標記の質問を子供にされて悩んでいます。

地軸の傾きって言えば「23.4度」だと思うのですが
「公転面に対する地軸の傾き」となると66.6度でいいのでしょうか?
基本的な質問ですが、詳しい方お願いします。

A 回答 (7件)

「公転面に対する地軸の傾き」という表現に問題がありますよね。



理由は2つ
1)公転軸と自転軸を比べるか、公転面と自転面(こういう言葉はないので普通は赤道面と呼びますが)を比べるか、のどちらかにすべきところを片方は面、もう片方は軸をとっている点。
2)1)にもかかわらず「なす角」ではなく「傾き」という表現をとっている点。

No5さんも少し触れてておられますが、「傾く」というのはもともと「あるべき方向」というものがあって初めて意味を持つ表現です。その方向を基準にずれている状態を指すわけです。だからNo5さんの例をなら、その棒が本来地面と水平におくべきもの(物干し竿とか(^^;)なら90度傾いているといえなくはないし、本来地面に垂直であるべきもの(電柱とか)なら傾いていないとなるでしょう。

以上を踏まえていただいて
「(地球の)公転の軸と地軸(=自転軸)は23.4度傾いている」という表現か
「(地球の)公転面と地軸のなす角は66.6度である」という表現を用いるのが誤解を生じない正確な表現ということになりますね。

いずれにせよお子さんにはテーブルとコマやボールなどを用いて(表現の問題ではなく)実際の現象自体を正しく認識してもらう方に重点をおいてください。
その上でもしお子さんが上に書いた日本語の論理を理解できそうな学年で、質問文の表現そのものにこだわるようなら、時間をかけて上の説明をしてあげてください。

この回答への補足

遅くなりましたが、塾の講師に確認しました。

結局、公転面ではなく「公転軸」に対する傾きはというのが
正確な問題だったということでした。
子供の聞き間違いだったようです。

回答をいただいたみなさん、どうもありがとうございました。

補足日時:2002/12/09 16:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

あわてて質問したものですから、簡単な内容になってしまいました。
下のほうに書いたとおり、子供は中3で理科のテストに関するものです。
学校では単純に「地軸の傾きは23.4度」と習ったのに、塾の講師が
「公転面に対する・・・」と言った(早口で言うので子供も友達もよく
聞き取れず、必死にノートに書き写していたようです)とのことで
混乱していました。

また、塾の講師に確認してみます。
ただ、「公転面」というのが何を定義しているのかが問題だと思いますが、
太陽と地球の中心を結んだ線が、地球の公転により作る平面だとすれば
それに対する地軸は66.6度を成すと言えますが・・・・

お礼日時:2002/12/03 11:14

既に皆様が議論されている通り, もともとの問題設定(表現)がまずくて,


>「(地球の)公転面と地軸のなす角は66.6度である」
などと表現するか, 自転の向きも含めてより正確に表現するとすれば
『地球の赤道傾斜角は約23.5度』などといわないとならないのでしょうね.

参考URLにもありますが, よく知られているように
天王星は "ほとんど横倒し"
金星は "逆回り"
だったり, 何でもありの世界ですから...

参考URL:http://www.kahaku.go.jp/education/program/i_pgm/ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

問題は中3の子供の塾のテスト(テキスト内の問題)なのですが、
下のほうにも書いたとおり、塾の講師が早口で答えを言ったので
子供がちゃんと聞き取れなかったようで、私に質問してきたのです。
ただ、現在出張中でテキストそのものを見ていないので、電話での
会話からですので、正確にはわからないのです。

帰ったら、塾の講師に聞いてみたいと思います。
参考URLのご紹介ありがとうございました。なかなかおもしろかったです。

お礼日時:2002/12/03 11:19

たとえば、「地面に垂直に立っている棒」を「90度の傾き」というか、「傾いていないから0度」というかの問題なんですね。

(国語の問題か?)

「私の感覚」では「傾いているのは23.4度」だと思いますが・・・。
そういう主観でかわらないように、
「公転面と地軸の角度が66.6度」というべきか、「公転面に対して自転面の角度が23.4度」というか、誤解のないような言い方をすべきなんでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、相対的なものですから何を基準にするかというのが問題ですが
「公転面」というのが良くわからないので、困っています。

今回の質問は中3の子供の理科のテストでの問題でして、
塾のテキストに対する講師の回答が、どうも66.6度と言ったらしく
子供も私も混乱してしまいました。

また塾の講師に聞いてみたいと思います。

お礼日時:2002/12/03 10:48

『教養のための天文学講義』米山忠興著 丸善に


「地球の公転軌道(黄道面)の回転軸の方向を黄道の極と呼ぶ。天の北極と黄道の極の方向のなす角度は約23.5度である」(23.45度)
と書かれていますよ。

だから、23.4~5度でいいんじゃないですか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

これは、わかりやすい表現ですね。
今回の質問は中3の子供の理科のテストでの問題でして、
塾のテキストに対する講師の回答が、どうも66.6度と言ったらしく
子供も私も混乱してしまいました。

また塾の講師に聞いてみたいと思います。

お礼日時:2002/12/03 10:44

こんばんは。



すみません。現役の高校教師(理科)なのですが、
よく分かりません。

私は、授業では、紛らわしくないように、
「地球の地軸は、公転面に対して垂直から23.4度傾いている。」(A)
という言い方をしているのですが・・・

あるいは、
「地球の赤道面は、公転面と23.4度で交わっている。」
という言い方もできるかも。

odorattiさんのご質問は、
「実際にどうなっているかは分かっているが、その表現はどうしたらいいか。」
というものですよね。

「公転面に対する地軸の傾きが23.4度。」って確かに??な表現かも。
我々は、すでにそれが23.4度と知っているし、
多くの惑星で、地軸が公転面に対して垂直に近いことを知っているので、
イメージ的に垂直からその角度をずらして考えるので、
気にならないこともあるのでしょうが。

「地球の地軸は、公転面に対して66.6度で交わっている。」
のほうがまだ正確な表現ですよね。

言葉の問題というか、定義の問題ですが、
(A)の表現は、とりあえずまあ良いとさせてもらって、
「公転面に対する地軸の傾きは23.4度」(B)と、
「公転面に対する地軸の傾きは66.6度」(C)と
どっちが正解なのでしょうか。
自分としては、「傾き」というのは、「垂直に対するずれ」
みたいな雰囲気があるので、
(傾いていない(角度0度)、というのは
 「垂直におっ立っている」というイメージです。)
Bの方を正解にしたいのですが。

アドバイスにすらなっていなくてすみません。
もっと専門家の回答を期待します。

では。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
現役の教師の方からとは、恐れ入ります。

子供は中3の受験生なのですが、学校では23.4度と教えられ
塾では66.6度と教えられたとのことで、混乱しているようです。
要は、テストの問題で出た時に答えはどれが正解かということですが、
塾のテキストに「公転面に対する・・・・」があったのです。
ただ、このテキストには回答例がついてなくて、講師が塾でしゃべって
生徒が丸をつけるというやり方なのですが、早口なので良くわからなかった
と子供が言っていまして、私に聞いてきたというわけです。

私も理数系のエンジニアですので、「そんなもの簡単よ」とばかりに
答えようとしたのですが、「公転面」とは何を意味するのかわからなく
なり、このごろはそんな教え方をするのかなと混乱したのです。
30年前に私が中3だった時には23.4度しか記憶になかったので・・・

今度、塾の講師と話してみます。

お礼日時:2002/12/03 10:39

公転面に対する地軸の傾きは、地球で言えば北極圏(南極圏)に相当します。


これは66度33分ですから、小数点で表せば66.55度です。
ここよりも緯度が高いところは、夏場は白夜になり、冬場は一日中
暗いまま、と言うことになります。

地軸の傾きは南北の両回帰線です。
これは90度-66度33分=23度27分であり、
小数点であらわすと23.45度です。
ここより緯度が低いところは、太陽が真上を通過する事があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/03 11:28

 こんなのいかが



参考URL:http://www.onl.net/~taka1997/education/1999/geol …
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/03 11:25

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よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 公転面というのは、惑星が恒星の周りを廻っている(これを公転という)軌道を一つの面としたものを云います。
 法線は直線または面に対し、垂直に引いた直線を意味します。
 従って「公転面の法線」というのは、その惑星の公転軌道を面に置き換えた場合、それに対する法線を指します。
 地球の地軸は、この「公転面の法線」に対して約23.5度傾いている、ということです。

 もっとわかりやすく云うと、公転軸と自転軸の傾きが約23.5度ということになります。

Q地球の「公転面」の傾き

太陽の赤道面に対する地球の公転面の傾きを教えてください。

また、ネット上をいろいろ調べたのですが、月の公転面の傾きや、自転軸の傾きはたくさん見つけられるのに、この質問の答えが見つけられなかったというのは、地球の大きさに対して太陽があまりにも大きいので、公転面の傾きは問題ではないということでしょうか?

Aベストアンサー

Wikiにも載っていますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD

赤道傾斜角 7.25°

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Q地球の自転軸はなぜ傾いたままなのでしょうか。

素人考えで恐縮なのですが、子供の頃からの疑問です。
どなたか、わかりやすく教えていただけませんでしょうか。

地球の自転軸は傾いていますが、
太陽の引力を受けながらも、公転軌道上で変わらず傾いたままというのが
不思議でなりません。

◆太陽の引力によって、
 自転軸は公転軌道に対して90度になりそうな気がします。

◆太陽の引力によって、
 太陽を中心とした公転軌道の180度逆側に地球がきたときは
 自転軸の傾きも逆側になりそうな気がします。
 *これは洗濯機などの遠心分離のイメージなんですが…

以上、絵でなく文章表現のため、わかりにくくて申し訳ありません。
また、素人のため質問内容の表現自体も、変で恐縮ですが
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

>◆太陽の引力によって、
> 自転軸は公転軌道に対して90度になりそうな気がします。
>
>◆太陽の引力によって、
> 太陽を中心とした公転軌道の180度逆側に地球がきたときは
> 自転軸の傾きも逆側になりそうな気がします。

 南極側を地面につけて回っているイメージではありませんか?実際のところは地面について回っている訳ではないので、北極側と同じ力が南極側にもかかっています。地球は完全な球ではありませんから多少のアンバランスはありますが、年単位の時間レベルなら無視できる程度です。距離とサイズから考えると太陽の引力は地球の重心(≒中心)一点にかかっていると考えても現実には問題ありません。

>コマのように頭を振りながら(太陽の引力に抵抗しながら)
>公転の軌道上を移動している

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>◆太陽の引力によって、
> 自転軸は公転軌道に対して90度になりそうな気がします。
>
>◆太陽の引力によって、
> 太陽を中心とした公転軌道の180度逆側に地球がきたときは
> 自転軸の傾きも逆側になりそうな気がします。

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それに比べ、月の軌道の角度が大きいのは、彗星の衝突が原因であるため、ぶつかった衝撃で舞い上がった塵や岩石が固まって、月になったといわれています。ですが、未だ、これぞと言う説がないのが現実です。
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Q地軸の傾きは公転面長径のどちら向きですか

地軸の傾きが太陽方向になった時に夏冬になり、傾きが太陽方向と垂直になった時に春秋になるのだと思っています。黄道傾斜・赤道傾斜は平均23度26分(23.4度)とのことですが、どちら向きに傾いているのでしょうか。地球の公転軌道が楕円で、太陽の距離が0.9833AU~1.0167AU違うと大きく違うとのことなので、地軸の傾いている方向を知りたくなりました。
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添付画像のAなら0°、Bなら180°、Cなら90°or270°というイメージでお教えください。
webなどで詳しく載っているところがあれば、URLをお教えください。
地球以外の惑星の赤道傾斜角は理科年表に載っているのですが、これらの惑星の地軸も同じ方向を向いていて傾斜角度だけが違うのでしょうか。 もし同方向を向いているのであれば、それは何か理屈上でそうなるのでしょうか。

Aベストアンサー

ご存知と思いますが、黄道は地球の公転による太陽の通り道です。地球の公転面と一致します。天の赤道は地球の自転軸の方向である天の北極・南極の中間線です。地球の自転面と一致します。
天体の位置を表すには、黄道座標と赤道座標があります。経度の基準は、春分点で0°です。春分点で黄道と赤道は交叉します。春分点を太陽が通過する日が春分の日です。黄道と赤道が交差するもう一つ秋分点(180°)というのがあります。夏至のとき、太陽は黄経90°、冬至で270°です。

近日点の方向は、理科年表の惑星表に載っています。黄経102.972°です。黄緯は当然0°です。
質問の図からわかると思いますが、地球が太陽に最も近づくのは太陽がその反対側に来たときです。太陽が、黄経282.972°に来たときです。冬至から13日あとになります。

添付画像での角度は、Bの180°から太陽が東に12.972°動いたところです。

地軸の方向は、他の方もおっしゃるように歳差運動と言って、自転軸は2万6千年周期で回転運動をしています。十年単位になると、天体観測では考慮しなければならない量になります。
他の惑星でも周期は違いますが、同様なことが起こっています。
二つの惑星で、傾斜角が違うだけで同じ方向を向くこともありますが、天文学的スケールでは一瞬の出来事です。めったに起こる現象ではありません。

ご存知と思いますが、黄道は地球の公転による太陽の通り道です。地球の公転面と一致します。天の赤道は地球の自転軸の方向である天の北極・南極の中間線です。地球の自転面と一致します。
天体の位置を表すには、黄道座標と赤道座標があります。経度の基準は、春分点で0°です。春分点で黄道と赤道は交叉します。春分点を太陽が通過する日が春分の日です。黄道と赤道が交差するもう一つ秋分点(180°)というのがあります。夏至のとき、太陽は黄経90°、冬至で270°です。

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Q人間は考える葦である とは?

ふと頭をよぎったのですが、、
「人間は考える葦である」とはどういう意味なのでしょう? また誰の言葉なのでしょう? 簡単な質問ですみません。 よろしくお願いします。

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  「人間は考える葦である」というのは、フランスの17世紀の思想家・数学者であったブレーズ・パスカルの手稿にあった言葉の翻訳です。普通、『パンセー Pensee(思索)』という著作のなかの言葉だとされますが、『パンセー』はパスカルの著作ではありません。パスカルは、もっと系統的に、人間、世界、神の秩序や矛盾などを考察した、体系的な浩瀚な著作を著すことを計画していて、そのメモを多数書いたのですが、構想が難しかったのか、または若くしてなくなった為か、計画した著作を完成させずに死去しました。
  
  残された膨大なメモを元に、パスカルが計画していた著作に似たものを編集することも考えられたのですが、とても、それは無理なので、断片集として、計画のまとまりや、内容の関連性などから、おおまかに断片メモを整理してまとめて、一冊の本に編集したのが、『パンセー』です。当然、パスカルの死後出版されましたし、内容は、緩やかなつながりで、長短の断片文章が並んでいる構成です。従って、本のなかの文章はパスカルのものですが、本は、パスカルの「著作」とはちょっと云えないでしょう。ほとんどできあがっていて、足りない部分などを、他の文章で補ったりして、計画通りかそれに近い本を作ったのならともかく、当初の計画とは違う、「箴言集」か「随想集」のような本になってしまっていますから。
  
  それはとまれ、「葦」が弱いものの代表として人間の比喩に取り上げられているのは事実ですが、何故「葦」だったのか、という疑問が起こります。例えば、「人間は考える蟻である」とか、「人間は考える蝶である」とか、また「人間は考えるクローヴァーである」とか、幾らでも考えられます。
  
  これは、誰かの説明であったのか、わたしが勝手に考えたのか記憶がはっきりしないのですが(おそらく誰かの説明です)、人間が「葦」であるということの比喩は、ナイルの河畔に生える葦は、強い風が吹くと、弱いために、すぐしなって曲がってします。風に抵抗できない。いや抵抗せずに、しなって敗北するのである。しかし、その他方で、偉大な樫の樹などは、風が吹くと、しなることはせず、抵抗するので風に勝利するが、しかし、繰り返し風が襲って来た時、何時か強い風に倒され、根元から折れてしまうのです。しかし、賢明に自らの分を知る「葦」は、風が吹くとそれに身をまかせてしなり、逆境のなかで、一見屈服したように見えるが、しかし、風がやむと、徐々に身を起こして行き、再びもとのなにごともない姿に戻って微風に揺れているということが、人間への「比喩」の意味だったはずです。
  
  少しの風が吹くとしなり、風の前屈して曲がるが、風が去ると、また元のように立ち上がる。人間とはこのように、自然や運命の暴威に対し無力であるが、それに従順に従い、そして暴威をくぐり抜けて、また元のように、みずからの姿で立ち上がる。自然界のなかでたいへん弱く、簡単に風にしなるが、柔軟性があり、運命にも暴威にも屈しない。そして何よりも、「考えることができる」すなわち「精神を持つ」ことで、ただ、自然の力、暴威として、力を無自覚に揮う風に較べて、遙かに賢明で、優れた存在である。……このような意味の比喩ではなかったかと思います。
  
  この葦の比喩は、パスカルという人がどういう人だったかを知ると、パスカル自身のことのようにも思えて来ます。パスカルは、四十に満たないで亡くなっています。彼は、少年の頃から神童と言われたのですが、病弱で、一生、病気や身体の苦痛とたたかいながら、思索し実験し、研究し、晩年は、修道院に入って信仰生活を送ることを決意して、自分自身でも、そのことについて、悩み考えつつ、世を去りました。パスカルは、自分に襲いかかる不条理な病や、身体の不調などと、「たたかう」というより、それを受けて耐え、病の苦しみのなかで思索や研究を続け、「精神」において、自然が与えた病の暴威などを、乗り越えて生涯を送った人だとも云えるのです。
  
  暖めた流動食でないと、喉を通らないというようなこともしばしばあったということは、解説書などには必ず記されているはずです。弱々しい「葦」のように、襲って来る風に身をまかせつつ、思索した精神、それがパスカルなのでしょう。パスカルは「人間とは、運命に従順であるが、しかし、精神で、運命に抵抗し、不屈の意志で、思索することで、運命や自然の暴威を乗り越える自由の存在なのだ」という意味で、この言葉を記したのではないかとも、思えるのです。
  

 
  「人間は考える葦である」というのは、フランスの17世紀の思想家・数学者であったブレーズ・パスカルの手稿にあった言葉の翻訳です。普通、『パンセー Pensee(思索)』という著作のなかの言葉だとされますが、『パンセー』はパスカルの著作ではありません。パスカルは、もっと系統的に、人間、世界、神の秩序や矛盾などを考察した、体系的な浩瀚な著作を著すことを計画していて、そのメモを多数書いたのですが、構想が難しかったのか、または若くしてなくなった為か、計画した著作を完成させずに死去し...続きを読む

Q教育系在宅ワーク、Z会添削の時給はいくら?

在宅の仕事を考えています。
今は募集していないですが、定期的にZ会では添削者を募集しているようですので、応募しようと考えています。
出来高制で、学年によって、枚数によっても給与は違うと思いますが、
時給に直すといくらくらいでしょうか?

また、執筆の仕事とか、校正の仕事とかされている方はいらっしゃいますか?
どのように見つけてきましたか?
時給に直すと、いくらくらいでしょうか?

主に経験者の方々、よろしく教えてください。

Aベストアンサー

Z会ではありませんが在宅で添削・校正・教材作成などしています。

・見つけ方:新聞広告・infoseek(仕事市場)などのポータルサイト
 新聞広告は意外と多く載っています。
 ネットで探す場合は、添削、採点、校正などの単語で探したほうがいいです。
 間違っても「在宅」でお探しにならないように…特にヤフーなどで検索して引っかかるようなのは怪しいものがほとんどです。

・時給
 能力に依存します(1時間に何枚片付けられるか、ということですが)。
 たいてい千円前後です。
 校正・・・750円くらい(自己申告で時給制)
 テスト採点・・・頑張って1200円くらい(結構きついです。1枚20~60円くらいですが、300~350枚(両面)程度を一晩~中2日くらいでやります)
 添削(私は作文系をやっています)・・・600~1000円(1枚数百円)
 教材作成・・・時給数百円(私がやっているのは出来上がり一つあたりいくら、という設定で、私は時間がかかってしまうので時給換算するとおそろしく安いです。勉強になると思って請け負っているので不満ではありませんが、少々割に合わないかも(苦笑))

Z会だけでなく、赤ペン先生とかもありますね。
在宅はやはり都合に合わせてできるところがありがたいので、やめられないです。
ただ、完全在宅のもの(受け渡しは宅配)~受け渡しのみ指定時刻に指定場所にいかなければならないものなどさまざまです。
質問者様もいいところがみつかるといいですね^^

Z会ではありませんが在宅で添削・校正・教材作成などしています。

・見つけ方:新聞広告・infoseek(仕事市場)などのポータルサイト
 新聞広告は意外と多く載っています。
 ネットで探す場合は、添削、採点、校正などの単語で探したほうがいいです。
 間違っても「在宅」でお探しにならないように…特にヤフーなどで検索して引っかかるようなのは怪しいものがほとんどです。

・時給
 能力に依存します(1時間に何枚片付けられるか、ということですが)。
 たいてい千円前後です。
 校正・・・75...続きを読む

Q「起訴する人」は誰?

交通違反で検挙され、取り締まりにも納得がいかないことでしたので、反則金は納得がいくまで払わないつもりなのです。そのため管轄のお巡りさんに呼び出されています。

担当のお巡りさんと電話で話していた時に気になった事があったので質問です。
ざっと教えてgooの内容を検索してみると、「起訴(不起訴)にするのは「検察」の人のような記述を見つけました。

が。電話で話していたお巡りさん自身が「起訴されますよ」と断言していました。それって、脅しですか?
ちなみにうちの父は交差点での人身事故を起こした際、罰金刑も反則金もなく、不起訴でしたが・・・1キロの通行帯違反で(正式裁判でも)「起訴される」と断言されるのは、おかしくないですか? 断言できるほど自信があるということですか?

Aベストアンサー

もちろん検察官が起訴します。

交差点での人身事故の場合で反則金が無いのは過失が認められなかったせいでしょうね。

行政を相手に裁判をおこしても勝てる確率はとても低いのが現状です。

ご自分で1度体験をされてみるのも勉強になると思いますけど、軽い違反であれば反則金を払ってしまった方が時間と労力の無駄はなくなります。

「起訴される」と断言しているのは、別におかしな話ではなくて、そのように法律で決まっておりますので普通です、そこから裁判になってその裁判に勝てる確率がとても低いというお話だけはしておきます。

Qフーコーの振り子の原理について。

フーコーの振り子を科学博物館で見て、
実際に説明も書いてあったのですが、
何故、地球が自転していることの証明になっているのか
よく分かりませんでした。

過去の質問にあったので、回答を読んでみましたが、
それでもよくわからないんです。

なぜ振り子が振れつつもどんどん向きが変わっていくのでしょう?
地球って傾いて自転してますよね?
丁寧に教えてもらえませんか?
よろしくおねがいします。

Aベストアンサー

地球の傾きについては無視してもそんなに問題ありません。おおめにみれば傾いていないと思ってください。

慣性ってありますね。動いてるものは、ほかの力が加わらなければそのままの向きで動き続ける。これはもう確認されているとしていいですね。

振り子のおもりも、ふつう同じ向きに行ったりきたりしますね。おもりが静止する位置を0の点とします。おもりを南側に引いて放すと、おもりは0の点を通って北側に振れて、また0の点を通って南へ戻ってきます。(振り子が重力で振動する理屈は省略。)

さて、この振り子がほかの力を受けないで振れ続けると、その向きは変わらないはずですね。いつまでも南北に動く。もし地球が動いていなければ。

でも実際には振り子のゆれる向きがだんだん変わる。(実験なんですから、これは認めてください。)

なにが振り子の向きを変えているのか。目に見えない謎の力が振り子におよんでいるのかな? どんな力だそれは。

そこでこう推論します:「振り子の向きがだんだん変わるのは地球が自転していることと関係がある」。
すると、回っているのは地球のほうで、振り子は実はずっと同じ向きに動いている。私たちも地球と一緒にまわっているから「止まっている」つもりになっているので、逆に振り子のほうが回るように見えるということか。
これなら「目に見えない謎の力」を探さないですみます。回っている地球の上で同じ向きに振れつづける振り子が、地球に乗っかって見ている我々には「向きを変える」ように見える。

あとは緯度によって振り子の向きの変わり方がちがうことを説明できれば完全な証明になるわけです。
(その点については他の解答が参考になるとおもいます。)

地球の傾きについては無視してもそんなに問題ありません。おおめにみれば傾いていないと思ってください。

慣性ってありますね。動いてるものは、ほかの力が加わらなければそのままの向きで動き続ける。これはもう確認されているとしていいですね。

振り子のおもりも、ふつう同じ向きに行ったりきたりしますね。おもりが静止する位置を0の点とします。おもりを南側に引いて放すと、おもりは0の点を通って北側に振れて、また0の点を通って南へ戻ってきます。(振り子が重力で振動する理屈は省略。)

さ...続きを読む

QZ会添削者の採用について

Z会にて通信添削の仕事をしたいと思い、たびたび応募しているのですが、残念ながらWEB応募の段階で不採用になっています。
WEB応募では、学歴、職歴、教員免許の有無、志望動機、住所を聞かれます。
せめて、添削の試験を受けるところまでは進みたいものです。

経験者の方がいらっしゃいましたら、採用されるためのアドバイスをお聞きしたいです。
よろしくおねがいします。

Aベストアンサー

まず第一に学歴だと思います。z会の問題は結構難しいので最低でも
マーチレベルにないと切られるんじゃないかと思います。


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