No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「収率」とは、複数のタンパク質が存在する溶液の中からタンパク質Aを精製してきて、
その精製されたタンパク質Aが、もともとの溶液に含まれるタンパク質Aの内、どの位をきちんと回収できたか、ということを普通は指すと私は思います。
もし、質問者様の質問もそれを指すなら、私もNo1様の用にやります。
No2様のようにやると目的が変わってしまいます。だってそれは定量ですので。
もし、質問者様が、回収した(精製した)タンパク質Aの量をはかりたいとい(定量したい)ということで、質問をされているのなら、
No2様のようにやることはやれますが、
しかし、定量を目的としているのなら、わざわざNo2様のような泳動をしなくても、やる方法はいくらでもありますし、その方が正確です。
No.4
- 回答日時:
No.2です。
訂正です。No.3様の仰る通りですね。
No.2で言っているのは、SDS-PAGEしたゲルから無理やり定量する方法であって、
質問の「収率」とは関係ありませんでした。
なので、収率を出すためにはNo.3様のとおり
精製前と精製後のサンプルを定量的に比較して求めるのだと思います。
No.2
- 回答日時:
SDS-PAGEの結果から収率を求めるのであれば、
デンシトメトリーが良く使われていると思います。
すでに濃度がわかっているサンプルを濃度をふって目的サンプルと一緒に流します。
検出した後に、画像として取り込んでデンシトメトリー(densitometry)でバンド強度を測定します。
濃度既知のサンプルで濃度と強度の検量線を作製し、この検量線から目的サンプルの強度から濃度を算出します。
この方法は、画像を取り込む装置とバンドの強度が解析できるソフトウェアがないと出来ないので、
関係なかったらごめんなさい。
詳しくは「デンシトメトリー、電気泳動」とかで検索するとhitしてくると思います。

No.1
- 回答日時:
私がおおよその収率を見たい時にするのは、
精製する前のサンプルと精製した後のサンプルを同時に電気泳動し、
精製前のバンド中の目的のバンドと、精製した後のバンドを比較するというやり方です。
このとき、実際に精製に用いたサンプル液量と回収した精製たんぱく質の解けている液量、そしてこれらの泳動したサンプルの液量から想像して、
おおよその収率を見ています。
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