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よく、米ドル、豪ドルの金利差で利益を得るといいますが、具体的にどういう取引内容、仕組みなのでしょうか。どなたかわかりやすく教えて下さい。

A 回答 (2件)

外国為替のリスクに関しては前出の回答者様の回答で理解できると思いますので金利差益についてもう少し具体的に説明させて頂きます。



現在、日本はバブル崩壊以降の金融政策(もういい加減上げて欲しいですが)として史上例のない『ゼロ金利』政策を実施しました。
今では多少緩和されましたが、それでも主要先進国では超!が付くほどの低金利です。
日本の金融機関に100万円を1年定期で預けても1万円の利子が付くかどうかです。
ところが、サブプライム問題以降も米国を除いてはまだまだ金利が高い状態ですので、この金利差を狙って利子を得る投資です。

SMBCを例にあげると、
10万米ドル相当以下(1000万円)の場合、(年利換算)
1ヶ月定期 6ヶ月定期  1年定期
日本   0.250%   0.270%   0.350%
米ドル 0.89940%  1.42670%  1.73080%
ユーロ 2.71780%  3.32610%  3.50860%
英ポンド 3.55000%  4.19000%  4.33000%
豪ドル 5.43500%  6.09400%  6.38810%
NZドル 6.40830%  6.81390%  6.79360%
となっています。

為替の変動が無いのであれば、割高の手数料を差し引いても魅力的ですよね。
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こんにちは!



金利差収益とは、日本の金利と外国の金利の差があるのでそれを利用して収益を得るということです。

日本円で、預貯金を行っても今は日本は低金利の時代なのであまり利息はもらえないと思います。

そこで、外国の高金利な国の通貨と日本円を交換して外国で預貯金をすれば日本で預貯金を行うより金利がいいということです。

ただし、これにはいくつか注意点があります。

(1)外国のお金(為替)は、毎日変動しています。
 たとえば、テレビなどで毎日相場が流れると思いますが、変動しているので為替差損が発生するおそれがあるということです。
たとえば100万円をドルで預けても、1円動いただけで1万円の損益が発生します。1円ぐらいは一日で動く場合がたくさんあります。

(2)手数料が発生します。
 外国のお金を日本円で運用する場合は、金融機関によってばらつきがありますが、手数料がかかります。

(3)地政学リスクなどがある
 昨今人気のある南アフリカのランドなどどこの国もそうですがテロなど何かあった場合その国の通貨が一瞬にして売られることもあります。
そうなるといくら金利が高くても、その利益以上に損失が発生する場合があります。

以上、いろいろなリスクがありますのでご自分で納得してから行った方がいいですよ!

ほかに知りたいことがあれば補足でお願いします。
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