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始めまして、実際に試してみて疑問に思った為質問させて頂きます。
タイトルの通り「酸化マグネシウム(MgO)に水(H2O)を加えると発熱します」みたいな記事をネットで見つけて実際に試して見ました。ところが全然発熱しなかったのです。
「MgO+H2O→Mg(OH)2となり発熱する」と書いてありました。 
そこで自分が試した時に発熱しなかった理由は、

(1)水と酸化マグネシウムの分量が違うのでは?
(2)水の温度が違うのでは?(自分は常温で行った)
(3)水は液体ではなく蒸気でなければダメなのでは?

の3つと思ったのですが薬品メーカに問い合わせてみると「酸化マグネシウムでは発熱しない」って回答を頂きました。
ですがネットで多数の人が「酸化マグネシウム+水」で発熱すると書き込んでいる為(?_?)な状況になっています。
もし判る方いらっしゃいましたらご回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんなページを見つけました。


# 参考URL をご参照ください。

要するに

MgO(s)+H2O(g)=Mg(OH)2

ということで、水は水蒸気 ((g)はガスの意味) じゃないとダメみたいですね。
# 参考URL の図によると、70~120℃の水蒸気で反応するということなんでしょう。

ちなみに、この反応は可逆反応のようで、水酸化マグネシウムを加熱すると、酸化マグネシウム+水に分解するらしいです。
この性質を利用して、参考URL にあるようにヒートポンプとして利用されているようですね。

参考URL:http://www.nr.titech.ac.jp/~yukitaka/activity/Mg …
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この回答へのお礼

液体ではなく水蒸気で無いとダメなんですね^^;
水蒸気にて試してみたいと思います
ご回答有り難うございました^^

お礼日時:2007/11/07 06:32

推測でかきます。



ネットの記事は
酸化カルシウム(生石灰)と水との反応の間違いではないでしょうか。
CaO+H2O→Ca(OH)2
の反応は火傷をするぐらいの発熱をします。
この発熱を利用して日本酒を熱くする品物が売られているようです。もうすぐ寒くなりますから駅の売店などでは売られるようになるかもしれません。

発熱するということは水と結びつく性質が強いということです。乾燥剤としても利用されています。生じた水酸化カルシウム(消石灰)は水にかなり溶けます。水溶液は強いアルカリ性を示します。指示薬のフェノールフタレイン溶液を加えるとぱっと色が変わります。真っ赤になります。
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムは水にあまり溶けません。水酸化カルシウムの1/100ほどでしょう。水に酸化マグネシウムを入れてフェノールフタレイン溶液を加えるとゆっくり変色していきます。でもうっすらと赤くなる程度です。

水にあまり溶けないのですから反応熱もゆっくりしか出てきません。
試験管でやってもわからないと思います。

このごろ「石灰」とか「にがり」とかの言葉が混乱して使われていますのでマグネシウムとカルシウムの混同もあるかも知れません。

誰が書いたかわからないネットの記事だけに頼るのは危険ですね。
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