とっておきの手土産を教えて

自分の無知さにことごとくあきれかえります。
で、そこで、知性と教養を身につけるべく、読書をたくさんしてます。
でもすぐに内容を忘れます。
なんで忘れるのだろうか?
だったら先日読んだ時間や本代は無駄だったんじゃないか?
どうせ忘れる内容なのに、読書しても意味あるんだろうか?
とか考えてます。
また、本で「ここは!」って強く印象うけたところはアンダーラインを引いたり、書き込みをしています。でもこれは絶対ではなく、引きたくないときには引きません(めんどくさいので笑)。逆に考えると、アンダーラインを引いてそこを暗記しなければいけないっていうような、なにか受験勉強の暗記みたく思ってるところがあるかもしれません。

知性と教養をつけるにはこのまま「内容を忘れてしまう」読書法を続けていてもいいでしょうか?皆様のご自宅においてある本のなかで読んだのになにも覚えてないものってありますか?

(これからやってみたいこと)
今のところ、歴史小説っていうものをまったく読んだことないんです。
お恥ずかしい話ですが、坂本竜馬がなぜあんな偉大なのか?みんなに尊敬されているのか?司馬遼太郎の本がすごいって言われているのか?わからないんです(読んだことないからです)。ちょっとページをぱらぱらとめくっても、日本史わからないからとっつきにくいなあで読む気にならないんです。さらに、時事的なこともわからないんです。「官製談合?」「ゆーせいみんえーか?(郵便が民間になったことはわかりますが・・・)」「税金、年金とかもわかりません」。このへんが私の無知さを物語ってます。ビジネス本・自己啓発本ばかり読んでます。なんで自己成長のための本ばかり読むかというと「自分を変えたいからです」。でも変わらないんです笑。なので今後は「時事問題」「歴史小説」などを勉強していきたいって思います。20代でした。
まとまってない文章で申し訳ないです。

知性と教養を身につけるにはどうしたらいいか教えて欲しいです。

A 回答 (9件)

自分ひとりで生きていけるというのは、ご質問の本文には書かれていないのですが、そういう生き方をご所望でしょうか。


そもそも、自分ひとりとはどういう意味かが不明です。#3さんの仰るのは例えば「独身」という意味で、家族を持たないということでしょうが、本当に自分ひとりでは人間は生きてはいけません。
生産関係論などしても無益かもしれませんが、精神的にも誰とも繋がらず生きるのは難しいのではないかと思います。
また、読書には二つの読書があります。「楽しむ読書」と「知識を得る読書」です。
だいたい、忘れるような内容というのは、「楽しむ読書」のほうです。
例えば、僕は何年も前に一読しただけの小説の内容など、大まかにでも思い出すのは難しいです(そのときは面白いと感じていても、です)。
なぜかといえば、刹那的に楽しむ小説は、そのときおもしろければOKなので、あとでどういう内容だったかを反復して思い出したりとかはしないわけです。(読了後、数日は覚えていたとしても、普通は再読しなければ忘れていきます。)
ですが、「知識を得る読書」の場合、そこから何か知らないことや考えたいことを得ようとして、結構難しめの本をセレクトするはずですから、書かれていることを積極的に覚えなければなりません。
しかし、それが苦痛になるとか、覚えにくいなあと感じるなら、そもそも知的レベルが合致していないか、興味の対象ではないわけで、そういう状態ならばとりあえずほうっておいて、あとでまた興味が出てきたら再読するなりしましょう。
あと、知性や教養を重視されるならば、テクニカルな(もしくは実学的な)ことにかかりきりになるようではダメです。
(もちろん、実際的な人生を重視されるならば、実学的な・テクニカルな専門知識を身につけましょう。)
jargonをいくら覚えても教養とはいえませんし、社会生活上に有益な振る舞いなど、たいして難しいことではありませんから社会に出ればすぐに覚えてできるようになります。
(仕事上必要な物事や知識は、必要に迫られて結局身につきますが、自分をその領域に押し込めると、知性や教養のための時間を取れなくなる虞があります。)
読書をして教養や知性が身につかない(忘れてしまったらそこでおしまい)と考えているうちは、教養は身につきにくいでしょう。
教養の身につくような本というのは、だいたい決まっていて、最近の濫造新書や大衆小説などではいけません。いわゆる「古典」です。こういうのを読めば教養は自然につきます。
膨大な数ですのでいちいち挙げませんが、これらを読んでただ楽しむだけでなく、時代背景や著者の人間面、当時の文化的状況や他の著作との関連、通史・文化史上の位置づけなど、頭の中で関連付けをしたほうがいいでしょうし(そのためにはどんどん関連著作を読むべきです)、知識として「覚える」だけでなく、著者の人となりとか、文章表現とか、そういうものに「恋する」のが大事です。
つまり、「大好きだ~」となって、泣けてくるとか(『セカチュー』とかの「泣ける」という意味ではないです、念のため。)本の表紙を撫でたくなるとか、そういう境地になったりすると、だいたいの内容は頭の中に要約されて入りますし、忘れても何度でも再読できますから定着します。
とにかく「古典」とか「名作」とか言われているもの(前近代とは限りません)を読んでみる。わからなければ、とりあえずほうっておいて、別のを読む。
坂本龍馬や司馬遼太郎がわからなければ、解説書も出ていますし、そういうものから入るとやさしいでしょう。(龍馬は「近代とは何か」、司馬は「日本とは何か」というひたすらに形而上的なことが理解するうえで重要でしょう。)
日本史自体がわからなければ、通史を読んでみるとか、マンガで理解するとかしましょう。(というか、日本史を勉強しないと結局そういうむずかしめの本(日本の「古典」)が読めないのではないかと、個人的には思います。同様に、世界史を勉強しないと世界の「古典」が理解不能なのではないか、と思います。まずはこの二つの勉強が先決でしょう。)
「郵政民営化」がわからないのは、基礎知識を入れていないのと、よく思考していないからでしょう。時事を理解するには新聞とNHKの「週刊こどもニュース」が最適です。民放のニュースでは情報操作されていますので印象操作されて正しい認識が得られません。
(小泉改革路線など、根本的な知識は、改革賛成派と反対派二つの議論がネットなどにありますから、探して読みましょう。「STOP THE KOIZUMI」などの運動は改革派からは叩かれていますが、結構大事なことが書いてあると思いますよ)

また、ちょっと裏技的ですが、圧倒的なまでの知性というのに接するのが近道です。ぐわっと刺激を受けて、自分が恥ずかしくなって関連本を読み漁りたくなること請け合いという意味でお薦めなのは、松岡正剛氏です。
『千夜千冊』という大部をものしておられますが、まずはネットでちょっと読んでみては(本とネットの記事はだいぶ内容が異なるようです)。
全然わからない、というのはわくわくします。わからない部分、知らない部分はそのまま自分の伸びしろだからです。
また、「つまらない」と感じた場合、おおかたが自分のせいです。自分の視野が狭いからか、あまり熱心でないからで、そういうところが逆に改善点(伸びしろ)であると認識すると、これもまたおもしろいものです。
自分でもあまり実践できていないこともありましてお恥ずかしいですが、一応ひとつの指針としてご参考になれば幸いです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:57

「教養がある」というのは、


物をたくさん知っているということではなく
「言わなくてもよいことを言わずにいられる力」
だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:55

こんにちは


自分にとって面白くない本を読んでも頭にはのこりません。
新聞社の統計の結果によれば、一ヶ月に本を全然読まない人もかなりいるそうです。
読書は「生活力」「知性」「教養」とかならずしも直結しません。
本を読まないでよいとは言いませんが、「時事問題」を知識に加えたいならば新聞をおよみなさい。
難しい言葉には解説がちゃんとついています。
「本」を書いて出版するには時間がいります。「日々の情報」は待ってくれません。どうしても本をというなら「知恵蔵」を読んだ方が効率的だと思います。
頭の中の作りがちがうのか、小説を苦手でも実用書とか工学関係とかが得手の人もいます。とりあえず自分にあったジャンルを楽しく読みましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:55

>でもすぐに内容を忘れます


誰でもそうだと思いますよ、私も特に小説系は内容のほぼ9割を忘れているといっても過言ではないと思います。
>司馬遼太郎の本がすごいって言われているのか?わからないんです(読んだことないからです)
全く心配ないと思います。どちらかと言えば娯楽寄りの小説だと私は思っているんですが。
買ってから読みたくて読みたくて仕方なくて帰りの電車で読み始めたい!までの勢いでなくてもいいけど、とにかく自分が気になって仕方ないものから読むのが一番だと思います。そこからどんどん、あっ、じゃぁこういうのも読んでみようかなっ....みたいな感じで。
雑学がてら読むのもいいと思いますけどね、私は読書量が少ないのでそこまでは余裕ないです。

貴方に読書という名の爆弾を捧げます.......まずはこれから....↓読んでみてください。
闇の子供たち ヤン・ソギルhttp://www.amazon.co.jp/%E9%97%87%E3%81%AE%E5%AD …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:56

いろいろな考え方があると思いますが教養にも天から降りてくる教養と地から涌いてくる教養があると思います。

教養人というのはこの天と地の間に生きているわけです。読書は天からのもので自分の興味は地からの教養です。天からの教養はそのときは素通りしても深く地にしみこんでいつか地からの教養として(あなたの興味あることとして)再現されます。教養人であるためには両方が必要だと思います。知識に限って言えば自分が本当に不思議と思ったことを大切にすることなどが具体的なことだと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:56

 生きる上でのリスク、突然の死も、関わる人の生命と精神と肉体の健康などもすべてひっくるめて背負えば、嫌でも人間変われますよ。



 知性と教養を身につけたいと思うのなら、それを問う文章で中途半端に”笑”など使わないものでしょう。その時点でかなり後退してますね。

 自分自身に問う、自分自身を問うという事から始められてはどうでしょうか。

 それなくして知識だけ得ても、それは何の役にも立ちませんよ。

 ひょっとしたら、知性と教養と言うものを勘違いしているのかもしれませんね。

 中途半端な気持ちで臨むなら止めた方がいいと思いました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:57

>(自分ひとりでも生きていけるような)知性と教養が欲しいです



自分一人でも生きていけるようになるのに、知性も教養もいりません。
必要なのは経済力だけです。経済力をつけるためには
この人に頼まないとこの仕事はこなせないと思わせるだけの専門知識と経験が必要です。

「経済力をつけるために専門知識を身につける」ことと「一般教養や知性」
をつけることは案外、逆だったりします。まずは専門知識をつけること。
読書、教養の類はその後の余暇の一環でよいのでは?

正直、歴史小説やさまざまな書物も読みますが、自分に知性や教養が
あるとは思わないですね。知性は読書とは別物のような気もします。
雑学やどうでもいいような知識だけはあるようにも思います。

思うに、知性というのは本だけではなく、さまざまな社会の中で
人から尊敬されるような立居振舞い全般に対して感じられるような気もします。

龍馬がいくは小説としては抜群の面白さですから、教養とは別に
読んでみることはお薦めです。
ややこしいなら、小山ゆうの漫画「おーい龍馬」を読んでから
興味が出たら読みましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:58

決して無駄ではないと思いますよ!知識・教養・文化を学びたいなら読書・映画・漫画が有効だと思います。



私だって読んだ本を忘れる事があります、しかし実際は忘れたのではなく思い出せないが正解でしょう。何だったっけ?と振り返った時に思い出す努力を繰り返すと『忘れない確固たる知識』に繋がります、記憶の反復ですね。

そして何故~読書等が知識等に繋がるかと言えば、私は様々な疑問の宝庫だからだと思います。

時代物・現代物・近代物~そこには多くの知らない事柄・表現・言葉があり、気になった事を調べてみる!するとたかが1冊の本でも数十もの疑問が出来る訳です。

例えば:坂本龍馬を調べれば(薩摩・長州・西郷・木戸・高杉・ブーツ・水虫・新婚旅行・近江屋)等々、興味を持てば芋蔓式に知識は増えていくものですよ。

そして思い出せない→思い出す→思い出せない→思い出すを繰り返してると、コツコツと知識は増えていきます。人は一気には変われませんから地道な作業を続ければ必ず結果は出ます。

知識が増えてくるともっと知識が欲しくなるのが人間の性です、いつの間にか関係ない他の様々な事柄にも興味が出てくると思いますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:57

おはようございます。


私も学生の頃にdontlivemeさんと似たような悩みを持っていて、本をたくさん読めば知性的になれるんだろう、と思っていました。
けれどいくら読んでも身につかないし、理想の自分になれないのですごくあせっていました。
ところがあれからある程度年を食った私は、その頃には重要さをまったく理解できなかったことが、とても理解できます。
それで、私は早熟な秀才タイプではないけれど、経験によって知識を積んでいくタイプなんだと悟りました。
当時はぜんぜん身についていないと思っていた読書ですが、自分が興味を持って面白く読めた本に限ってはとてもよく覚えているし、今の私のためにもなっています。
もしもdontlivemeさんが同じタイプなら、あせることはないので興味を持てる本をたくさん読めばよいと思いますよ。
きっと後で効果が出てきます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2007/11/06 09:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報