
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
言葉にまつわる寓話ということですが、これは寓話ではなく、当時のヨーロッパ人の一般的なイメージによるものです。
昔からヨーロッパでは、「狼は力が強く、ずる賢く悪い生き物である」という観念がありました。
これは昔からヨーロッパ諸国が、狼の農作物被害に悩まされてきたからです。
このことは、グリム童話やアンデルセン童話、あるいはヨーロッパやアメリカのアニメなどでも推し量ることができます。
狼はたいがい悪役ですよね。
それに対して羊は、昔から「家畜」として扱われてきました。
しかも羊は大変に気の小さな生き物ですから、ヨーロッパでは「弱い生き物の代表」のように扱われることが多かったのです。
これらの観念があって、先のナポレオンの言葉が成り立つわけです。
単なる観念だったのですね。
しかし、自分を「ずるくて悪い狼」、「兵士を弱い羊」というナポレオンて..
戦争って勝てばどんな言葉もまともに聞こえるんですね
No.4
- 回答日時:
ビジネス書などではよくでてくる言葉です。
統率力・方針・戦略などのリーダーの重要性を説くときに使用します。
ナポレオンの軍隊は一般市民であったので、それを鼓舞するために自分のカリスマ性を熟知したナポレオンが使用したのだと思われます。
実際には、一連のナポレオン戦争では第二次世界大戦よりも多くの死者をフランスは出していますが、一般市民からなる軍隊は次々と人を送り込めたのです。
従って答えは「100対100では羊は食い殺される」です。
ナポレオンの野望を止めたイギリス海軍総督のネルソンは、船上に砲弾が命中し大けがをしたときに「勇者たちを先に」といって自分が先に手当を受けることを拒みました。ネルソンの死後も、イギリス海軍はナポレオンに海を渡らせることをさせませんでした。
兵士を「羊」と呼んだナポレオンと、「勇者」と呼んだネルソン、どちらが本当のリーダーだったのでしょうか。
そんなにたくさんの人が死んでいるとは思いませんでした。確かに技量が足りなくても、士気が高い兵士が次々とこられては怖くなっちゃいますものね。
結局、ナポレオンは100人の兵士を羊に、ネルソンは100人の兵士を勇者にしたから、ナポレオンは勝てなかったんでしょうね。
なんか、いい話を聞いてすっきりしました。
No.2
- 回答日時:
この言葉はもちろん例えです。
実際には羊と狼では「戦闘欲求」が違い過ぎるので勝負になりません。
ここでは、「羊のような弱い人間」と「狼のような猛々しい人間」という意味です。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
補足させていただくと、”うさぎとかめ”の話のように通常とっぴな話の場合、それにまつわるお話があると思うのですが、表題の内容に関しては聞いたことがなかったので不思議に思いました。いきなり”努力家のかめは怠け者のうさぎに、かけっこで勝つ”なんていわれても、例のお話がなかったら誰も納得しないとおもったのです。
で、そのお話を聞きたかったのですが、やはりナポレオンがそれまでどこも運用に失敗していた国民軍をうまく使ったからなのでしょうね。もし、他に、これにまつわる逸話や寓話などがあるならば、知りたいです。
No.1
- 回答日時:
こんばんは。
調べましたところナポレオンの言葉のようですね。解釈はみつけられなかったのですが、リーダー次第では、いかに有能な部下が100匹(人)いても部下を活かし切れず負け戦になるかもしれないし、逆に部下が大したことなくてもリーダーが有能な切れ者であれば勝ち戦になる、というようなことでしょうか。(まさかナポレオンの自画自賛?!・・・)他は数をそろえれば・・というよりは、他をどう導くかはリーダー次第というような諺でしょうか?
いくら優秀な社員が100人いても、おばかなリーダーが上に立てば・・と考えるとわかりやすいでかもです・・・。
ナポレオンだったんですね。フランス国民軍を率いて勝利したからなんでしょうか?でも、いきなりこんなこといわれても、狼と羊ではエリート兵士と近所の園児以上に差があってだれも納得しないんではないかと。やはり、無理があってもナポレオンだからみんな納得したんでしょうね。
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