dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

[季節]-北半球と南半球。小中学校「社会科」世界地理では、☆太陽の見かけ状の運動による、北回帰線ー赤道ー南回帰線と説明学習した記憶があります
 これだけで、北半球と南半球とが季節が異なる、オーストラリアのクリスマス(12/25)が
真夏(暑い)など理解できます。余談ですが、オーストラリアのクリスマス休暇は“2週間”とのこと。その心は、夏季休暇でも在るとのことです。
 中学・高校の「理科」天体(物理学)では、地球の自転と公転を前提に、学習されます。※前段と後段の、知識・教科内容を統一して整合性のある理解をしたいのですが。説明・整理して頂けませんでしょうか。天文(天体)についてなど、日頃考える必要性が無く、学びっ放しにしておいてしまったので、どうかご教授願えませんでしょうか。また、北半球を脅かす台風、ハリケーン、サイクロンなどについて、南半球での被害・報道を聞いた記憶がありません。これも、自転と公転との関係からご説明頂けませんでしょうか。同じく排水口の渦も、台風と同じく時計回りになる、と記憶しておりますが。南半球ではどうなるのでしょうか。これも、自転と公転との関係からご説明頂けませんでしょうか。こんな基本的知識を今頃になって、質問する自分に驚いております
 「無知であることに、無知(=気づきもしなかった)だった」からと結論付けて、それを自覚できるようにようやくなったのだ、と自省しております。
  小中高の教員の先生、または、ご専門・ご専攻の学生・院生の方、その他
ご説明して頂ける教養人の皆様、何とぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

地球に季節があるのは、地球が23.4度傾いて自転しているのが原因です。

地球儀はこの角度で斜めにとりつけてありますね。もし真っ直ぐ立っていたり真横になって回っていたら季節はありません。
季節は4つありますので、公転を90度ずつ4つに分けましょう。公転は、○を太陽、/を地球地軸の傾きとして、次の3通りに分けることができます。
1.地軸が太陽側に倒れている  /  ○
2.地軸が太陽と反対側に倒れている  ○  / 
3.1.と2.の中間
1.が日本の夏、2.が冬でです。地球儀をこのような形に配置して自転させると、1.は昼が長く夜が短い、また、また太陽高度は高くなることがわかります。太陽が真上方向にあって昼が長ければ、日差しを多く受けるのでよく温まるわけですね。2.および南半球はこの反対なので当然冬です。3.が春もしくは秋ということですね。
1.3.2.3.1.3.という順番に公転していますので、春夏秋冬が常に一定の順で回ってきます。

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/ …
http://www.zoshindo.co.jp/Rjiten/kisetu.htm

↓のサイトご覧ください。オーストラリアにも台風のようなものがありますね。これはウィリー・ ウィリー (Willy-Willy)と呼ばれているようです。インド洋のサイクロンも南半球でも発生しています。要するに南・北に関わらず発生しています。

再度↓の写真。日本の台風は左巻き(左手でグーをゆるめに作った形)ですが、オーストラリアのは右手のグーを手の平を上にして作った形になります。これは地球自転に由来する「コリオリの力(転向力)」による現象です。
真ん中が高くなってる大きな回転円盤を考えます。今、その真ん中に立っているひとPが、円盤の側でじっと立っている人Qにボールるを転がすとしました。ボールは真っ直ぐQさんの方へ転がってきました。しかし、これをPさんの方から見るとどうだったでしょうか。ボールはPさんの後ろへ後ろへと曲がりながら落ちたように見えたはずです。超簡単にいうとこれが「コリオリの力」の説明です。

さて、排水溝の渦。いわゆる北半球と南では、渦が反対に巻くというのは100%都市伝説です。「コリオリの力」は台風くらい大きなものでないと作用しません。排水溝の渦は北でも南でも、右にも左にも渦を巻きます。偶然なのです。排水溝の形状、水のちょっとした揺れ具合などで決まります。
オーストラリアあたりで、観光客相手に反対渦巻きを実演している人がいますね。そこで、彼のやることの反対をやって見せれば左巻き渦となって、彼は面目を失うはずです。

参考URL:http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/news/2 …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

大変ありがとうございます。自らの断片的知識・記憶をどのように組合せてみてもご教授頂いた[正解=科学・学問的説明]に到達し得たか甚だ疑問です。質問を敢えて公開して正解だった、一般教養レベル[中・高の地学]であるので、
果たして質問すべきか迷いましたが。/23.4度は、学校教科書で習った数字の記憶があります。でも、この季節現象の説明に役立って来るとは想いませんでした。「地球は西洋梨型で完全な球状ではない」などと同じく記憶の底に眠っていて実に久しぶりに目覚めた感じです。/ しかし、1) 南半球にも台風やサイクロンがあること。2)南半球の「反対渦巻き」は、排水溝の渦レベルでは絶対ではなくて「偶然」にもよる、とのこと。驚きました。3)「コリオリの力」は、高校物理辺りで授業に登場したかもしれませんが、全く記憶に刻まれていません。お頭をグルグル検索しても、“該当ナシ”です。
もし質問をせずに、かつご回答を頂けなければ、“次”はいつ「コリオリの力」にめぐりあえたことでしょうか。/URLも大変参考になりました。学校教育等でIT(インターネット)が活用出来ることも(確信)わかりました。

お礼日時:2005/11/28 19:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!