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学力低下のことについて調べているのですが、具体的な数値がわかるようなデータがほしいです。できれば学力の推移をあらわしているもので、なるべく新しいデータがいいです。

どなたか知っている方がいらっしゃったら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

データではなく、現場の人間の実感として答えさせていただきます。



私が学生時代に教えた生徒と、今の生徒との学力差は数値としては変化が無いと私も思います。

しかし、10年以上前と今とで何が違うかというと『得点分布が違う』と思います。10年以上前の得点分布は『への字型得点分布』で、現在は『V字型得点分布』だという事実です。

『への字型得点分布』とは、偏差値50前後の平均点を取る層が一番多く、頭がいい子と成績不振児が少ないということ分布のことをいいます。

逆に『V字型得点分布』とは、頭がいい子と成績不振児が一番多く、中間層が一番少ない分布のことをいいます。

これは何を意味するかというと、昔と違い、現在は『成績の二極化』が進んでいることを表しています。なもんでアベレージを計算すると一緒なんですよ。中学の公立教育は最早ナンセンスになってしまっているのが実情なんですよ。頭がいい子と成績不振児ばかりいるクラスの授業レベルを一番少ない層である真ん中に合わせているため、頭がいい子には物足りないし、成績不振児には身の丈に合ってないしという悪循環になってしまっているのが実情です。

ゆえに素人目には成績不振児にばかり目が行くため、学力が下がっているように見えるというレトリックがあるからだと私は思います。
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結論から言えば「ありません」



そもそもトータルとして日本の児童・生徒の「学力低下」が事実であるという客観的な証拠もありません。
と言うと、必ず出てくるのが、OECD(PISA)の学力調査の2000年と2003年の比較ですが、あれは「日本の児童・生徒の学力は落ちていない」「得点の上下(得点が上がっている項目もある)は統計的な誤差の範囲」「順位の変動は相対的なもので、学力の絶対的な上下は測れない」というのが事実です。落ちているとすれば「読解力」のみ、というのが専門家の結論です。

順位が下がったことをもって「学力低下」と騒いだのは、マスコミと専門分野外の学者です。そして、いつの間にかそれが事実であるかのように、国民が思っている。

でも順位というものは相対的なものですから、日本の子どもの学力が変わらなくても、他国の得点が上がれば相対的に順位は下がりますよね。それに、参加国が2003年には増えていますから、それだけ「ライバル」も増えているわけです。
また、「読解力」は学力の重要な一部ではありますが、トータルとしての学力(例えば、「数学」「科学」などの項目もある)ではありません。そして、その要因もいわゆる「ゆとり教育」にあるとは、証明されていません。むしろ、ゲームの普及、携帯電話の児童・生徒への普及の影響の方が強いのではないかと考えられています(ここも分からない)。

次に国内に限っていえば、今年度から全国的に小6・中3を対象に「学力テスト」が実施されるようになりましたが、これも今年度が最初ですから、比較の対象がありません。

簡単に言えば、客観的な証拠もないのに、「学力低下」=「ゆとり教育が悪い」と結論づけられているのが現状だということです。
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文部科学省(旧文部省)が「教育白書」を公表していますのでそれをみれば分かります。

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