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「死に神」問題について思うのですが、どうしてあのように問題になるのでしょうか?表現や言論の自由は憲法上保障されているものではないのでしょうか?
永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神。

永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、天下りのためのを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。
                (朝日新聞『素粒子』より)
この記事が事の発端のようですが、談合した人間には「疫病神」と書かれてあります。もし鳩山元法相に対する「死に神」が駄目なら、完了に対する「疫病神」も駄目なんじゃないでしょうか?
鳩山元法相はいたって合法な行為をしたまでですが、それに対する批判をしては駄目なのでしょうか?
私は、現行の法律が間違っているのであれば、その批判をしてもいいと思うのですが、今回はそのようなケースではないのでしょうか?

当方は、法律の知識は皆無なので、このような質問は愚問かもしれませんが、回答よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

 言論の自由とは、何を言っても責任をとる必要はない、という意味


ではありません。政府などの権力によって言論を理由に罰せられたり、
事前の検閲を受けることがないことを保障したものです。中国に言論
の自由がないことと比較して考えると、日本では言論の自由が機能し
ていることがわかります。

 言論の自由があるからと言って、見当はずれの批判( 今回の死神 )を
した場合は、それを間違っていたと認める責任が生じます。もしくは
以前の社会党みたいに、絶対に謝らないという手もありますが。

 また今回は、鳩山前法相は不快感を表明したものの、朝日新聞に
対して直接的には謝罪を要求していません。これは前述の、政府に
よる言論弾圧に繋がらないようにしたからです。
※鳩山氏自身による朝日批判は、もちろん言論の自由の範囲内です

 いっぽう、「 我々を死神と呼んだのも同然 」と強く反発した
全国犯罪被害者の会は、政府などの権力機関ではないので、朝日
新聞に対して謝罪を強く要求できる立場です。朝日はこちらに対
して謝罪したというわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
鳩山前首相も言論の自由を守り、憲法の範囲内で批判をしたんですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:28

>表現や言論の自由は憲法上保障されているものではないのでしょうか?



保障されているからこそ朝日新聞社は刑事罰や行政処分を受けなかったし、損害賠償請求訴訟にもならなかったのです。

他の方も述べている通り“批判”も“言論”です。

朝日新聞社は、
「お気持ちに思いが至らなかった」
「ご批判を厳粛に受け止め、教訓として今後の報道に生かしていきます」
「中傷する意図は全くありませんでした。法相が『侮辱』『中傷』とお受け取りになったとすれば、残念です」
としただけで、はっきりと謝罪したわけでも撤回したわけでもありませんでした。

鳩山前法相が死神なら日本の法律は死神を養成しているということになり、死刑を望む被害者の遺族も死神ということになりますが、死刑廃止論が出るのはそのように思っている人がいるからなのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
言論の自由が保障されているから訴訟問題にもならないんですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:38

朝日新聞は、韓国人、朝鮮人の凶悪犯罪者の国籍を隠蔽し、犯人名も日本人名(通名)で行っており、その死刑首まで庇っております。


その上、特亜3国の代弁者のような記事を書いています。
その辺の社風から批判的な言葉が、前鳩山法務大臣に向ったのではないでしょうか。

下記のような新聞だから「さもありなん!」と思われます。↓

参考URL:http://asahiru.net/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:35

公序良俗を超えた自由はありません。

表現にしても言論にしても、「何でもOK」ではありません。「自由」と「我儘できること」とは同じではないのです。
ちなみに、「義務」を忘れて「権利」を行使することは、「権利の濫用」につながります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
言論の自由にも公序良俗という制限があるのですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:32

官製談合は、法的にも禁止されているし、国民の間でも「悪」として共通理解がある行為です。


一方、死刑の「執行」を命ずることは、何ら法律に触れることではなく、むしろ、法律で法務大臣が行わなければならないとされていることです。それを良しとしない意見もありますが、国民の間でも意見が分かれていることで、それを「悪」とするのは、むしろまだ少数派といってよいでしょう。

それを「同列」に並べ、死刑執行を官製談合と同等のものと扱い、さらにはそれを「死に神」呼ばわりするというのは、単なる批判以上のものと取られても仕方ないかもしれません。

ただ、他の人も言っていますが、制度や法律を批判するのは自由ですが、その批判自体を批判するのもまた自由です。今回、法相自身以上にこれを批判しているのは、犯罪被害者の団体などで、彼らにしてみれば、「犯人の死刑を望む自分たちも『死に神』だというのか」という思いなわけで、あのコラムを書いた人は、やはりそのへんの配慮には欠けていたといわざるを得ないでしょう。
また、別に朝日新聞が発行停止になったわけでもないし、逮捕者が出たわけでもありません。発言に批判が出て、それが不当なら朝日新聞はそれに反論すればいいだけのことです。

今回は朝日新聞の記事に対して批判が集まりましたが、それ自体も憲法で保護されるべき「言論の自由」なわけです。批判に批判が出たというだけのことで、今回の一件は、言論の自由が保障された社会としてはむしろ比較的まともに収まった例ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
本件は、言論の自由が問題になる事例じゃないのですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:30

鳩山元法相と、品川局長の問題は、次元が異なります。



官僚の汚職や天下りは、国民の税金を使う犯罪行為あるいは非難されるべき国民を馬鹿にする盗人のような恥ずかしい行為。
一方、鳩山元法相は、法治国家として、裁判所が出した判決を、職務上の義務(本来死刑判決は、判決後六ヶ月で執行されなければならないという規定があります。今までの法相が法を遵守していなかったため、職務怠慢とも言える)。

死刑に対して、反対派であるか、賛成派であるかは全く次元が異なるものです。また、死刑が間違っているか、正しいかにも関係ありません。何故なら、今、日本には死刑制度があり、法治国家として、制度がある以上は、法を守る必要があります。

要するに、法律というのは、間違っていようが、正しかろうが、決まっていることは守らなければならないのです。人のお金を盗んでも罪にならないという法律であれば、盗まれても無罪でなければならない。法律というものはそういうもの。法治国家は法を守るもの。そして、国民も法律をまもらなければならない。人を殺したため、法によって裁かれ、法によって死刑執行されたことは、よいとか悪いという問題ではなく、法を守ったということ。官僚は、談合などで違法行為をしている場合、疫病神と揶揄されても当然ですが、鳩山元法相は、法を守ったため、「死に神」と言われるのは、報道側に、法律を守ることがまるでいけないかのような姿勢があるから問題になったのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
法律を守ることがいけないという報道に問題があったのですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:26

>表現や言論の自由は憲法上保障されているものではないのでしょうか?



憲法上保障されています。

ただ、生産的で冷静な議論が望ましいと考えます。

法律に対して、また政治家に対して当然批判して良いです。それを否定した法律が、戦前の「治安維持法」です。最低最悪の法律です。

例えば、「母べえ」をご覧下さい。治安維持法によりいかに無惨なことが起きたか、鋭く描かれています。

様々な議論や批判がなされて初めて健全な社会と言えます。

参考になる学者は芦部信喜教授です。亡くなりましたが。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A6%E9%83%A8% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
議論と批判がなされることで健全な社会が創られるのですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:18

疫病神


厄介ごとを起こす人や物を比喩して「疫病神」と呼ぶこともある

死神
比喩する対象がないので、ずばりそのものになってしまう


と言う理由はダメかなぁ

ちなみに貧乏神はOKだと思います・・・福田さん
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
死神という言葉がダメだったんですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:14

>表現や言論の自由は憲法上保障されているものではないのでしょうか?


問題になった=言論の自由が保障されていない、ということにはならないですね。
>それに対する批判をしては駄目なのでしょうか?
批判してもいいですね。批判してもいいですが、その批判をさらに批判するのも自由なんです。
今回は最初に批判した当人が「間違っていた」と謝罪したということですね。正しいと思えば反論する自由もあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
問題になっても言論の自由は保障されているのですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:11

こんにちは。


法制度に対して批判をするならば、法に基づいて仕事をする以外できない法務大臣を誹謗する事は、批判する対象が違うと思います。

法律その物を批判すべきであって、法務大臣を死神呼ばわりするのは見当外れだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
批判する対象が見当外れということですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/08/06 12:09

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