
在来工法、充填断熱、ネダレス、外壁通気層工法、気密シートなし、通気止めなしで、建築中です。(静岡県西部)
床はサニーライト400ミリが入り、これから壁と天井と2階床下にパーフェクトバリア(標準仕様)10k100ミリを予定していますが、工務店から”壁の断熱だけ、ネオマフォーム45ミリでやろうと思っています”と提案されました。(プラス料金なしです。)
なぜこのようなことになったのかと言いますと、窓枠のまわりなどの狭い所は、耳付きパーフェクトバリアを切って施工している、つまり、耳が無くなった方に隙間ができやすい、という事と、下地(後々重い時計などをつけるための補強)を入れると、どうしても隙間ができる、ということからです。よく、石膏ボードと断熱材の間には隙間は作るな、と言いますよね?
ただ、現在の我が家の工法に、ネオマをつけてもあまり効果がないのではと思うのですが。
柱と、ネオマの間には、エースクロスという、気密テープをはるそうです。このテープの耐久性やネオマの収縮も心配です。ネオマの断熱の良さは知っておりますが、デメリットってありましたっけ?
何の問題もなく、しかも、少しでも効果があれば、使いたいのですが、
使うことによって何かデメリットがでてしまうのなら、パーフェクトバリアでいきたいと思うのですが。答えがでません。
単に断熱材だけの問題ではないので、本当に混乱してしまっています・・・
高気密の家ではないので、夏涼しく、冬暖かいというのは無理という事は、承知しています。
ちなみに天井の100ミリは少ないと思うのですが(屋根はガルバです)
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
>内壁に気流止めした場合ですが、室内から出た湿気がその内壁に入り、気流止めしたために、湿気の逃げ場がなく、壁の中がいつまでも、じめじめしているということなのでしょうか?
まず、温度と相対湿度の関係を理解しましょう。
温度20℃、相対湿度50%の空気があったとします。
下記の図で、20℃と相対湿度50%の曲線の交点に印をつけてください。
http://www.ohm.jp/catalog/technical/tech_09.pdf
その交点から水平に線を引き、左の方(温度が低い方)へ移動して、相対湿度100%の曲線と交わる時の温度を読んでください。
およそ9℃くらいですね。
つまり、この空気は、9℃まで冷やされると相対湿度が100%になり結露するということが分かります。
次に、部屋の温度が20℃湿度50%だったとします。
この時、気流止めされ断熱材の内側にある内壁内部は、温度20℃に保たれることになります。
水蒸気分子は、空気分子より小さく拡散平衡しますので、内壁内部も50%の湿度になることになります。
また、部屋の湿度が40%になれば、内壁内部も40%となり、常に室内と同環境で平衡し、湿度100%になることはなく結露しません。
一方、気流止めがなく、外気により内壁内部が5℃に冷やされていた場合、どうなるでしょう。
この時、室内壁表面もかなり温度が下がり9℃以下となり、ここに空気が触れると、表面結露することになります。
一方、室内から内壁に入った水蒸気は、壁内部の5℃まで冷えている木部に触れることになります。
ここでも結露が発生することになります。
>ネダレス工法だと、床からの冷気が入ってこないので、結露は起きないのですよね?
床断熱材と細部の取り合いで隙間が無ければ必要はありませんが、細部に注意してください。
特に階段下などに床断熱がなく、空間となっている場合も多いので、注意してください。
>ネオマフォームは収縮するらしいのですが、それが本当だとすると、柱とネオマをつなぐ気密テープがはがれてしまったりするのでしょうか?
内装材で押さえられる部分は良いでしょうが、そうでない部分があると、そういったこともあるかと思います。
それよりも、柱間に隙間無くネオマフォームを入れられるのかが疑問です。
相当な施工能力があったとしても、気密シート無しで、気密をとるのは至難の業ではないかと。
>また、収縮し、隙間ができたら、結露してしまうのですよね?
外気により冷やされてしまう部分があれば、結露の危険が生じるということになるでしょう。
ネオマフォームのような非常に高価な断熱材を使うよりも、グラスウールやロックウールに防湿気密シートを組み合わせた方が、安価かつ簡単に、はるかに気密断熱の良い家が出来るはずなのですが・・
パーフェクトバリアも安いという理由なら分かるのですがが、隣家の火炎であおられると弱いなどの弱点もあり、何故使っているのか不思議に感じたりもしますけど。
別件ですが、棟換気は付けるべきでしょう。
http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/26.htm
軒下から吸って、棟へ排気するのが望まれますし、棟換気は出来るだけ大きくとった方が良いです。
夏場、小屋裏へ入ると分かるのですが、棟換気があっても小屋裏の温度は相当高いです。
なかなか理解出来ない私のために、ありがとうございます。
ここは、お礼を書くところなのですが、すみません。書かせてください。(新たに質問も考えています)
内壁の気流止めが結露を起こさないことは分かりましたが、棟梁が”ネダレスだから、空気は流れないはず、それに1階の天井裏に断熱材があり、それが内壁の真上にもあるから”と、気流止めをしようとしません。ここらの地域ではやっていないとも・・・
その前に・・・現場に着いたら、既にネオマフォームでの充填が行われていました・・・”ほんのわずかな隙間はどうしても空いてしまうけど、気密テープで止めてあるので心配ない”と言われました。ただ・・・筋交いやコンセント周りはどうするのだろう・・・と不安になりました。 45ミリの断熱材がかいらないような隙間もありますし。
長くなってしまうので、続きは新たに質問させていただきます。
あ、もう屋根が付いてしまっているので棟換気は無理なのです。棟梁が
”冬寒くなってしまうけど、余分に軒裏換気を高い部分につけようか?”と言っていますが、どうでしょうか? 雨漏りを考えると、妻部分に小窓?をつけた方がよいのかと。
No.6
- 回答日時:
>それに1階の天井裏に断熱材があり、それが内壁の真上にもあるから”と、気流止めをしようとしません。
建築士ではなく大工がそれらを決めているんですか?
経験が正しいと勘違いしている大工ほど危険なんです。
グラスウールの施工マニュアルに沿った方法、住宅金融公庫の工事仕様書に沿った方法でなければ、効果は疑問です。
以前お知らせした第3者検査の建築士に見てもらうべきではありませんか。
http://t-ohshita.com/
この方は断熱気密詳しいので、ダメモトでご指名してみると良いのではないでしょうか。
今の決断を誤ると一生後悔すると思いますけど。
>”冬寒くなってしまうけど、余分に軒裏換気を高い部分につけようか?”と言っていますが、どうでしょうか?
冬寒くないように天井に十分な断熱材を入れるわけですから、小屋裏の換気で寒くなると言うこと自体ナンセンスで、何も分かっていないですね。
軒裏部分の高い部分とは、どの部分なのか分かりませんし、図面も現場も見ないことには何とも・・
至急、まともな建築士に相談すべきでしょう。
何度も本当にありがとうございます。
現場監督と大工が決めていました。そういうものだと思っていたので、勉強不足であった自分が情けないです。
結局、建築士の方と話し合うことにいたしました。
まともな方である事を祈ります。
No.4
- 回答日時:
>理由は、空気が流れている方が、木にとって良い、だそう。
>主人も、空気が流れなければ湿気が溜まり、結露するんじゃないか?となかなか理解してくれません。
冷水を入れたコップの周りに水が付きますが、いくら空気が流れていても結露は防げません。
防ぐための唯一の方法は、水蒸気を含んだ空気を冷やさないことだけです。
こちらを印刷して読んでもらってください。
http://www.mokusei-kukan.com/act-1.html
http://www.hophouse.co.jp/house_doctor_tmp41.html
http://www.sotodan-souken.com/lecture/wooden_str …
「気流止め 結露」、「通気止め 結露」などをGoogleで検索すれば、欠陥事例としていくらでも出てきますので、読んでみると良いでしょう。
>気流止めは、気密シートを貼らなければ意味がないのでしょうか?
気密シート無い場合、最も簡単なのが、以前紹介した気流止め用グラスウールではないかと思います。
ただ差し込めば良いだけですから。
>木材による気流止めだけ、やってもらおうと思います。
気流止めの必要性を理解していない業者が、きちんと施工出来るとは思えないのですが・・・
第3者の建築士含めてやり方を決めた上で施工チェックしてもらうことを強くお勧めします。
この回答への補足
ネオマフォームは収縮するらしいのですが、それが本当だとすると、柱とネオマをつなぐ気密テープがはがれてしまったりするのでしょうか?
また、収縮し、隙間ができたら、結露してしまうのですよね?
それから、筋交いの部分やコンセント部分での施工は上手く収まる
のでしょうか?
それを考えると、まだパーフェクトバリアの方が安心なのかなとも思うのですが。
再度ありがとうございます。
気流止めについての説明、かなり読みましたが、ふと、疑問がわいてきました。(まだ、理解できていないみたいです・・・)
内壁に気流止めした場合ですが、室内から出た湿気がその内壁に入り、気流止めしたために、湿気の逃げ場がなく、壁の中がいつまでも、じめじめしているということなのでしょうか?
ネダレス工法だと、床からの冷気が入ってこないので、結露は起きないのですよね? だとすれば上部に通気止めしなくてもいいのかなぁと思ってしまうのですが。
外壁側なら、透湿シートから通気層へ逃げるので、良いのですが。
No.3
- 回答日時:
回答ではありませんが、気になった部分について書きます。
>よく、石膏ボードと断熱材の間には隙間は作るな、と言いますよね?
これ自体は、気にする必要はありません。
室内のふかし壁と同様ですし、現場吹き付けウレタンフォーム断熱の場合、構造用合板側に吹き付けられ室内側に空間が出来るのも同じことで問題ありません。
その空間は、室内と同じ温度・湿度になりますから結露しません。
過去のあるAにあった下記の下の方の2つの図は正しくないことは注意された方が良いでしょう。
http://jyu-denkou.com/dannetu/dannetu.html
問題なのは、その隙間ではなく、床下や天井裏と通気があることなのです。
この場合、断熱材の効果はありませんし、結露の元となります。
http://www.mag.co.jp/pro/k_koho/3kaiteki.htm
内壁も同様です。
気流止めは非常に重要で、快適性・暖房費のみならず家の耐久性に大きな影響を及ぼします。
断熱材に何を使うかや一箇所の気密処理をみるだけではなく、家全体の全ての部分の通気をどのように抑えるかが重要でしょう。
ありがとうございます。
気流とめについては、何度か工務店の方に聞いたのですが、今まで施工したがないとの事。理由は、空気が流れている方が、木にとって良い、だそう。
主人も、空気が流れなければ湿気が溜まり、結露するんじゃないか?となかなか理解してくれません。
気流止めは、気密シートを貼らなければ意味がないのでしょうか?気密シートは貼らず、気流止めをした場合、どうなるのでしょうか?結露しにくくなるのでしょうか?
そうであれば、木材による気流止めだけ、やってもらおうと思います。

No.2
- 回答日時:
軽く読んで下さい、憶測も含みます。
>現在の我が家の工法に、ネオマをつけてもあまり効果がないのではと思うのですが。
いや、期待はできるでしょう。
ボード系、外断熱でなくとも気密性のある施工も出来ます。(拙宅も一部使いました)
問題は厚みですね。
パーフェクトバリア100mm10Kと比較すれば50~60mmが妥当では?公庫基準をさらっと見た印象ですが。
結論ですが業者に根拠のある比較表を出してもらえば納得出来るでしょう。(あるいは出来ないでしょう)
天井は静岡、どこの市か分かりませんが200mmが推奨、100でもOKと考えます。
ポイントは小屋裏の換気への配慮がいかにされているか。
(1)棟換気+妻+軒
(2)棟+軒OR妻+軒
風の抜けが良いかどうか。
軒裏に有孔ボードのみ、なんて事は避けたいですが。
ありがとうございます。
>軒裏に有孔ボードのみ、なんて事は避けたいですが。
必要な数値?を出してもらい、”大丈夫”だと、設計士さんにいわれましたので、有孔ボードのみです。棟換気は瓦屋根の場合はつくそうです。妻換気というのは、小さな窓みたいなものですよね?(見た目だけで、あまり機能しないと説明されました)
かなり不安になっています・・・
No.1
- 回答日時:
北海道の住人です。
ネオマの施工ですが柱と柱の間にはめ込むと言うことですか?その方が隙間が出来るような?
100%密着させるのはかなり至難の業だと思うのですが。
すいた部分はテープ一枚ですよね。北海道の場合
柱の外に貼り付けていきます。縦の継ぎ目は柱のところで
隙間が無く横の継ぎ目はカッターを入れないので密着性
が良くそこをテープ張りします。予算があれば更に柱と
柱の間にグラスウール(高断熱型)を入れ下地の所に
カッターを入れて隙間を解消するのが一般的です。
寒暖の差が激しい北海道でもネオマ施工の建物で
10年経過しても大丈夫のようです。
それより天井の方が気になります。金属屋根ですよね。
小屋裏の温度はかなり上がるのが想像できますね。
こちらは冬場屋根に暖気が上がらないように300mm
の断熱が最低条件です。その逆も然りで夏場小屋裏の
熱を室内に入れないと言うことです。それで特別
高気密でなくともけっこう涼しい家になると
思います。ただ追加は出ると思いますが。
ありがとうございます。
>ネオマの施工ですが柱と柱の間に
はめ込むと言うことですか?、
はい、そうです。テープ一枚だと不安なのですか??
>小屋裏の温度はかなり上がるのが想像できますね。
やはりそうですか。後で自分達で追加するよりも、先に厚みのあるものを入れてもらったほうが良いのでしょうか?
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