あなたの習慣について教えてください!!

テレビを見ているとよく、服などの表面が虹色がかるのが気になっていました。
最近それが、クロスカラーという現象だと聞いたのですが、これは最近の液晶やプラズマのような薄型テレビでもでるのでしょうか?

A 回答 (1件)

ハイ、残念ながら多少は近年の液晶やプラズマでも出てしまいます。



クロスカラーの発生する要因は複数あり、従来のアナログ放送ではY/C分離回路の性能に大きく
左右される面がありました。正確にY(輝度信号)とC(色信号)が分離できなければ、双方に互いの
信号が混じり合い、それがクロスカラーやドット妨害の原因になりました。

近代では三次元のデジタルY/C分離が導入されるなど、高性能なY/C分離が可能となりました
が完璧ではありません。アナログ放送を見る場合には今でもクロスカラーを目にすることが可能です。

次に、デジタル放送の場合です。デジタル放送では演算による完全なY/C分離が可能です。
しかしテレビカメラで撮影するときにクロスカラーが発生するんです。
特にカメラの世界では偽色やモアレと表現することがあります。

現在のテレビカメラの撮像素子にはRGGBのベイヤー配列を採用するCCDが採用されています。
ベイヤー配列を持つ撮像素子の弱点として、偽色やモアレというものがあるんです。
素子前にローパスフィルターを介し、偽色やモアレの低減を図っているのですが、これも完全では
なく、放送の段階から若干のクロスカラーが含まれているとお考え下さい。

結局、クロスカラーは液晶やプラズマなどの映像パネル以外の部分にも発生原因が存在するため、
現在でも多少は存在します。しかし以前に比べるとかなり改善されてはいるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
あの現象は撮影段階からすでに存在するものなんですね、
自分はいまだにアナログテレビでアナログ放送を見ているのでよく目立つのだと思います。

お礼日時:2008/02/16 21:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!