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タイトルのことを知りたいです。
少なくとも、今まで聞いた中では、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が最初だったのですが、もっと古くからありますでしょうか?

A 回答 (8件)

私の知る限りでは、それを最初に行なったのはモーツァルトです。


◆ピアノ協奏曲第9番 K.271
オーケストラのユニゾンのあとすぐに、第2小節目にピアノが出てきます。

下記で冒頭部分、視聴できます。
http://morawin.jp/package/80312130/SICC00500/



以下は蛇足、ご参考までに。
吉田秀和著『私の好きな曲**』(*ではなく**のほう)に、この曲を詳細に分析した「鑑賞文」が出てきます。
そもそもモーツァルトはなぜそんなことをしたのか、近代の協奏曲とはどういうものか、音楽的解決とは、あるいは音楽はどんな風に創られるものなのか、といった問題がさりげなく、この著者らしい平明な語り口に乗せ、できるだけ具体的に書かれてあります。

少し引用します。私の"モーツァルトが最初である"ことの"根拠"でもあるので。
「それまでの音楽家たちが探求し、模索していた問題について、この青年は大胆不敵、奇想天外なやり方で一刀両断にしたのである」
この意表をついた「解答」をベートーヴェンは「一度ならず、二度までも」採用したと。(ピアノ協奏曲第4番、第5番のことだと思われます)
「モーツァルト自身は、このやり方は一回でやめ、あとはまた、別の方法をとったのだった。歴史をみていると、こういうことが実によく目に入る。革新の本家は一回きりでやめたことが、それを受けついだものたちにより、いろいろとくりかえされる。……」と。
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この回答へのお礼

モーツアルトにあった。そうなのか!(モーツアルトはあまりに形式的かとも思いつつ、その膨大な作品と、なにかやはり超一流の威厳からもしかしてあるだろうという意識があったので)そんな感じです。9番聴いてみました。

お礼日時:2008/04/16 21:51

No.3です。


どうも、話がフンキューしてきましたね(笑)

No.5さんの回答にもあるように、
「協奏曲がソナタ形式を導入した」近代協奏曲、それは古典派以降の協奏曲ということですが、
私の回答は、その方向からのものです。メンデルスゾーンの協奏曲はまさに近代協奏曲ですから。

オケが「提示」し終わって、それから独奏楽器が登場し、あらためて「提示部」をはじめる。
その約束事を最初に破ったのは誰か、というご質問と受け取ったわけです。

協奏曲と名のつくものなら何でも対象、
あるいはオケが先か独奏楽器が先か、ということなら話は別です。

まあ、目くじらを立てるほどのことでもない。盛り上がってますし(笑)
質問者さんがどこらあたりの意味で問われたのかということに尽きると思います。
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この回答へのお礼

そのとおりです。近代協奏曲をイメージしてます。モーツアルトのそれが、いかいにも「お約束事」から外れたものがないのか?という気がしていたのですが、あったんですね。よかったです。

お礼日時:2008/04/16 21:59

No.2さんのご指摘の通り、ピアニシモなのでCDなどでは聞き取りにくいですが、たしかビオラが1小節先に伴奏をしていると思います。

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この回答へのお礼

そうですか。それは立派に冒頭ですね。

お礼日時:2008/04/16 21:57

私のお気に入りの中では、


テレマン作曲のトランペット協奏曲は、
冒頭から独奏トランペットが出てきます。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=89954&pg …

またJ.S.バッハのブランデンブルク協奏曲なども、
第2番や第4番は独奏楽器が冒頭から出てきます。

ヴィヴァルディの協奏曲の中にも、
独奏楽器から始まる例がいくつかあるようです。

残念ながら私は「最初」がどれかは知りませんが、
他の作曲家、あるいはそれ以前にさかのぼると、
かなり多いのではないかと思います。
これらに、あまり有名でない作曲家も加えるとなると、
もはや誰が最初か特定するのはムリなのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

近代協奏曲とはちょっと違った世界なんでしょうかね。その点どうも詳しくないのでわかりかねます。

お礼日時:2008/04/16 21:57

質問者さんの意図とは違うことを承知で言えば、バッハやヴィヴァルディの協奏曲では独奏楽器も一緒に最初の主題を弾きますね。

チェンバロもヴァイオリンも。協奏曲がソナタ形式を導入したことによって最初の提示部をオケが、繰り返しにあたる第2提示部を独奏楽器が演奏するようになったんです。2つの提示部は内容に大きな調性の違いがあったりして、調べると面白いですよ。
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この回答へのお礼

近代協奏曲というのとちょっと違った世界なんでしょうかね。その点どうも詳しくないのですが。

お礼日時:2008/04/16 21:55

伴奏やオーケストラのユニゾンのあとにすぐ登場するというのであれば、3番の方のモーツァルトで合っていると思いますが、厳密な意味でピアノの独奏から始まる作品といえば


・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番
が最初だと思います。

ピアノでト長調の主題を静かに提示した後に、オーケストラがロ長調で受け答えるという独創的な始まり方をします
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この回答へのお礼

知りませんでした。ドソロからですね。

お礼日時:2008/04/16 21:54

メンコンは、最初に出るのはソロではなくて伴奏じゃなかったでしたっけ。


もっとも曲開始直後に、すぐソロの主題が出てきますが…
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この回答へのお礼

5秒後ぐらいに出ますからね。

お礼日時:2008/04/16 21:53

メンデルスゾーン以前にもあります。

たとえば有名なところでは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番では、オーケストラが出る前に、いきなりピアノが第1主題を奏で始めます。
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この回答へのお礼

そうなんですね。知りませんでした。ベートーヴェンはいろんな意味で開拓者らしいです。

お礼日時:2008/04/16 21:52

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