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FRBが100億米ドル(1兆円)ずつ世界に流通しているお金を減らしていくらしいですが、これって1年ごとに100億米ドル流通量を減らすということですよね?毎月100億米ドルずつ減らしていくのでしょうか?

A 回答 (2件)

 毎月の米国債等の購入を100億米ドル(1兆円))減らして、


代金支払いで、証券会社等通じて、世界に流れる米ドルを抑えるということです。
※それでも、毎月650億ドル(約6・6兆円)、ドル発行支払いで増加しますが\(^^;)...




・米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、米国債などを買って市場にお金を流す「量的緩和」について、毎月の購入額を100億ドル(約1兆円)減らして650億ドル(約6・6兆円)にすることを決めた。緩和縮小は、昨年12月の会合に続き2回目となる。

 今回の決定を受け、海外からの投資が減るなどして新興国の景気が悪くなるとの懸念から、30日の東京株式市場は日経平均株価が一時500円超値下がりし、2日ぶりに1万5000円を割り込んだ。

 FOMCの先月の会合では、購入額を850億ドル(約8・7兆円)から100億ドル減らしていた。今回の減額で、2月から米国債を350億ドル(約3・6兆円)、金融機関が発行する住宅ローン担保証券(MBS)を300億ドル(約3兆円)購入する。

 バーナンキ議長は先月の記者会見で、雇用などが改善し続ければ、会合ごとに100億ドル程度ずつ減額し、年内にも新たな資産購入を終える見通しを示していた。バーナンキ議長は今月末で退任し、来月1日にイエレン副議長が新議長に就任する。(ワシントン=五十嵐大介)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今まで毎月7兆円発行していたものを1兆円ずつ減らしていくということなんですね。今月は6兆円にしたと・・・そして今後もできるだけ発行を抑えていく。なるほど。

お礼日時:2014/02/01 21:14

FRBの金融緩和の縮小はQEテーパリングとも言います。

これはこれから期間を定めて、毎月100億ドルづつ市場への資金供給を減額するというわけではありません。問題は米国の今の金利水準から見て、いまのところ、これぐらいが妥当だろうと言っているのです。この金利水準は失業率(雇用統計)や消費者の購買力・消費者物価や各産業の業況等で総合判断されるものです。実際問題、QE供給額を定額減額してゆくと、米国の金利は上昇します。これにより、今以上に振興国のマネーは流出してゆきます。と同時に米国はインフレが加速する恐れがあります。物価が上がれば消費は減退し、米国産業は低迷する可能性が出てきます。ですから、あくまで「今月は」という意味合いが大きいのです。

昨年末からFRBは米国内需(住宅部門の好調からの失業率改善と消費者購買力の堅調)は堅調で、QEによる過剰供給の弊害について注目するようになりました。

そもそも、QEとは市場に資金を過剰供給することで金利を抑える効果があります。これにより企業は資金調達コストを削減できるのです。

ですから、そのQEを減額すれば、金利を押さえ込むこと力は減退するのです。マネーは金利(利回り)の高い方を好む性格から考えれば、新興国などの危険な投資は敬遠されることになり、新興国通貨が売られるという今の現象が起きているのですね。

今回のFOMCでは、減額よりも超低金利政策の堅持を謳っています。FFを0-0.25付近でしのぎたいと言っています。ですから、何らかの事象で金利上昇が起これば、QEは増額されることもありえるのです。

ちなみに、市場流通量を減らすのではなく、供給量を減らすのです。従って、市場の貨幣量はスローダウンして増えてゆくと言っています。これはドル安を守ると言っているとも受け取られます。

参考になれば、幸いです。
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