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犯罪歴を知るには、市町村や警察署にある犯罪人リストがあるようですが、これは一般の人は見ることが出来ないんですよね。身辺調査等を行う会社は、個人の犯罪歴の有無など、どのように調べるのでしょう?調査会社はリストを閲覧できるのですか?

A 回答 (2件)

犯歴簿は本籍地の市町村と検察庁にあります。


市町村の犯歴簿は、執行猶予が終了、罰金刑なら5年、禁固以上の刑なら刑の終了後10年間、罰金以上の刑に処せられなければ、抹消されます。
検察庁の犯歴簿の記録はいつまで経っても抹消されません。
どちらも、特定の人しか見ることが出来ません。
調査会社も閲覧できないし、開示を請求しても拒否されます。

では、犯罪歴の有無をどのように調べているのか?
まず、大手の調査会社は、新聞等の報道データーを保存しており、そこから検索します。
ネットを使い氏名などの情報を検索することもあります。
次に、周辺に聞き込みに行きます。会社、取引先等も聞き込み対象です。
本人に犯罪歴の有無を確認する場合もあります。

では、これらの情報を依頼者に開示するかというと、別の問題があります。通常はプライバシー(基本的人権)保護の対象になるので、きちんととした会社なら依頼者には開示しません。

よく勘違いがあるので補足しておきますが
個人情報保護法とプライバシー保護とは別の物です。
個人情報保護法は情報管理者の、適正な情報収集と利用、管理を定めた法律で、全てのプライバシー保護を対象とはしていません。
民間人が、犯罪歴などのプライバシーを(事実であっても)公にした場合は、名誉毀損罪の対象となります。(プライバシー保護法がないため)
 
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/29 18:59

興信所には、警察OB等や又繋がりのある人間がいて、それなりの相談料で動いているかと思われます。


市町村に関しても全く公開してくれませんし、市町村の場合は5年か10年今どうなったか忘れましたが、消えます。
犯歴があると古物などの免許が取れなくなったり警備員等が出来なくなったりしますが、これはこの時だけ市町村が開示するようになっています。
しかし、警視庁のリストに関しては門外されてはなりません。
これは、そうなっています。
今、個人情報どうのこうのという前からかなり秘密にされているものです。

犯罪にもよりますが、仮に刑務所へ行ってその後真面目になったとしてもこれがもれれば、その人の人生は破綻してしまいます。

なので、良く平気で調べます素行みたいな事をやっていますが、法が曖昧なのです。
興信所によってはそうした事はよっぽどの深刻な理由が無い限り人道的にお断りと言ったところもありますが、詐称を正すと言う事で堂々と行なわれているところがあるのが現状です。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/29 18:59

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