
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
rei00 です。
gumi_gumi さんの「ジフェンヒドラミン・ワレリル尿素散」と「ジフェンヒドラミン・フェノール・亜鉛華リニメント」について,「第十一改正 日本薬局方解説書」(廣川書店)で見ました。確かに両者の確認試験として出ていますが,反応式までは無いですね。
なお,ドラーゲンドルフ試薬はアルカロイドの検出試薬として有名ですが,必ずしもアルカロイドには限りません。含窒素化合物であれば反応するといえます。「ジフェンヒドラミン」も三級アミンを持ちますから呈色します。
また,色や濃さは異なりますが,窒素を持たない含酸素化合物でも呈色する事があります。こちらはあまり知られていないようで,学生が時々勘違いします。
ご意見を頂きありがとうございます。
どの様な構造になって、発色するのかor沈殿するのかというのは分かりませんでしたが、ドラーゲンドルフは第三アミンやその他と反応し、橙色の物質を生成すると云うことだけが、分かりました。
本当に、助けていただいて、ありがとうございます。
(NO response はつらいものがありますもの...)
No.3
- 回答日時:
直接的な回答でなくてごめんなさい。
ドラーゲンドルフ試液はアルカロイドの試薬として有名ですが、ジフェンヒドラミンにも使われているようです。
薬局方(第2部)では、ジフェンヒドラミン・ワレリル尿素散及びジフェンヒドラミン・フェノール・亜鉛華リニメントのTLC発色で だいだい色 になっています。
手許にないのですが古い薬局方の解説にでも反応について書かれていませんでしょうか。
アドバイス、ありがとうございます。
手持ちの局方で12,13,14辺りには、反応については載っていなかったです。
でも、アドバイスを頂き、感謝しております。
No.2
- 回答日時:
rei00 です。
補足拝見しました。そういう事ですか・・・。TLC 等で発色しますから,何らかの反応で沈殿が生じてもおかしくはないですが・・・。
私にも機構はわかりません。が,過去の類似質問で「ドラーゲンドルフ試薬」の文献を紹介した事がありますので,可能ならそれらを御覧になってみて下さい。
◎ QNo.316634(↓)
Dragendorff試薬による呈色
参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=316634
No.1
- 回答日時:
私,天然物化学屋でドラーゲンドルフ試薬も使用しましたが,御質問内容に少し疑問があります。
以下の点について補足下さい(もっとも,補足頂いても回答できるとは限らないのですが・・・)。> 塩酸ジフェンヒドラミンがドラーゲンドルフ試液と反応し、
> 橙色の沈殿物を生じる
> ドラーゲンドルフ試液が第三アミンとだけ反応する
ドラーゲンドルフ試薬との反応で間違いありませんか?
ドラーゲンドルフ試薬はアルカロイドのTLCでの検出などの定性反応として用いられますが,沈殿生成に用いられるのは記憶にありません。
この場合,アルカロイド(含窒素化合物)であれば反応し,『第三アミンとだけ反応する』という事はありません。むしろ,第3アミンの方が呈色しにくい様に思います。
手元の「第十一改正 日本薬局方解説書」(廣川書店)を見ても,塩酸ジフェンヒドラミンのドラーゲンドルフ試液による反応は出ていません。ライネッケ塩試液(アミン類と沈殿を生じる)で淡赤色の沈殿を生じる事が確認試験にありますが,これと混同されてはいませんか。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
確かに、日局の「塩酸ジフェンヒドラミン」の項を見ても、確認試験でドラーゲンドルフ試液を用いていないのです。
内輪の話になってしまうのですが、今現在、医薬品の申請関係で塩酸ジフェンヒドラミンの確認試験でドラーゲンドルフ試液と反応させたのですが、私どもは
子の立場で、製造元の親が上記方法で、塩酸ジフェンヒドラミンを確認しているのです。
申請書類に書くときに、ただ、親と同じに行って同じ結果を得たのでO.K.とするのではなく、一応、自分でも理解しようと思ったのです。
が、何故、塩酸ジフェンヒドラミンとドラーゲンドルフ試液で、橙色の沈殿を生じるのか、理解できなかったのです。
それで、このサイトを利用させて貰おうと....。
ですから、ドラーゲンドルフが第三アミンと選択的に反応するというのは、私の勝手な判断なのですが...。
もし、何か分かりましたら、是非、、教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
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