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ポリプロピレンの樹脂に金属を圧入したのですが、クラックが入ってしまい、使用できません。
そこで、熱軟化させ、クラックや白化を防ごうかと考えております。
PP樹脂はメスでΦ3.6です。
金属は先端がローレットになっており、Φ3.7です。
熱軟化させる温度設定は何度くらいが適切なのでしょうか?
耐熱温度は通常100~120℃なので、恐らくそれ以下とは思います。
ネットで調べたのですが、良いHPがヒットしませんでした。
困っております。
どなたか良きアドバイスを・・・。

A 回答 (1件)

回答が寄せられていないようなので、素人の参考意見ですが書きました。

通常ポリプロピレン(PP)は結晶性高分子で、微結晶の集合した構造です。この結晶の大きさと結晶化度はPPを加熱した後室温まで冷却するときの冷却速度に依存します。金属を圧入する際の温度は70度~100度程度でいいと思いますが(結晶がアモルファスに変わる)、圧入する金属も同じ温度にしておくことが重要と思われます。何故なら、金属が室温の場合PPと接触したPPの接触面の温度が下がってしまい、急速に結晶化が起こります。すると温度勾配が生じることになり接触面近傍は再結晶化し、離れた部分はアモルファスとなり相が変わる部分でクラックが生じる恐れがあると思います。従って金属の温度もPPの温度と同一に保つことが必要と思われます。又、室温まで冷却するときにも金属の温度とPPの温度を同一に保ちながらできるだけゆっくりと冷却することが重要ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

いや~、どなたからも回答がなかったので、もう締め切ろうかと思っておりました。
感謝感謝。

作業性を考慮し金属のみ加熱しようと考えておりました。
樹脂のトライ品を入手後に試行錯誤しながら試したいと思います。
ご回答有り難うございました。

お礼日時:2008/02/22 09:07

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