
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>カトリックはマリアも崇拝しているようですが
これは誤りです。
カトリックでも聖母マリアを崇拝する事は禁止されています。
トリエントの公会議にて、
「神には崇拝を、三位一体(キリストの事)には礼拝を、聖人には崇敬を聖母マリアには超崇敬を行う」と規定しています。
つまり、聖母マリアは、特別な敬意の対象であって、崇拝の対象ではないのです。
カトリックでは、聖母マリアを敬意の対象として祈るのにたいし、プロテスタントの多くは、神への崇拝をカトリックよりも重視するために、質問者のような誤解を生じるのです。
聖母マリアを全く崇敬の対象としないのは、ネストリウス派(アッシリア教会)です。
ほとんど対象としてみない教派には、単性派教会(コプト教、アルメニア教会、エチオピア教会、ヤコブ派教会)があります。
>十字架にキリストの像を入れないのですか。
信仰の対象としてのキリスト像は、カトリック・プロテスタント共に禁止です。
キリスト教において、十字架は、信仰の対象ではなく、神のいる方向を示す目印にしかすぎません。
神は、世界に普遍的に存在していますが、キリストが十字架に掛けられて神の下に行かれたため、キリストの昇天した十字架を神の下へ通じる道であるとして、十字架の方向に向かって神に拝むのです。
十字架は、神のいる方向を単に示すだけのものですから、そこにキリストの像が有るほうが良いのか、必要ないのかは、各教会や司祭などの考え方によります。
礼拝・信仰の対象外のアクセサリーとしてならば、ほとんどの教会で問題にならないはずです。
ただし、十字架の方向に向かって拝む、ましてそこにキリストの像が有る場合、外からは、あたかも偶像崇拝に見えてしまう事は否定できません。
No.3
- 回答日時:
聖書の言葉からイエスを信じてますね。
だから十字架とか像は見ないです。ただ聖霊というのがマリア様に見えてるのかもしれない。崇拝してはいけないというより必要はないという感じ、僕達は聖書を中心にして物事を解釈しますが、カトリックの方は神秘主義というのかな
。プトテスタントから見ればなぞです。
まあ最終的にイエスを信じればそれでいいのでは?と思う
どちらが間違い、正しいと言うより救われた事を感謝するなら批判している気持ちはないですね
それぞれ救われ方とそして持ち場があり、本当に相手を尊敬しあった時に神様はもっと強くなれるのではないでしょうか?
No.2
- 回答日時:
プロテスタントは、もともとカトリック派(ローマ教皇庁)に反発して分裂していった結果、個々に成立していきました。
現在のキリスト教は三つの大きな流れがあると思ってください。
・1つが、日本でキリスト教と言って一番イメージされるのが、バチカン(ローマ教皇庁)を中心に纏まっているカトリック派。
こちらは、ローマ教皇がペテロの後継者であり、全ての教会の頂点に立つという主張をしています。
・2つ目が、正教会派です。この派は、初期の段階でカトリック派(ローマ教会)と主導権争い(ローマ教会が頂点ではなく、全ての教会は平等と主張など)をしていましたが、1054年の「大シスマ」によってお互いを「破門し合う」という所にまで対立が深まりました。
その後も東西教会という形で、統合を目指したり対立を深めたりを繰り返し現在にいたります。
(東が正教会、西がカトリックを指します)
ギリシア正教会・ロシア正教会など、地域的に細かな差がありますが、大枠では一定の教義・原則に従っています。
・3つ目が、プロテスタント派です。こちらは、近世においてカトリックに反発した「宗教改革」で生まれたと、日本では一般的な認識ですね。
個人的には「宗教改革」というのは語弊があり、「宗教分裂」と言うべきだと思ってます。(まぁ、改革意識があったのは事実でしょうが)
つまり、「プロテスタント」というのは、一つの纏まりを持った教派・教団では無いんです。
言ってしまえば、16世紀移行にカトリックに反発して分離した教団・宗派と、その後に再分裂した教団・教派に対する(カトリック・正教会と差別するための)呼称と言って良いかと思います。
つまり、教団・宗派ごとに教義があり、一括りに「プロテスタント派」とする事は出来ません。
(まぁ、カトリック派や正教会派に対抗する時には、ゆるい連合をする事もありますが、普段は個々別々に活動しています。もちろん、お互いに争うこともあります)
>●キリスト教にはカトリックとプロテスタントがあり、カトリックはマリアも崇拝しているようですが、プロテスタントではマリアを崇拝してはいけないのですか。(マリアが描かれている絵画は結構多いと思いますが)
上記で、プロテスタントに大枠な教義・典礼は無いと書きましたが、それでも一定の特徴みたいなモノは存在します。
その一つが、「聖書主義」とも言える立場です。
聖書を重視した考え方ですので、当然、偶像崇拝を禁止したり否定的になります。
また、聖書を通して神・救い主としてのイエス・キリストを信仰する事に重きを置きます。
よって、多くのプロテスタント派では「聖母マリアは、イエスの母としては重要であるが、信仰の対象としては重要でない」という立場が多くなります。
絵画に聖母マリアが描かれる理由ですが、「聖書の物語の再現」という意味合いが強いと思います。
>●またプロテスタントでは、十字架にキリストの像を入れないのですか。
これも、上記と同じ理由(偶像崇拝の禁止・否定)の現れとして、多くの宗派ではキリストの像を飾ったり身につけたりはしません。
また、同じ理由で教会の外観もシンプルでスッキリしたモノが多いです。
まぁ、日本の教会で外見に十字架やマリア像などが飾ってあればカトリック派の教会、教会の看板だけで建物や庭がシンプルならプロテスタント派の教会という場合が多いです。
No.1
- 回答日時:
神以外を崇拝してはならないという掟がありますので、マリアを崇拝することは禁止されています。
が、神を生んだ人間としては敬われています。
何故マリアを信仰してはいけないのかというと女神崇拝になってしまうから。
キリスト教は布教の際に各地にあった女神崇拝を悪魔崇拝だと塗り替える戦略をしました。
だから女神崇拝を復活させるようなマリア崇拝は断じて許さなかったわけです。
プロテスタントはカトリックが十字架に死体を乗せたものを拝んでいることを偶像崇拝であると厳しく批判しました。
偶像崇拝はプロテスタントではしません。
十戒でも禁止絶対禁止になっています。
しかし、カトリック側は十字架を偶像として拝んでいないと主張しています。
プロテスタントは十字も切らないようです。
でも教会には十字架がある。
あくまでシンボルであり、それを偶像として拝んでいるのではないそうです。
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