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家に「勲五等双光旭日章」があります。明治時代に貰ったものらしいのです。これは結構大量に出回っているものなのでしょうか?ネットオークションでは安値で売りに出されているのですが・・・。

A 回答 (3件)

1. 勲五等双光旭日章という物品そのものは、売りに出して高値がつくようなものではありません。

売ってお金になる勲章は「勲一等旭日大綬章」や「功一級金鵄勲章」のような「大将や大臣クラスでないと貰えない勲章」で、勲章全体のごく一部です。ご先祖を偲ぶ品物として大事に保管しましょう。
そもそも「他人が貰った勲章」を買う人の心理と言うのが私には分りませんが・・・

2. 一方、「勲五等双光旭日章」を明治時代に受勲するのは決して容易なことではありませんでした。明治時代の日本は、民間部門が今から見れば未発達で、極端に言えば「支配される農民と支配する役人」で成り立っていた国家です。ご先祖は、それなりの地位に上った役人であったことは間違いありません。

私の先祖には、明治時代に武士から役人になった人が二人ほどいます。既に事績(どんな役所でどんな地位にあったか)は失われ、それぞれ勲七等、勲八等の勲章を得ていたことだけが記録されています。伝え聞く所では、江戸時代の末に生まれ、役人を停年まで勤め上げ、勲八等**章を受勲した先祖(私の曽祖父)は、恩給を貰ってちゃんとした生活を送っていたようです。

ですので、質問者様のご先祖は「それなりの地位に上った役人」であったと考えて良いと思います。「具体的にどの程度の地位であれば勲五等」というのは示せませんが…

「戦死されたりした場合にもらえましたので、誰か日清・日露戦争等で戦死された方はいませんか」
戦死しても、それだけでは叙勲の対象にはならなかった筈です。なお、勲五等は軍人であれば大尉くらいの人が受ける勲位です。
(普通の役人=文官より、軍人=武官の方が、勲章や位階では優遇されえていました)

また、その勲五等双光旭日章を受けた方は墓石にその旨刻まれていないのですか?位階勲等を持つ人は、死後に墓石に位階勲等が刻まれます。軍人であれば、最終階級も刻むのが普通だったようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。色々調べたのですが、先祖はトンネルの開通などのインフラ整備、学校の補修などを私財を投じて行っていたようです。また、廃藩置県後の初代県議員になった。と地元発行の人物史に書いてありました。なかなかえらかったようですね。なんだかうれしく思います。

お礼日時:2008/01/20 16:24

戦死されたりした場合にもらえましたので、誰か日清・日露戦争等で戦死された方はいませんか。


それと軍人や高級官吏を長く務めて、ある程度の地位になればもらえました。(軍人のほうが戦争の功績でもらえたりして有利でしたが。)
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 旭日章は、



    「国家または公共に対し功労がある者の内、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者」

 と瑞宝章よりも授与対象が狭く、それなりにちゃんとした功績が無いと授与されません。(瑞宝章は長く公務員を務めると貰えます。)

 ご先祖様は、立派なお仕事を成された方だと、誇りに思っても宜しいかと思います。
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