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慣用句「爪に火をともす」の由来はどこでしょうか?
中国の故事などかな?お教えください。

A 回答 (5件)

はじめまして。



ご質問1:
<慣用句「爪に火をともす」の由来はどこでしょうか?>

1.出典は日本の「毛吹草」です。

2.これは松江重頼選の俳諧集で、ご質問の諺は「諺の部」に収められています。

3.江戸時代の慣用で使われていた諺などを集めて伝承するので、誰が言い出したのかはわかりません。

4.ちなみに意味は、
「ろうそくや油のかわりに爪に火をともすことで、非常にけちなことの喩え」をいいます。従って、悪い意味で使われることわざです。

5.なお、何故爪に火がつくかというと、爪の垢の油が点火の効果があることから、爪の垢を用いて火をつけるという、「けちさ」をより強調しているのです。

6.同義のことわざに
「爪から火が出る」
などもあります。

以上ご参考までに。
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いくつかことわざの辞典を見ても由来には触れていないので、その辺は判然としないようです。

中国の故事とは多分無関係でしょう。

「出すものは舌を出すのもいや」の類語として紹介されるので、度を越したケチんぼという意味に捉えられがちですが、それはアメリカ型の消費文化の中で生まれ育った現代人の感覚であり、かつては必ずしも否定的な意味でばかり用いられたわけではありません。
一般庶民が今ほど豊かではなかった時代、倹約は美徳とされて来ました。「爪に火をともす」はある意味暮らしを支える知恵だったわけで、そのぐらいの苦労をしないとお金は貯まらないのだという、戒めの言葉でもあったわけです。
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昔の人(もちろん全員がということではなく、一部の人ですが)は、爪の中には酸素の一種で「笑気」と称する物質が含まれていて、それが発散すると、周りの人にくすぐるような感覚を与えると信じていたらしいです。

もちろん俗信ですが。
当時の捉え方としては、笑気と言っても本当に人を笑わせる程多量に含まれている訳ではないというものだったようです。
これらのことを踏まえると、一種の滑稽譚(笑い話)として、「爪に火をともす」が存在したのかなと思います。今でいう、「そこまでするか!」と馬鹿にする感覚だったと推測されます。
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NO.1さんのおっしゃる通りです。


「ろうそくや油の代わりに爪に火をともすほど、家計を切り詰める様子」のことを指していると思います。

そこで、ろうそくや油の代わりに「なぜ爪なのか」ですが、それは次のようなことからではないでしょうか。二つのケースを考えてみました。

(1)ろうそくや木切れに火をともして、それを手でじっと持っていますと、最後には短くなって、指先の爪を焦がすようなことになります。
「爪を焦がすほど短くなるまで使い切る」ということからきているのかな、と想像してみました。

(2)「切った爪は、量的にはごく僅かであるが、そんなものでも捨てずに灯火の燃料の足しにする」

由来は(2)のように思いますが・・・。(子供の頃、切った爪を火鉢にくべたら嫌な臭いがして、親に叱られました。ボウボウと景気よく燃えるものではありません(^-^ )
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故事などで調べても、また、広辞苑等で調べても出ないのでただ単に「ろうそくの代わりに爪に火をともすほどの倹約」といった喩えから生まれたのではないでしょうか?



四面楚歌等、故事成語を引くときちんとした由来が載っていますので。
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