
こんばんは。いつもお世話になっています。
職場での雑談の折に、
『地球』ということばは固有名詞かどうかが話題になりました。
わたしは、それまで普通名詞だと思い込んでいたので、正直なところ変なことを言う人がいるなあと初めは感じたのです。
ところが、相手の言い分は、
「この世に一つしかないから、固有名詞ではないか。」
でした。
これを聞いてぐらついてしまいました。
わたしは愛知県の人間ですが、確かに、『愛知県』『矢作川』『茶臼山』などは固有名詞ですよね。
もう少し広げてみると、『日本』『太平洋』『エベレスト』も固有名詞です。
そんなことを言いながら結論を出そうとしましたが、出すことができませんでした。
家に帰って国語辞典を調べてみても、嫁さんに聞いてみても(←当たり前かな)、答えは分かりません。
アンタレスーさそり座ー土星ー木星ー火星ー地球の流れでいけば、固有名詞になるような気がします。
でも、星ー星座ー太陽ー月ー地球の流れでいけば、普通名詞のような気がします。
つまるところ、地球だけでなく惑星名・月・太陽までどちらか分からなくなってしまいました。
どなたか、このアホ男を助けてください。
よろしくお願いします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
私は、『地球』は固有名詞だと思います。
No.4の方がおっしゃているように、比喩を使用される場合は話は別です。例えば「彼女は現代のクレオパトラだ。」といっても『クレオパトラ』は普通名詞とはあまり考えませんから。
しかし、No.3の方がおっしゃっていますが、『月』に関しては、たしかに『月』=『衛星』の意味で用いることも多くあります。ただし、No.3の方がいう、
>「火星の月、フォボス」、「木星の月、エウロパ」
と言うのは『月』が普通名詞なのであって、『フォボス』『エウロパ』が普通名詞と言う意味ではないと思います。『フォボス』『エウロパ』は固有名詞です。と言っても、「火星の月」という表現ももともとは比喩だったのだと思いますから、使用頻度が多くなれば、単なる比喩ではなく普通名詞となるのでしょう。ですから、みんなが『クレオパトラ』=『美人』と言う意味で使って、「彼女はクレオパトラでね~」と言うようになれば、『クレオパトラ』も普通名詞になるでしょう。
使用の仕方によって『固有名詞』が『普通名詞』に変わったり『普通名詞』が『固有名詞』に変わったりするものです。
比喩のお話、な~るほど!と思いながら読ませていただきました。
ううむ。日本語は難しいなあと改めて感じました。
クレオパトラが普通名詞になったら、なんか悲しいですね。本人もきっとがっかりするんじゃないんでしょうか。(笑)
深夜のご回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
♯5さんの回答を読んでいて、あ、その通りだ、と思いました。
「地球」はなるほど一つしかないけれども、少なくとも英語においては普通名詞です。重複になりますが、英語で固有名詞を表記する場合、(特殊な意図がある場合を除いて)必ず頭文字が大文字となります。
地球の他に太陽は、今のところ一つしか確認されていないにも関わらず、the sunと表記しますが、翻って同語源の日曜日はSundayつまり固有名詞となり、あくまで「名称そのもの」を指します。Tokyoが(これも特殊な例を除き)東京という地名としての固有名詞であるのと同じです。
「the sun=太陽」という言葉には、「輝き」「生き甲斐」などのあらゆる普遍的意味合いを含み、地球もまた然り、earthは「地面」や「俗」の意味も暗喩しているため、「名称そのもの(=固有名詞)」には止まらない暗喩や共通観念を含んだ上で成り立っています。クレオパトラは「美しいこと」の暗喩表現に用いられますが、人物名であることに間違いはないので固有名詞となります。
それじゃあ火星は?水星は?冥王星は?英語の表記もそれぞれMars、Mercury、Plutoと記し、頭文字が大文字じゃないか!天体の一つである地球だけが普通名詞だというのはおかしいじゃないか!とも考えられます。
これについては、神話の神々の名前を直接的に借りていることが原因と思われます。神の名は他でもない固有名詞だからです(もちろん神の名を根源とした言葉が必ずしも固有名詞となるかどうかについてはそうとは限りませんが。)。
少なくとも英語のおいてはこのように考えられ、日本語が英語の品詞の分類に拠っているとしたら、「地球」は普通名詞です。しかし、現在、名詞の分類においてどれだけ日本語が英語に依拠しているかについては全く知りません。そこのところをご存知の方がいたら、ご教示頂きたいと思います。
この回答への補足
kaminさんの欄をお借りして、みなさんにお礼申し上げます。
学のない男にたくさんの見方を示していただきまして、ありがとうございました。
結局、わたしの脳みそでは疑問は解決するに至りませんでした。申し訳ありません。
ただ、惑星名は固有名詞であることは納得できました。
今回の質問で、改めて日本語の難しさを学ばせていただきました。
厚く御礼申し上げます。
日曜日=Sundayは、全くの盲点でした。
日本語と英語では名詞でも分類が違うのですね。
惑星の名称は神の名からとったわけですか。夜空が大好きなのですが、アルファベットは苦手なのでこれも知りませんでした。
考えれば考えるほど深みにはまっていきます。ことばは奥が深いですね。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
(^Δ^)イヤー!
「じゃあ、あなたは地球ね」は比喩でしょ?
SFの世界ではよく、なんたら星人が自分の星のことを「地球」と呼んでます。
そういう場合は、「母星」という意味の普通名詞ですが、現実にはそんなこと言う宇宙人も、地球以外の星で生まれた人間もまだ現れてないので、まだ一般的には「固有名詞」でしょう。一個しかないし。
あくまで「まだ」です、、
数千年後ぐらいには普通名詞なってるかもね。
地球のような環境の星が宇宙のどこかにあるはずだ とも考えてみました。
ただ、まだ発見されていないし、名前もつけられてないんですよね。(←当たり前だけど)
時代と共に変わるというのは、言語の本質を垣間見た気がします。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
使われる文脈によるのではないでしょうか。
例えば「地球は太陽の周りを周っています。」
という文章では、「地球」や「太陽」は固有名詞だと思いますが、
「君はボクの太陽だ」「じゃあ、あなたは地球ね」
みたいな中では、普通名詞だと思われます。
思うに、太陽系第3惑星という意味の中で使われていれば「固有名詞」、
何かしらの性質が地球のようで、
その例えとして使われていたら「普通名詞」ではないかと…。
文脈に関係するとは考えてもみませんでした。
ただ単純に、国語辞典を見ても『名』としか記されていないので、訳がわからなくなっていたのです。
説得力のあるご回答ありがとうございました。
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