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 最近Linuxのことをよく耳にします。IBM等一流企業でもLinux市場に注力しているようですよね。
 それで、大変に素人な質問なのですが、企業や個人にとってLinuxOSを導入するメリットというのは、コスト以外の部分ではどんなことがあるのでしょうか?WinやMacと比較して、OSとしてはどんな特徴があるのでしょうか?
 「例えばこんなことがあるよ」的な断片的なことでも何でも構いませんので、教えてください。

A 回答 (5件)

企業で大規模に使った経験はないので、パーソナルユースの部類ですが・・・


Winな人から見たら想像を絶する安定性でしょうかね。
W2Kもはるかにしのぎます。巨大な文書を作成してもスピードが落ちたり、システムが落ちたりしないです。
悪ふざけにやってみたんですけど、W9xや2Kで、ソリティアやフリーセルなどのトランプゲームのウィンドウを開けるだけひらいてみてください。私のノート機(VaioNoteN505,128MB)は20数個でどちらも固まりました。
このマシンに入れたLinux では、100個のフリーセルウィンドウを開いてもゲームできました。
また、仕事で膨大なテキスト文書の打ち込みをやるんですけど、W98はしょっちゅう落ちて仕事になりません。W2Kは比較的落ちないけど、数回落としてます。Linuxはまだ一度も落ちてません。
また、こうして打ち込んだテキストをワードなんかで整形するとものすごく時間がかかるけど、(数万文字程度)Linuxでも時間はかかるけど、Winから見るとウソみたいに早くできます。

あと、やってみるまで判らなかったのが、Linuxででてくるディレクトリ構造の書き方、ホームページを作る時のHTMLと同じなんですよね。
まあ、コマンドとかは違うけど。おかげでマイHPを作るときにおおいに役立ちました。(^^)

あと画像処理、特にフォトレタッチは、すごく軽いです。
Winでフォトショップやフォトデラックスなんかで高解像度の写真の色を変えり、モザイクや特殊効果をするような操作もスイスイです。

まあ、私のわずかな経験でもこれくらいのことはいえます。
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この回答へのお礼

素早いご回答をありがとうございました。とても分かりやすいご説明でした。

お礼日時:2001/02/05 19:26

先の回答とかぶるのですが、、、


しばらく前に我が家がフレッツISDNになったので、自宅のパソコンでWebサイトを立ち上げて公開しています。

ファイアーウォール用とWeb用の2台のLinuxマシンが2ヶ月以上動きっぱなしです。
こういうことをするためのサーバーソフトが充実していることもありがたいです。

そういうソフトの情報が多く出回っているので、調べれば調べるほど仕組みがよくわかるというのもWinとの大きな違いと思います。WinはGUIに隠れた部分でなにが行われているのかわからない部分が多いように思います。(僕の不勉強のせいかもしれませんが。)

最近Web Proxyサーバーをインストールして使ってますが、こんなに快適なものはないです。早く使っとけば良かった。

デスクトップ環境はWin2000のほうが圧倒的に使いやすいと思うけど。あと、やっぱ慣れないと難しいというのも難点。
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この回答へのお礼

> WinはGUIに隠れた部分でなにが行われているのかわからない
なるほどそう言われるとそうですよね(と、頷いてみるほどの知識はないんですが)。でもやっぱりWinのGUIは使いやすいですよね。

お礼日時:2001/02/05 19:32

・最大のメリットオープンソースである事。




MS IISは 非オープンソースの為セキュリティホールが発見されても、修正モジュールの配布が遅い(特に日本語用修正モジュール)、MSの対応を待つしかない。

Apacheはオープンソースなので、比較的早期に修正モジュールが配布される、スキルがあれば自分で修正できる。

後はこんな感じ。
・UNIX ライクである。
・高価なハードウェアでなくてもそれなりに動作する。
・Windowsに比べて安定性が高い。
・お金を掛けずに、InternetGateway(ファイヤーウォール等)を構築できる。
・セキュリティを詳細に設定できる。
・標準化されたネットワーク技術を利用できる。
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この回答へのお礼

多角的な説明をありがとうございます。でもみなさんのご回答を読んで、やっぱりちょっと玄人向けのプラットフォームではあるみたいですね。

お礼日時:2001/02/05 20:02

正確じゃないですが、私の印象をざっくりと書きますと、



・Win/Macは、どちらかというと個人向け
・Linuxは、どちらかというとサーバ向け(複数の人間で共有する)

です。

もともとはWinやMacは、一人の人間が一台のパーソナルコンピュータを
独占して使うという使い方を想定して作られており、
Linux(というか元になっているUNIX)は、高価な一台のコンピュータを
複数の人間で共有するという目的で作られています。

なので、WinやMacでは個人の使いやすさを追求する進化をしていて、
そういう意味でグラフィカルなユーザインタフェースが発達しているのだと思います。
対照的に、UNIXではある程度のスキルがある人間が使うという前提なため、
今でこそグラフィカルなインタフェースがあたりまえですが、どちらかというと
初心者にはとっつきづらいです。
なにより、複数の人間が使うという目的であったため、複数のプログラムを
同時に動かすような処理に長けており、サーバ用途に発達してきました。

しかし、どうしてもUNIXを自分で自由に使いたいというマニアな人達の
努力により、いわゆるパソコンで使えるUNIXクローンとして登場し、
ひろまったのがLinuxなわけです。
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さらに付け加えますと、



UNIXは、もともとサーバ用途であると述べましたが、数年前はサーバといえば
UNIXの動作する高価なワークステーションなる高性能なコンピュータでした。
(そのさらに前は、メインフレームと呼ばれるさらに高価な汎用コンピュータ
でした。銀行などでは今でも現役ですが。)
ところがそこにパソコンをサーバとして使えるようにできるWindowsNTが
登場し、高価なマシン、高価なOSであるUNIXは一般の企業向けのサーバとしては
下火になっていったのです。

が、ここ数年で、ほとんどUNIXの良いところを受け継いでいるLinuxが
流行り始め、やっぱりサーバにはUNIX(Linux)だろう、というように
見直されてきたのだと思います。
もともとサーバとして作られているOSのクローンですから、
Linuxもサーバ業務は得意です。
実際、WindowsNTよりも、その手の業務をそつなくこなします。

また、オープンソースで、ほとんど実費のみのタダ同然で手に入るわけで、
Linuxを動かすマシンもパソコンであり、ソフトもハードも安価に
サーバを構築できるわけです。

しかし、いくらオープンソースで、誰でもが修正をいれられるといっても、
そんなそんな識者がいるわけではありません。
自社でいちからLinuxのわかる技術者を育てていたのでは、
それこそお金がかかって本末転倒です。

で、IBMのような大きな企業が、OSはタダでいいから、サポートで面倒みてあげるよ、、
というように商売をはじめたのだと思います。
Linuxをキーにして、顧客が業務で使用するコンピュータ環境を、
マシン、OS、その上で動作するアプリケーション、さらにはそれらの
サポートサービス、、と、すべてを一手にひきうける、、
いわゆるソリューションビジネスですね。。

OS自体はタダですから、売り手の儲けにはなりません。
それに付随する商品で利益を得ているわけです。

Linux以外にもフリーなUNIXクローンはあり、たとえばFreeBSDなどもそうです。
そういう意味では、FreeBSDでも同じような商売ができそうなものですが、
どうしてLinuxが流行ったのか?

たくさんのLinuxで動作するアプリケーションも魅力なのでしょうが、
鶏が先なのか、卵が先なのか、私もわかりません。。。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。Linuxが出てきた流れを解説していただいて分かりやすかったです。ただ、いかんせんサーバ管理は未経験(今後も予定はなし)なので、実感としてはなかなか掴めないですけどね。概論は理解しました(たぶん)。ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/08 21:13

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