プロが教えるわが家の防犯対策術!

 こんにちは。

 ややこしいタイトルですが、
このカテで質問させていただくことをお許しください。

 紙や木材を、焼却炉のような装置で、
下から十分な空気を送り込んで燃焼させる場合のことです。

 着火と同時に、紙や木材の燃焼が始まって、
これらの可燃物自体の温度は、500度程度にまでになると思います。

 その後、燃焼の勢いがだんだん弱くなって、
可燃物自体の温度も下がって、やがては気温と同じになります。

 この、500度からいったい何度程度まで、
可燃物の温度が下がれば一酸化炭素の生成は停止するのでしょうか。

 送り込む空気の量が多くも少なくもない、
まあまあ適正な空気量を送り込んだ場合のこととさせてください。

 宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

厳密には一酸化炭素が生じない燃焼はあり得ません。


これは温度に依りません。
高温でも同じです。
精密な議論は酸素、一酸化炭素、二酸化炭素の「相図」から読み取ることになります。
実際には、紙の場合燃焼速度が大きいので、一酸化炭素の発生はほとんど問題になりません。
それに対し木材の場合、燃焼時に、乾留が生じて、揮発性の成分が先に燃え、木炭が残ります。
このため、燃焼後期にはどんなに酸素濃度を高くしても、一酸化炭素が大量に発生し、これが次に燃焼して二酸化炭素になります。
500℃から温度が下がっても一酸化炭素の発生はなくなりません。

この回答への補足

 これは、補足ではありません。
 
 紙と木材の燃焼状態の違いの、
一酸化炭素の発生するメカニズムが分かったような気がします。

 これだけで、私にとっては、
おかげさまで、大収穫だったと感じております。

 本当に、ありがとうございました。

補足日時:2008/03/03 21:19
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この回答へのお礼

 こんにちは、回答してくださり感謝します。

 そうですね、おっしゃる通り、
一酸化炭素が生じない燃焼なんてものはありませんよね。

 でも、燃焼した可燃物の温度が気温程度にまで下がると、
さすがに、一酸化炭素は生成しなくなる(しにくくなる)と思います。

 まあ、一酸化炭素の濃度が 『 ゼロ 』 ではなく、おおよそ100ppmになるまでには、可燃物の温度は、いったい何度くらいまで下がればいいのでしょうか?。
 
 アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/03/02 12:14

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