あなたの習慣について教えてください!!

駐車場を広げることを考えており、向かって左壁が隣地との境界を兼ねた高さ160cm、奥行き450cm程の土留めになっています。出来てから30年近くになるため上部が多少はらんできており業者さんに相談したところ、この機会に狭い駐車場を広げてしまいましょう、という話が出て、左壁を作り直すのはもちろん奥行きを200cm位足し、現在180cm程の幅も右に50cm位広げるって案(図面待ち)なのですが、いかがなものでしょうか?

心配なのは土留めを作り直したり拡張することによってお隣さんの家が沈下しないかってことです(自宅もですが)。

ちなみに自宅は隣地の建物と同じ高さに建っており、駐車場の右壁の一部が土留め兼階段になっています。また駐車場の奥行きを650cm程にするとその400cm位先には高さ5メートル程の土留めが横たわっています。

説明がへたくそで申し訳ありませんが、要は地面から高さ160cm程のところに並んで家が建っており、その真ん中にある窪んだ駐車場を広げようと考えており、その後ろには5メートルくらいの土留めがそびえているとでも書けばいいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 一口に土留め擁壁といってもいろいろな形式があります。

石積(またはブロック積)から重力式、L型など様々です。
 現在の擁壁が石積であるなら撤去・再施工はそれほど難しくはないです。ただし、その場合擁壁の天端から建物までの離隔が十分にあることが条件です。
 現状の構造物を撤去した後、その掘削面から1:0.5で立ち上げた斜面の上端部が、建物から50~100cmほど離れていればまず問題はないでしょう。それで崩れるような地盤であれば、すでに建物自体が沈下しています。
 十分な離隔がない場合は、何らかの補助工法が必要と思われます。ただし、十分な調査を行わすに薬液注入などを行うと、逆に地盤が隆起して建物が傾斜する恐れがあるので注意が必要です。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただいておりありがとうございます!
せっかく専門家の方にご回答いただいたのに説明不足がありました。隣地との土留めである左壁を含め、駐車場を囲う壁は全て垂直のブロック積みです。中古で購入した物件ですので土留めの基礎の詳細はわかりませんが、駐車場の床はコンクリートなのかモルタルなのかわかりませんが敷いてあります。
なお左壁の天端から隣地の建物までは100cm近くはあると思いますが、これでは掘削面から1:0.5で立ち上げた斜面の上端部という条件には不適合でしょうか?(すいません、よくわかりません)
そして見積りに来ていただいた業者さんはこれくらいの規模なら役所に言う必要はないということでしたが、隣地がメインで絡むだけに役所に相談だけでもしたほうがいいでしょうか?
ちなみにこちらの都合で駐車場を広げる予定なので、隣地との土留め費用は当然というかこちらで負担します。

お礼日時:2008/01/25 20:16

>なお左壁の天端から隣地の建物までは100cm近くはあると思いますが、これでは掘削面から1:0.5で立ち上げた斜面の上端部という条件には不適合でしょうか?(すいません、よくわかりません)



 1:0.5の傾斜というのは、掘削を行う際にその立ち上がり面の安定勾配をいいます。斜面の垂直高さと水平幅の比率が1:0.5ということです。
 擁壁の高さが1.60mならば、上記の勾配を確保すると、水平幅で0.80m必要となります。
 通常、宅地擁壁の場合、最低でも0.35mは根入れ(地上面から基礎までの深さ)が必要ですから、地上高さで1.60mならば、擁壁本体の高さは2.00m程になります。そうなると、掘削時の水平幅は1.00mとなり、これに擁壁本体の幅を加えた分が影響幅となります。
 建物の基礎と影響幅の間にもある程度の余裕が必要になりますから、お話の状態だとほとんど余裕が無いように思われます。

>駐車場を囲う壁は全て垂直のブロック積みです。

 これがよく分かりませんが、通常のブロック積みだと1:0.3~1:0.5程度の前面傾斜が付けられています。ブロック積み擁壁というのは、コンクリートブロックの自重を背面土砂に傾斜させることで土留めを行う形式の擁壁なので、前面勾配を与える必要があります。
 ブロック積みでも垂直に積み上げるタイプはありますが、ブロックが大型で自重の大きいものを使う必要があります。一般的な積みブロックでは出来ません。
 もし、現在使われているブロックが擁壁用の物でなく、塀などに使われるタイプだとすると、本来の使い方ではありません。構造的に問題がありますので、早急に作り替える必要があります。

 現状の擁壁と建物との間に余裕がない場合、その部分に仮設の土留めを設置する必要があります。そのようなケースだと自立式の鋼矢板とするしかないかと思いますが、そのためには事前の地盤調査を行い、必要な矢板の根入れ長を算定しなければなりません。下の方の地盤に玉石などがあったり、屋根の軒が大きく張り出したりしている場合は、矢板の打設自体が出来ません。もちろん、水道や下水などの宅内配管がある場合は、それらの移設も考慮しなければなりません。

 地盤調査の方法としては、ボーリングよりもスウェーデン式サウンディングの方が安価で結果も早く出ます。矢板の根入れ長はN値というのが判ればよいし、擁壁などの構造物を作る際に必要な地耐力も推定できます。
 設置する擁壁は、本来ならばL型擁壁が安定性が高くてよいのですが、そのためには擁壁の底版幅以上の幅を掘削する必要があるので、現状では無理でしょう。そうなると、ブロック積みか逆L型擁壁とするしかないかと思います。地上高さが2m以下であれば建築確認も必要ないので、逆L型にして底版を駐車場の床にすればよいかとおもます。
 逆L型擁壁は、農業土木用のL型水路が流用できるかも知れません。本来なら宅地造成用の大臣認定は受けていないのですが、建築確認を必要としない構造物となるようなので、使えないことは無いでしょう。

http://www.landes.co.jp/products/suiro/lgata/lga …
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