
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
酸素呼吸をする生物が「発明」した最も高効率なエネルギーシステムであるTCA回路と一連の反応は、ADP→ATP の回路ですから、もしAMPまで分解してしまうと、AMP→ADPでこれが使えません。
つまり、糖の持つエネルギを効率よく利用できなくなります。なぜそのような回路が無いのかと言われても、無いのだから仕方が無いというしかありません。TCA回路では、一連の反応で1molのグルコースから38molのATPができるわけですが、なぜ100molのシステムにしなかったのか、と言っているのと同じです。
何度もありがとうございます。
やはり、「なぜADP→ATPの回路なのか」はこうなっているのだから仕方がないとしか言えないことなんですね。
No.3
- 回答日時:
結局のところ、このご質問は、ATPは不要ではないのかと言うご質問ですか?
この回答への補足
質問の趣旨としては「ADP→AMPと分解してエネルギーを発生させることはないのか?またないのならその理由は何か?」ということです。
しかし、回答を読んで、「ADP⇔AMPのサイクルを何故作らなかったのか?」とも思いました。
No.1
- 回答日時:
>ATP→ADP→AMPとやればより多くのエネルギーを発生させられるように思うのですが。
本当にそうですか? 使ったATPはADPとなりますので、再びATPに戻さなければなりません。同様に、もしAMPにまで分解してしまうと、AMP→ADPの効率的なサイクルが必要となりますので、トータルで見ると決して効率的とは言えないですね。
回答ありがとうございます。
AMP→ADPの効率的な合成ができないからという理由になるんでしょうか。
確かに言われてみればそうですね。
でも一から合成する場合(アデニン→アデノシン→AMP→ADP→ATPということ)、ADP⇔AMPのサイクルがあれば最終的に合成すればいいのはADPで、ATP⇔ADPのサイクルでは最終的にATPまで合成しなければいけないわけですから、ADP⇔AMPの方が楽な気がするんですが、どうして実際にはATP⇔ADPのサイクルが行われているのかという疑問が湧いてきます。
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