
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
私は以下のようにイメージしていました。
自分が2次元に住んでいると思ってください。
次にその2次元がたとえば風船のように丸く閉じていると考えてください。
そうすると自分の住んでいる世界には果てはないけど
有限な世界が出来上がります。そういう宇宙も考えられます。
もしかしたら浮き輪のような形かも知れません。
いろんな形が考えられると思います。
でも、宇宙はすごい速さ広がっているます
(宇宙の端があって、その先に余分な空間があって、そこに向かって
先に伸びているというよりは
風船が膨らむように全体が広がっているというイメージです)。
そして、自分を中心にして見ると自分から遠いところほど速く離れていきます
(ゴムひもを1点固定して伸ばすと、その点から離れた点ほど
遠くへ伸びる。つまり、同じ時間でも遠いところほど速く遠ざかっている。
そういうイメージです。)
そうすると、しまいには光より速く遠ざかる部分が出てきて
光がやってこれなくなります。というわけで
自分から遠く離れたところの様子を知ることができません。
宇宙はどんな形をしているのでしょうか?
是非知りたいものです。
ありがとうお座居ます。
motsuanさんの回答を読んでいて思い出したんですが、「宇宙の果てを観測していると自分の後姿が見える」と何かで読んだ気がします。確かにマゼラン隊は地球を一周できましたね。3次元に戻すと想像は出来ないけど、大変面白い話しですね。
motsuanさんは説明が上手ですね、あなたのような人が理科の先生だと理科好きの子供も増えるんでしょうね。
No.8
- 回答日時:
知人が高校生だった頃の先生に、
「こんなのは問題外の外だ!」
と、生徒を怒鳴りつけ、生徒の脳みそを内部からねじるという恐ろしい方がいらっしゃったそうです。(ちなみに同教諭には「そんなことは常識以前の前だろうが」という技もあり、これを言われると時間意識が無限小に折りたたまれて痛い、とのことでした。)
冗談はさておき、「宇宙は無限か、有限か」というのは、実は哲学の方でも古来問題にされてきたことです。特に、カントの言う「二律背反」の例として、これは有名です。
「宇宙は時間的・空間的に無限である」
「宇宙は時間的・空間的に有限である」
これらのように、相対立し両立し得ない命題が同じ程度の正しさで主張されうるという状態、これが二律背反です。
カントは、理性をその限界を超えて行使するとこういう事態になる、としています。で、その理性の限界内というのは、「経験可能な範囲」です。言い換えれば「観察可能な範囲」ですね。するとカント流に言えば、「宇宙の外」を考える作業は「理性の限界を超えた」作業となりましょう。
「宇宙の外? んなもん、考えたらあかん。あたま、パァになるで。」…つまり、結論はdeagleさんの言われた通り、「考えてはいけない」になります。
ちょっと切り口を変えましょう。
えー、これも懐古談から入りますが、院時代の先輩に、某学会で「アナクシメネスの宇宙は単数か複数か」という論題の発表をした人がいました。秋も半ばの、うららかな昼下がり、閑散とした大教室にて、その朗々たる発表は何人にも抗しがたい圧倒的な睡眠誘導力を発揮したのでした。爆睡のオーラ…ホイミの呪文…負けました。
えと…「宇宙は単数か複数か」…です。
もし仮に、互いに区別することのできる「宇宙」が複数あるとすれば、その場合は「宇宙は外を持つ」と議論することができるでしょう。SFでよくある「パラレル宇宙」もこれのバリエーションかもしれません。でも…
「その宇宙、全部まとめて宇宙やんけ。ちゃうか?」
というツッコミは秘孔を突くことになるでしょう。ひでぶ。
ということは、「やっぱり宇宙はどこまで行っても宇宙、たとえ考えることができなくても、ぜーんぶ宇宙」ということになろうかと思います。
だから、「宇宙に外なんかない」…という結論。
ああ…。科学の部屋で、場違いな観念的論理をもてあそんでしまいました。すいません。
ありがとう御座います。
哲学の話しですか・・・。カント・・・。昔、ナントカントという漫才コンビがいたような、いないような・・・。ごめんなさいこんなコメントしか思い浮かびません。(高校の哲学はお情けでパスさせてもらいました)
本当に皆さんたくさんの回答&アドバイスありがとう御座いました。
どうも僕の脳みその小さなCPUで解析できた結果は
「今のところ宇宙の果ては誰にもわからないが、大きく分けて3つの考え方がある。
1.宇宙(空間)は3次元的に平行線が成り立ち、観測こそ
出来ないものの、無限に広がっている。膨張する宇宙と
は物質の存在する領域のことである。
2.宇宙(空間)は球面のように閉じていて3次元的は2線
はどこかで交差する可能性がある。(浮き輪上の時はそ
の限りでは無い)膨張する宇宙とは空間そのものである。
3.そう言うことを考えているひまがあったら仕事をしろ!
今は、上司の意見である3に従うべきである」
というものでした。
本当にずぶのシロートに丁寧な解説ありがとうございました。またシロート質問をしても馬鹿にしないでお付き合いください。 rihei
No.7
- 回答日時:
再びringo2001です。
>球面の内部しか無い空間が膨張して外へ膨れていく・・・・?
>ムツカシイイイイ
ええと、もしかしたら誤解されているかもしれませんが、よくある膨張のイメージ図での球面の内部(球の内部)が空間ではありません。球面(球の表面)が空間です。3次元空間の形をイメージできないので、便宜上2次元のモデルで説明しているのです。ですから、「外」へ膨らんでいるという表現もあまりよくありません。そう言ってしまった時点ですでに大きな空間(3次元よりも次元の高い空間)の中に宇宙があると言っているようなものです。
逆に空間がそのままで、実は内部の物質が小さくなると考えたらどうでしょうか?
そんなことも考えたことがあります。
No.6
- 回答日時:
高校生のころ、天文部だった私は、こういうことを研究してみたい!と考えていて、物理を志望しようとしたことがありました。
昔々のお話しです。さて、他のかたも書いていらっしゃいますが、この「宇宙の外側」問題には現在のところ解答がありません。いつの日か、解明されるはず、と信じていますが、おそらく私の寿命よりは先の話でしょう。
そこで、それまでの間は、次のように考えましょう。「宇宙の外側は私の頭の中にある。どう考えるかは私の自由!!」いかがです、わくわくしませんか?SFといっしょですよね。人それぞれでいいと思います。もしかしたら当たっているかもしれません。
私は、こう考えています。宇宙の外には、この宇宙を支配する法則とは異なる法則によって成り立つなにかがある。人類が、この宇宙を解明しつくしてしまってもがっかりすることはなく、外にはまだまだ未開の沃野(荒野かも)が広がっている。
そんな日はいつかやってくるのでしょうか。
ありがとう御座います
子供のころ「時間はいつ始まったんだろう」と悩んだことはありませんでしたか?終わりは気になりませんでしたが、始まりの前には何があったのかすごく悩んだ記憶があります。でもこういったことは悩まずに、気楽に楽しんだ方がどうやら特のようですね。
No.5
- 回答日時:
どこまでが宇宙かの定義はいっぱいあります。
いろいろな考え方があって、外側も、有るとも、無いともいえる。
多くの人は、こう考えています。
遠くの銀河が、どんどん遠ざかっている。遠ければ遠いほど速く。
だから・・・宇宙は膨張しているのだろう。
だから・・・はじめは、一カ所にまとまっていて、ある時、大爆発した?
だったら・・・今頃は、この位の大きさに成っていることでしょう。
でも、本当のことは?わかりません。
宇宙の果てまで届く、たった一つのものは、私たちの想像力です。
ありがとう御座います
宇宙の果てでも「今日のオカズは何にしようか」迷ってる主婦がいるのかと想像するのも楽しいですね。想像は自由ですね
No.4
- 回答日時:
あらかじめ言いますが、シロートです。
私も小さい頃から、そう言うことを考えるのが好きなんですが、まず宇宙が広がっているというのは「空間」のことだと思います。そして、その外側という概念は考えることができないんだと思います。「空間それ自体」がなにかのもっと大きな空間の中にあるのではなくて、自己完結した存在だと、私はそう思っています。
よく3次元球の表面で、閉じた2次元空間が膨張するようなイメージ図で説明されることがありますが、その図を見ている私たちは、その図の外に存在していて、球面が広がる様子を見ています。それで、宇宙の膨張する感じをなんとか考えようとするときに、頭の中で、なにか宇宙の「外側」から宇宙を眺めようとしてしまいがちです。だけど、本当は内部しかないんです。
No.2
- 回答日時:
えとですね。
宇宙の外側には宇宙があります。
宇宙の壁というのは、別にコンクリートとか石膏で出来たような行き止まりがあるのではなく、「ドップラー効果の限界によって一切の観察が不能になる距離」のことをいうのです。
ですから、当然、宇宙の壁の向こうにはまた宇宙があり、宇宙の壁付近にある星はどんどん、膨張によって外へ押し出されています。
しかし、現在のパラダイムには、「見えないものは存在しない」と考える暗黙のルールがあります。これは、数多くの科学者がめちゃくちゃな理論を唱えないように設けられた「妥協的な」理論です。これに従うと、「宇宙の外側は何もない」となるわけです。(もっとも、この理論について「無とは何か」を説く人ってのがいてなかなか面倒なんですが(^_^;)
ですから、riheiさんの質問の答えは、「考えてはいけない」ということになります(笑)
ありがとう御座います
>riheiさんの質問の答えは、「考えてはいけない」ということになります(笑)
とは妙に説得力がありますね、仕事中はそうします。
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