
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「公転面に対する地軸の傾き」という表現に問題がありますよね。
理由は2つ
1)公転軸と自転軸を比べるか、公転面と自転面(こういう言葉はないので普通は赤道面と呼びますが)を比べるか、のどちらかにすべきところを片方は面、もう片方は軸をとっている点。
2)1)にもかかわらず「なす角」ではなく「傾き」という表現をとっている点。
No5さんも少し触れてておられますが、「傾く」というのはもともと「あるべき方向」というものがあって初めて意味を持つ表現です。その方向を基準にずれている状態を指すわけです。だからNo5さんの例をなら、その棒が本来地面と水平におくべきもの(物干し竿とか(^^;)なら90度傾いているといえなくはないし、本来地面に垂直であるべきもの(電柱とか)なら傾いていないとなるでしょう。
以上を踏まえていただいて
「(地球の)公転の軸と地軸(=自転軸)は23.4度傾いている」という表現か
「(地球の)公転面と地軸のなす角は66.6度である」という表現を用いるのが誤解を生じない正確な表現ということになりますね。
いずれにせよお子さんにはテーブルとコマやボールなどを用いて(表現の問題ではなく)実際の現象自体を正しく認識してもらう方に重点をおいてください。
その上でもしお子さんが上に書いた日本語の論理を理解できそうな学年で、質問文の表現そのものにこだわるようなら、時間をかけて上の説明をしてあげてください。
この回答への補足
遅くなりましたが、塾の講師に確認しました。
結局、公転面ではなく「公転軸」に対する傾きはというのが
正確な問題だったということでした。
子供の聞き間違いだったようです。
回答をいただいたみなさん、どうもありがとうございました。
回答ありがとうございます。
あわてて質問したものですから、簡単な内容になってしまいました。
下のほうに書いたとおり、子供は中3で理科のテストに関するものです。
学校では単純に「地軸の傾きは23.4度」と習ったのに、塾の講師が
「公転面に対する・・・」と言った(早口で言うので子供も友達もよく
聞き取れず、必死にノートに書き写していたようです)とのことで
混乱していました。
また、塾の講師に確認してみます。
ただ、「公転面」というのが何を定義しているのかが問題だと思いますが、
太陽と地球の中心を結んだ線が、地球の公転により作る平面だとすれば
それに対する地軸は66.6度を成すと言えますが・・・・
No.7
- 回答日時:
既に皆様が議論されている通り, もともとの問題設定(表現)がまずくて,
>「(地球の)公転面と地軸のなす角は66.6度である」
などと表現するか, 自転の向きも含めてより正確に表現するとすれば
『地球の赤道傾斜角は約23.5度』などといわないとならないのでしょうね.
参考URLにもありますが, よく知られているように
天王星は "ほとんど横倒し"
金星は "逆回り"
だったり, 何でもありの世界ですから...
参考URL:http://www.kahaku.go.jp/education/program/i_pgm/ …
回答ありがとうございます。
問題は中3の子供の塾のテスト(テキスト内の問題)なのですが、
下のほうにも書いたとおり、塾の講師が早口で答えを言ったので
子供がちゃんと聞き取れなかったようで、私に質問してきたのです。
ただ、現在出張中でテキストそのものを見ていないので、電話での
会話からですので、正確にはわからないのです。
帰ったら、塾の講師に聞いてみたいと思います。
参考URLのご紹介ありがとうございました。なかなかおもしろかったです。
No.5
- 回答日時:
たとえば、「地面に垂直に立っている棒」を「90度の傾き」というか、「傾いていないから0度」というかの問題なんですね。
(国語の問題か?)「私の感覚」では「傾いているのは23.4度」だと思いますが・・・。
そういう主観でかわらないように、
「公転面と地軸の角度が66.6度」というべきか、「公転面に対して自転面の角度が23.4度」というか、誤解のないような言い方をすべきなんでしょうね。
回答ありがとうございます。
確かに、相対的なものですから何を基準にするかというのが問題ですが
「公転面」というのが良くわからないので、困っています。
今回の質問は中3の子供の理科のテストでの問題でして、
塾のテキストに対する講師の回答が、どうも66.6度と言ったらしく
子供も私も混乱してしまいました。
また塾の講師に聞いてみたいと思います。
No.4
- 回答日時:
『教養のための天文学講義』米山忠興著 丸善に
「地球の公転軌道(黄道面)の回転軸の方向を黄道の極と呼ぶ。天の北極と黄道の極の方向のなす角度は約23.5度である」(23.45度)
と書かれていますよ。
だから、23.4~5度でいいんじゃないですか。
回答ありがとうございます。
これは、わかりやすい表現ですね。
今回の質問は中3の子供の理科のテストでの問題でして、
塾のテキストに対する講師の回答が、どうも66.6度と言ったらしく
子供も私も混乱してしまいました。
また塾の講師に聞いてみたいと思います。
No.3
- 回答日時:
こんばんは。
すみません。現役の高校教師(理科)なのですが、
よく分かりません。
私は、授業では、紛らわしくないように、
「地球の地軸は、公転面に対して垂直から23.4度傾いている。」(A)
という言い方をしているのですが・・・
あるいは、
「地球の赤道面は、公転面と23.4度で交わっている。」
という言い方もできるかも。
odorattiさんのご質問は、
「実際にどうなっているかは分かっているが、その表現はどうしたらいいか。」
というものですよね。
「公転面に対する地軸の傾きが23.4度。」って確かに??な表現かも。
我々は、すでにそれが23.4度と知っているし、
多くの惑星で、地軸が公転面に対して垂直に近いことを知っているので、
イメージ的に垂直からその角度をずらして考えるので、
気にならないこともあるのでしょうが。
「地球の地軸は、公転面に対して66.6度で交わっている。」
のほうがまだ正確な表現ですよね。
言葉の問題というか、定義の問題ですが、
(A)の表現は、とりあえずまあ良いとさせてもらって、
「公転面に対する地軸の傾きは23.4度」(B)と、
「公転面に対する地軸の傾きは66.6度」(C)と
どっちが正解なのでしょうか。
自分としては、「傾き」というのは、「垂直に対するずれ」
みたいな雰囲気があるので、
(傾いていない(角度0度)、というのは
「垂直におっ立っている」というイメージです。)
Bの方を正解にしたいのですが。
アドバイスにすらなっていなくてすみません。
もっと専門家の回答を期待します。
では。
早速のご回答ありがとうございます。
現役の教師の方からとは、恐れ入ります。
子供は中3の受験生なのですが、学校では23.4度と教えられ
塾では66.6度と教えられたとのことで、混乱しているようです。
要は、テストの問題で出た時に答えはどれが正解かということですが、
塾のテキストに「公転面に対する・・・・」があったのです。
ただ、このテキストには回答例がついてなくて、講師が塾でしゃべって
生徒が丸をつけるというやり方なのですが、早口なので良くわからなかった
と子供が言っていまして、私に聞いてきたというわけです。
私も理数系のエンジニアですので、「そんなもの簡単よ」とばかりに
答えようとしたのですが、「公転面」とは何を意味するのかわからなく
なり、このごろはそんな教え方をするのかなと混乱したのです。
30年前に私が中3だった時には23.4度しか記憶になかったので・・・
今度、塾の講師と話してみます。
No.1
- 回答日時:
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