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NaClのうちに高血圧に関係するのはどちらの原子でしょうか。
また塩分によって高血圧が発生するメカニズムが知りたいです。
またカリウムが塩分を排泄するとききますがこれもミクロレベルで説明するとどうなるのでしょうか?
ちなみに化学は高校レベルまでなら理解可能です。

A 回答 (3件)

 肥満により、インスリン抵抗性が起きます。


 インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる唯一のホルモンです。内臓脂肪の蓄積でインスリン抵抗性が起きると、血糖値は上昇し、糖尿病が発症します。
 また、インスリン抵抗性は、イスリンが多量に分泌される「高インスリン血症」を招きます。これは、低下したインスリンの作用を「量」で補おうとする、膵臓の働きによるものです。
 しかし、インスリンの量が多すぎると、腎臓でナトリウム(塩分)が排泄されにくくなる、肝臓で脂肪が過剰に作られる、血管の壁を構成している細胞が増殖し血管内径が狭くなる、などの現象が起きてきます。これらはそれぞれ、高血圧、高脂血症、動脈硬化につながります。さらに高インスリン血症は、ますますインスリン抵抗性を強めて糖尿病を進行させます。
 と、いうわけで、高血圧は血管壁の肥厚による、血管内径が狭くなり、圧力が高くなる。ことで、ナトリウムイオンが関係しています。
 なお、この分野は、医学のカテゴリーの方がよいですよ。」

参考URL:http://www.dm-net.co.jp/seminar/doumyak/doumyak. …
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この回答へのお礼

詳しく説明していただきありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2001/02/05 16:44

以下の参考URLサイトが参考になりますでしょうか?


「ナトリウム」でしょう。
興味があればリンク先も除いてみて下さい。

更に、
http://www.lib.nakamura-u.ac.jp/syoku/12.htm
(高血圧は"沈黙の殺し屋")
http://www.ajinomoto.co.jp/ajinomoto/lib/ronbun4 …
(第四回 塩味とナトリウムの代謝(1984.2))

詳細にお知りになりたければ補足お願いします。

参考URL:http://www.city.naze.kagoshima.jp/imcs/hcd/enc/1 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になりまそうです。

お礼日時:2001/02/05 16:55

 高血圧に関与しているのはナトリウムです。


 塩分を過剰に摂取すると血中の塩分(ナトリウム)が上昇します。これを薄めるために血液量が増えます。血管の中の血液量が増えるとそれだけ圧力が増しますから、高血圧という状況になります。ちなみにこの血液量の調節は腎(正しくは尿細管ですが)での水分再吸収率によって変わり、血液が濃くなると受容体が反応して再吸収率を減らしています。

 次にカリウムとナトリウムの関係ですが、これは細胞レベルの話になってきます。細胞はナトリウムとカリウムがバランスをとって存在しています。(細胞の中にカリウム、細胞外にナトリウムが多い)ここで細胞外にナトリウムが増えるとします。するとバランスを取るために細胞内カリウムが増えます。しかし、細胞の中には1価のイオンが入る限度があるため、細胞内にあったナトリウムが細胞外に排泄され、これが血中から尿中へ、排泄、ということになるみたいです。
たぶんこれによって一時はバランスがとれますが、細胞内にもナトリウムは必要なので、また逆のバランス調節が生じて、細胞内がカリウムだらけになることは無いと思いますが・・・・ちょっとこっちは自信がありません。すみません。
 
 あと、dragon-2さんの書いておられるように、これは医学の分野だと思います。化学というより生物だと思いますし・・・・・・。
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この回答へのお礼

たしかに質問分野は再考すべきだったのかも知れないですね。
血圧との関係良く理解できました。

お礼日時:2001/02/05 17:01

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