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門脈にはどのような血液が流れていますか??
また、このことから飲み薬と坐薬の効能機序について教えてください。

A 回答 (2件)

門脈は、脾静脈、上腸管膜静脈、下腸管膜静脈が集まったものです。

つまり、腸管から吸収した栄養を多く含む血液が流れます。

飲み薬は、当然消化管から吸収されるので、成分は上腸管膜静脈などから門脈へ流れます。門脈は肝臓(代謝や解毒を行う臓器ですね)へ流れ込みますので、薬の成分は肝臓で代謝されることになります。飲み薬の成分の一部は、標的臓器へたどり着くまでに違う物質になってしまうのです。(最近はこれを生かして、代謝前の物質を飲み薬にしたものもあるようです。)
一方で坐薬は直腸から吸収されますね。直腸の静脈は(たしか)下直腸静脈で、これは下大静脈に流れ込み、心臓から全身に送られるため、代謝されることなく標的臓器につくことが出来ます。
ちなみに坐薬を奥までいれてしまうと下腸管膜静脈の領域に達してしまうため、成分が肝代謝されてしまい、効き目が弱まることがあります。

こんな感じでよろしいでしょうか??
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質問からすると、解剖学を習った方かとお見受けいたしました。


門脈についての解剖学的特徴を思い出してください。
下流は、肝臓で終わるわけですが、
始まりは、胃から、S状結腸までの消化管(直腸の定義が、解剖学と医学で違うのですが、細かいことは抜きにします。)、膵、脾です。
内服薬は、基本的に、小腸で吸収されます。当然、肝臓を通過し、一部(あるいは、殆ど)は、代謝されます。直腸からの吸収では、肝臓を通らず、target organ に届きます。
そこから、考察してみてください。
ユーエフティなんか、考察すると面白いか見知れません。
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