大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

敬語で'言う'はおっしゃるですよね。
'おっしゃられる'は二重敬語になるので使わないですよね。では「そう言われても困ります」のように受身の場合はどう言えは適当なのでしょうか?
どうか教えてください。

A 回答 (9件)

 多くの方々のご意見を読ませていただきました。

少し気になる点がありましたので書き込みさせていただきます。
 私の考えとしては「尊敬語に受身はありえない。したがって、おっしゃられるという受身形は存在しない」ということです。もちろんこれは厳密に考えた場合のことで、日常は「おっしゃられる」でもかまわないと思います。
 まず前提として「言葉は生き物である」ということ、つまり、たとえ誤った用法であっても大多数の人々が認めればそれは正解になってしまうということを押さえておきたいと思います。「見れる」「食べれる」などが典型的な例です。
 さて、「Aさんは私に・・・と言った」を、「私」を主語に立てて受身にすると、「私はAさんに・・・と言われた」となります。この関係を「おっしゃる」に当てはめてみましょう。「Aさんは私に・・・とおっしゃった」が「私はAさんに・・・とおっしゃられた」となりますよね。これっておかしくありませんか?
 尊敬語とはそもそも「目上の人の動作に対して敬意を表す」ものです。ですから目上の人が主語に立っている場合は何も問題がないのですが、受身にすると一人称主語となり、動作をする目上の人が主語に立たなくなります。違和感を覚えるのはこういうことではないでしょうか。
 「そう言われても困ります」という例文の場合、「れる」の部分は確かに受身ですが、いわゆる「迷惑受身」というものではないでしょうか。受身は受身でも「迷惑」の表現ではないでしょうか。とすると「敬意」(敬語ではなく)とは相反する要素ともいえなくはありません。
 尊敬語と受身は相容れない性質を持っているように私には思えます。じゃあどう言うのか、と問われると非常に難しいのですが、「そうおっしゃいますが、困ります」「そうおっしゃいましても、困ります」のようなものになろうかと思います。しかしこの言い方もあまりなじめないのも事実ですね。なんだか直接的に過ぎるような、相手に失礼になるような気がしますよね。そうなんです。日本語の受身の大きな特徴として「婉曲に表現する」という機能もあるのです。「・・・と思います」というよりも「・・・と思われます」という言い方を使ったりしませんか? これは主語が曖昧になり、悪く言えば無責任な表現です。このような言い方が一般的になるあたりがいかにも日本的ですね。
 とりとめのない文章になってしまいましたが、「迷惑」「無責任」「婉曲」の様々な要素を含んでいるのが日本語の受身です。したがって、単に「おっしゃられる」で「ハイ、受身の完成」というのはどうでしょうか。
 ただし、日常は「おっしゃられる」というのが一番当り障りのない表現でしょうね。当り障りのないというのは「迷惑だけどそれを遠まわしに言う」ということです。
 
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この回答へのお礼

有難うございます。私も主語が自分になるので変な感じに思っていたのですが、すっきりしました。
よく皆さんが使われているのでもう一般的になっていますよね。
納得。

お礼日時:2001/02/10 18:28

本題への回答はrinkoさん他の回答で尽きていますので,「申される」に関する補足です。



実は「申される」は尊敬語です(だった,と言ったほうがいいのかも)。「申す」には,謙譲語のほかに,丁寧語としての用法があります(ました)。
丁寧語といっても,学校文法でいう丁寧語(話の聞き手に対する尊敬)というよりは,改まった場で使う,重々しい言葉です(丁重語という人もいます)。
この「申す」に尊敬の「れる」をつけると「申される」になります。ただ,現在では時代劇や狂言のセリフぐらいでしか使われなくなりました。
「なに,今なんと申されたか」とか「申してみよ」といったセリフは大河ドラマでも時々出てきますね。あれを聞いて「NHKともあろうものが敬語を間違えて」などと言う人が時々いますが,古風な表現なのです。

というわけで,質問のようなケースでは使わないほうがいいかもしれません。もし使うなら「かくのごとく申されても当方お受け致し難く候」とでもいえばいいのかな?
もちろん,rinkoさんのアドバイスは昔の言葉についてではないので,適切なものと思います。
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やはり、「そうおっしゃられても困ります。

」が正解でしょう。

この場合の「おっしゃられる」は二重敬語ではなく、「おっしゃる」の受身形です。

五段活用は尊敬語と受身形が同じです。
例「この本は先生が書かれた。」尊敬語
 「塀に落書きを書かれた。」受身形
「おっしゃる」は五段活用なので、受身で「おっしゃられる」になります。

参考までに。上一段活用と下一段活用の動詞は、尊敬語、受身形に加えて、可能形も同じ形になります。

それから、余計なお世話ではありますが、deagleさんは、尊敬語と謙譲語を取り違えておられます。「おっしゃる」は相手が言った事に対して使うので、尊敬語です。「申す」は自分の言ったことに対して使うので、謙譲語です。
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kyaezawaさんのおっしゃるとおり、「「そうおっしゃられても、困ります」が正解です。

」が正解です。
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「そうおっしゃられても、困ります」が正解です。

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 おっしゃるは謙譲語ですよね。


 単語そのものが丸みを帯びているのでスマートではない、と思うなら、尊敬語を使うといいです。まあ、どっちも同じですけど。
 「そう申されましても困ります」
 これが尊敬語での言い方です。
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”そのように言われましても”かな・・・?うそかも。


ゴメンナサイ。
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「そうおっしゃいましても困ります」でいいです。


おっしゃる通り、おっしゃられるは2重敬語で間違っています。
この場合「言う」を「おっしゃる」にしていることで言ってるのは相手だとわかります。必然的に受け手になるのは自分であり、「そうおっしゃいましても」で意味は通じます。
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相手の言うことに反論する場合は、


「そうおっしゃられても、当店では・・・・」

相手に同意する場合
「貴方のおっしゃる通り・・・・」

だと思いますが、自信ありません。
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