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日本の電力供給はベストミックス、すなわち原子力、化石燃料、水力等
でほぼ3分の一ずつの電源構成になっています。原油高騰は電力料金の値上げに直結します(地震による柏崎刈羽の原発稼働停止も影響しているそうです。)。
さて、フランスでは電力の8割以上を原子力で生産し、周辺諸国に売電して外貨獲得もしています。
その意味からすると、原油高騰によってフランスの電力料金の値上げは予定されていないということなのでしょうか?もし、そうなら、今後、発展途上国での急激な石油需要の増加を考えた場合、ますます石油高騰の素地は大きくなるわけですから、わが国でも原子力発電の比率を高め、石油に依存した電力供給の見直しを早急に進める必要があります。
・フランスの電力料金事情に詳しい方から、実態についてお聞かせ願いたいです。
・また、フランスの国民生活一般では、石油高騰によって日本と同じように食品や生活用品が軒並み値上げされ、国民生活を圧迫しているのでしょうか?
※アメリカの石油メジャーがまたまた高収益を上げたとの報道は本当に腹立たしい限りです。

A 回答 (3件)

私は特にフランスの電力事情に詳しいわけではありませんが、1さんのご意見がちょっと?なので書かせてもらいました。


1さんへ
LPG発電→LNGの間違いですよね?LPGは石油ガスのことですもの。
20年で倍になっていない→価格の大半が税金である自動車用ガソリンで比較するのはおかしいんじゃないでしょうか?ナフサ(工業用ガソリン)や灯油や重油は4~5倍に上がっています。ガソリンも税金を抜いた元値は最安値時は20円台で、今は120円台だから5倍ですよ。
それに石炭火力発電が石油やLNGよりもCO2排出量も環境に与える影響についても、中国の風下の日本の森林の被害を観ればわかりませんかね。

確かにフランスは原発依存が高い国で、余剰分を他国に売っていますが原発廃止したドイツもフランスから買っているわけですから、なんだかよくわかりませんよね。デンマークでは風力発電が多くエコなように見えますが、首都コペンハーゲンから見える狭い海峡を挟んだ隣国スゥエーデンに原発があります。欧州はかならずしもまとまっていません。

また、ウランも最近の世界的な原発需要で、価格は10倍以上に上がっています、ただしそれを原発燃料にまで加工するほうにもっとコストがかかりますから、原発燃料としての価格は10倍なんてことにはなってません。
しかし原子力はイギリスのアンソニー・ベン氏も言うように「莫大な金がかかり、安全でなく、平和的でない」エネルギーだということは昔も今も変わっていません。
その将来的にかかるコストは計算に入っていないのも不安要因ではありますね。しかし、それに依存しなければならないのも現実の問題です。

原油高騰で笑いのとまらない産油国ですが、確かにプーチンの故郷サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)に建設中の巨大なガスプロム本社ビルなどを見ると、明らかにどこかおかしいなと思います。

問題のフランス国民の生活ですが、フランス人は魚を食べる民族でもありますし、農業国でもありますので、原油高騰の影響はかなり出てきていると思います。トラクターや漁船は原子力では動きませんから。
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この回答へのお礼

御回答有難うございました。非常に視野の広い、しかも深く掘り下げたご意見に感銘を受けました。そして、とても面白く興味深く拝読しました。このほかにも関連的なご意見・情報をお持ちなら、ぜひまた聞かせてください。お待ちしています。

お礼日時:2008/08/13 07:42

液化天然ガスですからLNGですね ちょんぼ



20年で倍になっていない→価格の大半が税金である自動車用ガソリンで比較するのはおかしいんじゃないでしょうか?

結論書くとどれで書いても倍率って点では可笑しくなります
理由は
日本の石油会社は、昔は需要が少ない軽油、灯油、重油では儲けがでないのでガソリンに上乗せしてました
 なぜその様な政策をしていたかと言うと
 需要の少ない軽油、灯油、重油の消費量を増やす為です
 
 昔はガソリンと軽油の値段差は30円以上ありました、現在の価格差はほぼ税金の差分に近くなってます

 したがってガソリンに上乗せして分は今はありませんので・・・・・(税金抜で)価格倍率はガソリンが小さくなり
 軽油、重油は倍率がでかく成ります
 
 
 まあ、本当の値段は実質購買力(為替や物価の推移、賃金の伸び率、等などを加味する)で論じないといけませんが話が難しくなりますのでめちゃくちゃ判り憎くなりますので・・・判り易くする為に例を出しただけです

石炭火力発電が石油やLNGよりもCO2排出量も環境に与える影響についても、中国の風下の日本の森林の被害を観ればわかりませんかね。

 これも考え方が可笑しいですね

 CO2の増加はいい面があるんですが・・その話は出てくることは殆どありません
 CO2が増えると(正確にはある所まで増えるとそれ以上上がり憎くなります)、植物の光合成が活発に成ります したがって穀物生産量は耕地面積が同じでも大幅に増えます
 酸素が増加すると思うでしょう・・・・・・
 仮にCO2が増えて地球の温度が上がると生態系呼吸量が増えるのでトータルで増加はほぼありませんしね(ここまで来ると難し過ぎるかな?)
 

 森林の被害の元は酸性雨と窒素酸化物などの有害物質です
 これは、発電設備に日本と同等の環境装置をつけることで解決します、CO2は全く関係おません


 他にも書くことはあるが・・以下略
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この回答へのお礼

御回答有難うございました。欧州ではガススタンド設置と優遇措置、南米ではガソリン・アルコール併用自動車の普及奨励などわが国以上に国のトップの政策判断と強力なリーダーシップで脱石油社会の構築に前進しているように思います。わが国はこのままでいいのでしょうか・・・愛する子や孫達のために、今出来ることはしていかないといけません。
「今、何もしなければ10年後も何も変らない」のですから。そして、
「明日地球が滅びるとも、今日、君は林檎の木を植える」です。

お礼日時:2008/10/05 22:35

あの・・その前に



よく言われる
原子力発電 1kW/h 6円
火力         12円
とな言われてますが・・・・・・・・・・・・・
この計算に入ってない費用を入れると火力より発電コスト高い(可能性)及びCO2の排出でも多い(可能性)が有ること認識しないと駄目です

コストに入ってない物
・原子力の研究費用
・原発の交付金、電力会社の寄付金
・地震の修理費
 新潟地震では6500億円の修理を計上している
・今後の耐震改修費
なんとトイレの無い発電所と言われる由縁
・廃炉の解体方法も決まってません
 っていまだに研究中ですね

・原子炉解体費用
 1基1000億円とも言われる
・原子炉解体後の数万年間保蔵する費用
・使用済みウランの保存に数万年これらの費用

これらを含めると果たしてどのくらいの発電コストになるかは不明
たぶん火力発電より多いと思える

意外と国などの試算は抜かしている所が多い
試算方法を読んで話をしないと駄目です
必ず試算根拠を見て下さい
CO2の計算方法及び太陽光発電の試算方法も面白いですよ



原油の高騰を招いた原因は
原油の増加は量は数%ですから・・・・これでは無いんです

ドルの下落によるもの
ユーロで原油は見ないといけません
ドル建てでは上がってますけどね
これが原油がドル建てになっているのが要因

最大の要因は
アメリカの原油能力不足によるもので供給がギリギリ
だから
大型のハリケーンがカリホニアに向かうと原油が高騰する
日本からガソリン運ぶほどですから
アメリカの議会でも問題成っている

実際には
原油の供給量は増えている
また、いくらでも売ってくれるので供給側は有り余ってます
実際にオペックの枠の2割くらい増産は可能ですから
イラクなんか実際は枠より2割くらい多く輸出してます


また原油依存の発電は減ってますよ
最近はLPG発電及び石炭発電の建設が多いです

また、実際は化石燃料が一番良いんです
CO2も原子力発電(最終処分まで入れる)より小さいのでね

そもそも
CO2を言い出しのはフランスですから
原子力発電を正当化するための政治宣伝で・・・・・・・・
また世界的に政治的にCO2排出量は低くだされている
本当は入れないといけないCO2が抜かしてそれを計算の元なる
試算としてますのでね


http://news.nna.jp/free_eu/news/20080717frf001A. …
値上がりは日本と同じパターンですね


でもよく考えると
円ベースで見るとそうなに原油上がってませんね

20年前はガソリン100円位ですから
20年で倍には成ってないんですから・・・・・・
その間に給料は2倍以上に増えてますので・・
無茶くちゃと言うわけでも無いです

20年間均等に上がれば文句はでないんでしょうがね
一気だから追随か難しい
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。世間では地球温暖化防止のために、省エネが声高に叫ばれていますが、生活の利便性はもう「ALWAYS三丁目の夕日」の頃には戻れない。家電の省エネタイプ開発も限界がある。代案がない以上、批判だけでなく、電力セキュリテイの将来展望と原子力発電の位置づけを客観的に冷静に議論すべき時期に来ていると思っています。

お礼日時:2008/08/13 07:39

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