は一つ手前のローラーが送り出し、先のローラーが用紙をくわえ込んで引っ張りますので送りが比較的安定します。


正直申しまして、紙のコシが無い以上、どんなプリンタを持ってきても難しいだろうとは思います。
ただ、この傾向は最近の機種の方が強く、昔の機種ではかなり許容範囲が大きかった記憶もあります。
一番大きき変わったのは印刷速度です。
最近の機種は高速化してきましたので(15年位前のA4機は毎分4~8ページ、現行機種では20ページくらいです)、最初に紙を引っ張るときに強い力が発生し、薄かったりコシがなかったりするとローラーとの摩擦力が発生せず給紙に失敗したり、仮に給紙には成功しても送られた紙が波打って途中で引っかかることがあります。

と、いうことですので印刷速度の低い機種を選択するのが手と考えられます。
キヤノンのラインナップで考えると、LBP-350(モノクロ)とLBP5000(カラー)が毎分8ページでゆっくりしています。
価格を見ると分かるかも知れませんが、LBP-350の方が高い標準価格になっています。
LBP-350はかなり古い機種で、価格はデビュー当時のままです。
DOS機を使っている会社などで使えるように現在でも残している訳で、実売価格はかなり安くなるはずです。
ただし、制御コードはLIPSIIIとかなり古いモードですし、積極的にお勧めできない機種です。

結局、カラーのLBP5000しか無くなるのですが、現在価格もこなれてきていますので購入しやすいとは思います。
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この回答へのお礼

私たちはプリンタが正常に印刷されるのが当たり前のように思っていても、紙をきちんと搬送するのには凄い技術やノウハウが集積されているんでしょうね。
当たり前が、凄いと思わせて頂けた回答を頂戴しまして 有り難うございました。
遅くなりましたが 改めて お礼申し上げます。

  拝


お礼日時:2007/11/08 08:55

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