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ワールドシリーズ2戦目で、レッドソックスの岡島が投げていた球なんですが、一体何でしょうか?

今まで岡島の決め球はチェンジアップだったのですが、その試合でのNHKの解説では、「岡島は最近、チェンジアップよりもスプリッターを多投する」といった内容のコメントがありました。
しかし、翌日の新聞ではチェンジアップと書いてあり、チェンジアップの握り方もボールを挟むように握っているという話も聞きました。

実際どうなのでしょうか?岡島はスプリッターを本当に覚えたのでしょうか。

ご回答いただける場合はお手数ですが、回答だけではなく理由や根拠もお願いします。

A 回答 (7件)

私もその試合はTV観戦していましたが、見た限りにおいて見解を述べさせてもらます。



まず基本的なチェンジアップのシンプルな握りは「鷲づかみ」です。
無論、投手によって独自に微妙な変化を与えようと、握り方に工夫はありますが。

ですが、チェンジアップとは「腕の振り」と「実際のボールの球速」の『ギャップを有効に利用した』球種です。
だからその意味で言えば、その機能を果たしてる球種ならば広義でのチェンジアップではあると言えるのではないでしょうか。
そして「ボールを挟む(またその挟み具合)」という違い以外は、基本的にチェンジアップと投げるときのコツや理屈は同じです(無論「挟む(挟んで、その行為ができる)」、そのこと自体に技術・鍛錬・資質など能力を要しますが)。

実際に私が(生でもスローVTRでも)観た限りでは、岡島投手は明らかに指を離して(挟んで)いましたので、まさにスプリッターではあるでしょう。
ですが球速を見ても、球の軌道を見ても、打者のタイミングのズレや、「スピン回転を起こさない球質」の点から見てもチェンジアップと同じ効果の球種でもありましたから、
広義で言えばチェンジアップそのものでしょう。
少なくとも、いわゆるスプリットフィンガー「ファスト」ボールではありませんでしたね。

その意味での代表的な例で言えば、あの野茂英雄投手のフォークボールです。
言うまでなく、メジャーであの球は「スプリッター」と呼ばれています。
そして野茂さんも明確に指を開いて握っています(ここで大事なのは親指もサイドに開いてる、ということです)。
そしてこれも言うまでもなく、彼のスプリットの落差(変化)は物凄いです。見事に「大きく落ちて」います。
当然、あれだけの選手ですから通常の真っ直ぐと「腕の振り」や「フォーム」も同一です。

でも、
(全盛時期の目安で言えば)真っ直ぐはMAX155km/h近くで、
スプリット(フォーク)は120km/h前後です。
「腕の振り」も「フォーム」も「途中までのボールの軌道」も同一なのに、わずか18.44m間で球速が10~20キロ(それ以上)も違えば、
相手から見れば(仮に落差を無視しても)それはチェンジアップと効果は同じなわけです。
要するに、タイミングを合わせるのが極めて困難な球種ということです(その上で途轍もない落差があるわけですから手を付けられませんが、逆に言えば『ボールゾーンに外れていくボールでもある=見逃せばボールの可能性大』わけで、利点と欠点が表裏一体な球種とも言えるでしょうか)。
*まぁ余談ですが、だから野茂投手は1000奪三振記録でも120年間のMLB史上3番目の速さで成し遂げたと言えるのかも知れません(ちなみに、彼より上にいるのはあのロジャー・クレメンスとドワイト・グッデンだけです。また両リーグでのノーヒッターは野茂さんの他、あのサイ・ヤングとノーラン・ライアン含め3人しかいない大記録も成し遂げています)

長文失礼しました、参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

球種の判断って曖昧なのですね。
チェンジアップは球の質や相手に与える効果から分類されているのに、スプリッターやフォークは握り方で分類されているのですね。
チェンジアップという分類だけ別のカテゴリになる感じがしますね。

とても参考になりました。

お礼日時:2007/10/29 16:03

No4です。


日本ではスプリット・フィンガー・ファスト・ボール(SFF)
とフォークは区別します、
(浅く握るか深く握るか)
まぁ、大してビジュアル的にもわかり図らいですが、、
桑田投手のサンダーボール、清水投手のSFFなどがその例です。
ただ、アメリカでは投げる投手が少ないため、区別する風習はないようです。
(米国では投げる投手が少ないことからスプリットフィンガードファストボールと
フォークボールは区別されないことも多く、共にsplitterと呼ばれることもある。 C wikipedia)
しかし、正確に区別するためかわからないですが、
色々フォーク系の球に名前がついています、
フォーク、SFF、フォッシュなど、実際どこまで使い分けているかはわかりません。
地域差があると思われます。
また、実況が区別したのことですが、
それは、SFFとフォークの最大の違いは用途が違うことを強調したかったのではないでしょうか?
清水投手などのSFF使いは、成績を見てもらえばわかると思うのですが、
奪三振数が少ない、スピードを殺さず少し変化させてごろを打たせる球です、
一方フォークはご存知のとおり空振りを狙う球です。
もしくは、’メジャーの球’か’メジャーで覚えた球’ということを強調したかったか、
まだSFFの認知度は日本では低く、メジャーの球という認識している方が多いからではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

NHKの実況は、当初岡島が投げている球も、WSで投げていた球も、同じ握り同じ球種なのに、前者をチェンジアップ、後者をスプリッターと言い、投げる球が少し変わったかのような説明でした。

お礼日時:2007/10/31 11:14

こんばんわ。



アメリカのチェンジアップってのは変化球的な意味あいも含まれてますよね。(縦系の)
日本では鷲づかみみたいな握りの分かりやすく言えばスローボール。みたいなタイミングをズラす球ですよね。

あと日本ではカーブ、ドロップ、スラーブとか言いますけど、(横系の)、アメリカではブレーキングボールなんて言ったりしますよね。

言葉の使い方の問題じゃないでしょうか?

スプリットとフォークとチェンジアップは日本で個別に言ってますけど、アメリカはチェンジアップ(タイミングをズラしたボール)って言いますよね。

実際にはフォークの握りしてもスプリットの変化すればそれはスプリットになるんだろうし、決めるのは本人しかできないんじゃないですか?笑

松坂が直球でその日最速の三振とって、インタビューで『あの1球がジャイロボールです』って言ったらそうなんでしょうw笑
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私はNo.3さんのお礼に書いたような区別だと思ったのですが。
決めるのは本人と言ってしまえば、元も子もないような気がします…

お礼日時:2007/10/31 11:11

例えばフォークは2本の指ではさみ、スプリットフィンガーはそれよりも2本の指の感覚が狭いものという握り方で区別しますが、メジャーでのチェンジアップというのは「どう曲がるとかどう落ちるとかどう握る」というものではなく、「タイミングを狂わせるもの」という意味合いで使われるようです。


ですから、本人はスプリットの握りで投げた結果、球の効果としてはチェンジアップだったということなので、どちらも正解なのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

no.3さんのお礼にも書きましたが、チェンジアップだけ別カテゴリに入るので、とらえ方によって2種類の球になるのですね。
同じ球であるかどうかは確かではないですが、NHKは2つを区別していたような気がします。

お礼日時:2007/10/29 16:09

握りはフォーク、変化もフォーク(シュート回転気味)


(メジャーではフォーク=スプリッター)
多少、抜くイメージはあるかもしれませんが、
ただ、本人がチェンジアップと呼んでいるだけです。
また、メジャーの場合、何でもチェンジアップという風習があり
そんな流れでチェンジアップと呼ばれてるのではないでしょうか?
つまり、解説者が言うチェンジアップ、スプリッターは同じ球種です。
現にオキドーキー(?)と呼ばれ始めたころのチェンジアップも握りはフォークです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

当初から握りはフォークだったということで、やはり実況の「チェンジアップ主体からスプリッター主体に変わった」というコメントは間違っていますよね。恐らく同じ球を指していますので。
メジャーではフォーク=スプリッターというのですね。NHKの実況では、フォークとスプリッターを使い分けるのでよく分かりませんでした。

お礼日時:2007/10/29 16:06

No.1の方と同意見ですね。



スローVTRとかで見ると、確かに挟んでますよ。

しかし、どんな球種を投げたのか正確に(?)わかるのは本人だけでしょう。バリテックもひょっとしたら正確にはわからないのでは?

見てる人とか解説の人がいわば「予想」してるだけで。
回転とか軌道とかで判断してるだけのことですから。
(あたかも断言しているように聞こえますがどうなんでしょうかねえ)

ある程度、持ち球とか球種とかは公言してますけどどこまで本当なのかはわかりませんから。
野球もある意味情報戦ですからね。

球種についていろんなことを言ってくれた方が岡島投手にとっては「ムフフ」なんじゃないですか(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

もともとそういう投げ方みたいですね。
それでは、「以前はチェンジアップが多かったのに、最近はスプリッターを多投するようになった」というのは間違っていますね。以前から同じ球を投げている訳ですから。

お礼日時:2007/10/29 15:51

以前、「挟んで投げている」と本人がインタビューで言ってましたよ。



まあ、言ってしまうと元も子もないかもしれませんが、
スプリッター・チェンジアップだけに限らず、
変化球の種類なんてあいまいなものだと思っています。
本人に聞いても、「ハイ、あれはスプリッターですよ。」
なんて野暮な答え方はしないと思うんですよ。
投手によっては「微妙に挟んで微妙に包んで」みたいな投げ方もあるでしょうしね。
コレはフォークでコレはチェンジアップ、と決めることは難しいかなとも思います。
これだから野球は面白いんですけどね。
しかしオカジは信頼されてるんですね。2イニング以上投げてましたよね。

明日はマツザカですねぇー
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

球種を見分ける明確な基準はないのですね。

お礼日時:2007/10/29 15:45

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