
PVAのりにお湯とホウ砂水溶液を加え、スライムを作る実験がよくありますよね。
小学生の娘の夏休みの自由研究で、その実験中に、他のものも加えて固まり方を調べていたのですが、
PVAのりに過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を水に溶いたものを加えた段階で、
PVAのりが分離しました。
娘から「酸素系漂白剤がホウ砂と同じ作用をしたの?」と聞かれましたので
、いろいろネットで調べてみましたが、化学は苦手なのでハッキリわかりませんでした。
小学生にも分かるよう教えて頂きたいのです。
PVAのりに塩を加えてスーパーボール作りって実験もよくありますよね。
あれと同じように、スーパーボール状のものと水分に分離しています。
ですから、酸素系漂白剤の作用は、
「PVA同士を架橋するホウ砂の役割」というより、
「塩化ナトリウムによる塩析と同じ役割」ではないかと思ったのですが、
合ってますでしょうか。
塩析だとしたら、その説明は以下で合ってますでしょうか。
==========
塩の「塩化ナトリウム」も酸素系漂白剤の「(過)炭酸ナトリウム」も
同じ「塩(えん)」という性質のものなので、
酸素系漂白剤もスーパーボール実験の塩と同じように、
PVAのりの水分と仲良くなってPVAそのものをはじき出してしまうから、
普段は水に溶けてて見えないPVAが、寄り添って固まってスーパーボール状に現れる
==========
よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
すみません少し修正と追記をしました。
PVA(ポリビニルアルコール)溶液からスーパーボールを作る実験は中性塩でポリマーを塩析で析出させる
事によって材料を得る。
→ 溶解度の高い中性塩を使用するので他の化学的的作用ではない、だからこの作用は溶液からのポリマー
の塩析といえる。
→ 過炭酸ナトリウムで、塩析のスーパーボール実験と同じ現象が起きるのであれば、
これも酸化的作用ではなく、塩析であるといえる。
最後の行ですが、中性塩と過炭酸ナトリウムで塩析されたポリマーの構造が全く同じであるという
検証がないので言い過ぎという表現かもしれませんが、過炭酸ナトリウムは分解して過酸化水素を
生成した後に炭酸ナトリウム(中性塩)になりますので大きな間違いではないと思います。
塩析には普通は安い中性塩を使いますので。過酸化水素も酸化作用を示した後に分解して水に
なります。塩素系漂白剤より安全です。
お礼が遅くなってしまいすみません。
またまた「中性塩」で分からなくなってしまい、ちゃんと調べようとしている間に、他にも次々疑問が出てきて、時間だけが過ぎていき・・・申し訳ありませんでした。
・炭酸ナトリウムは塩基性なので溶液はpH試験紙ではアルカリを示すが、中性塩である。
・炭酸ナトリウムは中性塩なので、化学的的作用は無いだろう。
よって、「過酸化ナトリウムでの作用は塩析と言って良いだろう」ってことですよね。
実験は重曹でも行っており、
酸性塩である重曹(炭酸水素ナトリウム)でも同じくスーパーボール状になっています。
最初、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの違いをあまり深く考えておらず、
「炭酸ナトリウムが塩析ってことなら、炭酸水素ナトリウムも塩析ってことでいいんだろう」
って考えてたんですが、
「中性塩」で調べるうちに、炭酸水素ナトリウムは中性塩じゃないし、、、あれ?って。
そして実は、実験は他にも
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)と
こんにゃく水(水酸化カルシウム)と
石けん水(脂肪酸ナトリウム)とでも行ってみたのですが、
こちらはスーパーボール状になったり、水分と固形物に分離したりしませんでした。
次亜塩素酸ナトリウムはNaClOとのことで、Hが見当たらないので中性塩?
水酸化カルシウムはCa(OH)2とのことで、塩基正塩であってますでしょうか。
脂肪酸ナトリウムは脂肪酸(弱酸)と水酸化ナトリウム(強アルカリ)と分かり、
塩基性と分かりましたが、中性塩かどうかは分かりませんでした。
次亜塩素酸ナトリウムが中性塩だとすると、
「中性塩だと塩析」って言い切れないし、どう自由研究をまとめれば良いのやら、頭を抱えています。
・・・酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)だけの話じゃなくなってきたので、
新しく質問し直したほうが良いのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
塩析ですから、重曹とか食塩等の中性に近い過炭酸ナトリウムのようには
酸化的作用を持たない中性塩の添加でも同じ現象が起こるのであれば、
わかりやすい説明として、中身はあっていると思います。
(過炭酸ナトリウムの酸化性を排除した結果がポリマーの塩析の裏付けになります。
つまりPVA骨格には化学的な変化を伴う反応はなかったということです)
ありがとうございます。
化学的素養が無いので、すぐには理解できない内容でしたが、
さんざん考えて、以下の解釈を得ました。
これであってますでしょうか。
スーパーボールを作る実験は中性塩で塩析する。
→ 中性塩なので酸化的作用ではない、だからこの作用は塩析といえる。
→ 過炭酸ナトリウムで、塩析のスーパーボール実験と同じ現象が起きるのであれば、
これも酸化的作用ではなく、塩析であるといえる。
よろしくお願いします。
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ありがとうございます。
化学的素養が無いので、すぐには理解できない内容でしたが、
さんざん考えて、以下の解釈を得ました。
これであってますでしょうか。
スーパーボールを作る実験は中性塩で塩析する。
→ 中性塩なので酸化的作用ではない、だからこの作用は塩析といえる。
→ 過炭酸ナトリウムで、塩析のスーパーボール実験と同じ現象が起きるのであれば、
これも酸化的作用ではなく、塩析であるといえる。
よろしくお願いします。
すみません、「教えて!goo」への書き込みが初めてなので、要領がわかっておらず、回答者への返信のつもりが、質問への補足欄に投稿してしまいました。
上記の文は後で同じ文を、回答者様あてに返信したいと思います。
実験は他にも
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)と
こんにゃく水(水酸化カルシウム)と
石けん水(脂肪酸ナトリウム)とでも行ってみたのですが、
こちらはスーパーボール状になったり、水分と固形物に分離したりしませんでした。
次亜塩素酸ナトリウムはNaClOとのことで、Hが見当たらないので中性塩?
水酸化カルシウムはCa(OH)2とのことで、塩基正塩であってますでしょうか。
脂肪酸ナトリウムは脂肪酸(弱酸)と水酸化ナトリウム(強アルカリ)と分かり、
塩基性と分かりましたが、中性塩かどうかは分かりませんでした。
次亜塩素酸ナトリウムが中性塩だとすると、
「中性塩だと塩析」って言い切れないし、どう自由研究をまとめれば良いのやら、頭を抱えています。