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銅のシアノ錯体とカドミウムのシアノ錯体の性質上の違いは何なのでしょうか?
課題を出されたのですがさっぱり分かりません。
なぜ2つのシアノ錯体にKCNを入れたらCdSだけができるのでしょうか?
おしえてください。

A 回答 (4件)

別にKCNを加えてCdSができるわけではありません。

硫化水素を通すとCdSができるのです。順を追って説明すると,
KCNを加えると銅イオンとカドミウムイオンがCN^-(シアンイオンと思う)によって還元され、共にシアン錯塩を作る。
これによって溶液中の青色が消えたのではないでしょうか。ここでできるシアン錯体について,
・銅イオンでできるシアン錯体:銅シアン錯体→安定な構造のため,銅イオン濃度が極めて低い。
・カドミウムでできるシアン錯体:カドミウムシアン錯体→構造が不安定なため、銅シアン錯体に比べてやや多くのカドミウムイオンを出す。
この2つのシアン錯体の性質の違いから、硫化水素を通すと、カドミウムイオンの硫化物であるCdSのみができるということです。
この操作をマスキングといわれます。わかりましたか?
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普段第一遷移金属しか扱っていないので、第二系列のカドミニウムに関しては


やや怪しいところがありますので、一般的な傾向で話をします。

おそらくayumingさんは大学生かそれに準ずる課程での内容かと思いますが、
SHAB理論(ソフト、ハード、酸、塩基)は習得されていますでしょうか。

今の例で言いますと、銅イオンは(比較的、以下すべて比較の話です。)
ハードな酸、カドミはソフトな酸、シアノ配位子はハードな塩基、
硫化物イオンはソフトな塩基となります。

そして、ハードな酸はハードな塩基と相性がよく、ソフトな酸はソフトな塩基
と相性がよいといわれています。

今回の課題に対して、二つのシアノ錯体に硫化水素を反応させたら
どうなるか?という問題でしたら、私自身即答出来ませんが、
CdSのみが生じる理由を考察せよという、問題なら、上述の内容で
大きくはずれてはないと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございますm(_ _)m
私は大学生で薬学部です。今回の実験は「二属の陽イオンの検出」
というテーマでした。色々工程があって
最終的に銅イオンとカドミウムイオンが残りました。その二つはテトラアンミン銅(2)イオンとテトラアンミンカドミウムイオンとして残っていて、
それらにKCNを入れてテトラシアノ銅(2)酸イオンとテトラシアノカドミウム(2)酸イオンになったんです。
そしてそれらのはいった溶液にH2Sを入れるとCdSだけが出てきました。
私はまだSHAB理論をまだ習っていなくて、CuSがでてこないほかの理由っていうのはあるのでしょうか?
よくわからない説明ですいません。

補足日時:2002/11/14 22:54
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rei00さん。

ご無沙汰しています。

ayumingさん。おそらくrei00さんが書かれているとおり、
なにか勘違いなさっていると思います。CdSができるというからには
硫化水素を用いているのではないでしょうか。

もしくはチオシアン酸錯体でS配位とN配位の連結異性体の問題
ではないでしょうか?

興味がある分野ですので是非補足をお願いします。

この回答への補足

質問がめちゃくちゃでごめんなさい。
KCNを加えシアノ錯体にした後に硫化水素を加えます。
硫化水素を加えるとCdSだけができて、黄色になりました。
なぜCuSはできないのでしょうか?
回答お願いします。

補足日時:2002/11/13 23:00
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 私も分らないのに,この様な回答は問題かもしれませんが・・・。



> なぜ2つのシアノ錯体にKCNを入れたらCdSだけが
> できるのでしょうか?

 どの様な錯体でしょうか?

 「シアノ錯体」に「KCN」を入れるだけなら,「CdS」の「S」は何処から来るのでしょうか?

 何か勘違いされてませんか?
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