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孔子の言葉で
「理非なき時は、鼓を鳴らし、攻めて可なり」
と言う物があるそうです。
漢字から断片的に、攻撃してもいい?ような意味を感じるのですが、
正しくはどのような意味なのでしょうか?

ご存知の方、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

出典はNo.1のご指摘のとおりと思います。


鼓を鳴らして攻めるというのは、古い慣用表現で、
はっきりと非難・抗議の声をあげる、という意味です。

ご質問の言い回しはたぶんどなたかのユーモアというか、ジョークでしょう。
正しいか間違ってるか判断できないときはやっつけてしまえ、というような。
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小子鳴鼓而攻之可也



「理非なき時は」、こんなのついてましたっけ?
正義のためなら批判してもいいという意味だと思います。原点に戻ってよく考えろということです。
「攻める」だけど意味は「責める」が近いと思います。
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。
正義の為に責める、と言うような解釈なんですね。

『小子鳴鼓而攻之可也』←こちらが原文なのだと思います。
私が目にしたのは日本語に直されていて、所々が変化していたんでしょうか。

再度、『小子鳴鼓而攻之可也』で検索したところ、こんなテキストが見つかりました。
--------------------------
論語:先進第十一
李氏富於周公。而求也為之聚歛而附益之。
子曰、非吾徒也。小子鳴鼓而攻之可也

「季氏は周公よりも富めり。而るに求や之が為に聚歛して之を附益す。子曰く、吾が徒に非ざるなり。小子鼓を鳴らして之を攻めて可なりと。」

季氏は魯の国の君主よりも多くの富を持っていました。それなのに弟子の冉求が季氏の家老執事でありながら(その李氏の過ちを正そうとせず)かえって租税を厳しく取り立ててその富を増やしています。孔子は弟子達に「冉求は私の弟子ではありません。君たちは太鼓を鳴らして攻め立ててよろしい。」と言われました。

ちなみに「郷党第十」では孔子の日常生活態度などを綴ったものが多く「子曰」がありません。「先進第十一」は人物評をまとめたものが多く記載されています。


参考資料等
論語 新釈漢文大系 明治書院
世界の名著 孔子・孟子 中央公論社
よくわかる論語 永井輝著 明窓出版

お礼日時:2008/03/26 15:47

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