
(1)静電容量C1、C2の2個のコンデンサが、それぞれV1、V2
の電位差で充電されている。これらを電圧の向きが同じ方向になるように
並列に接続したとき、共通の電位差およびエネルギー変化を求めよ。
(2)間隔が0.01mの平行導体板に500Vの電位差を加えたとき、導体板に
働く単位面積あたりの力を求めよ。
この二つの問題なんですが、
(1)電位差はQ=CVよりV=Q/Cなので
V=(C1V1+C2V2)/(C1+C2)となるのはわかるのですが、
エネルギー変化がわかりません。
(2)は単位面積あたりの式の求め方がわからないので、お願いします。
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
ANo.1さんの
>(2)は、平板全体にかかる力は
>F = Q*E = Q*(V/d)
は間違いですので、指摘しておきます。
コンデンサが電場にたくわえるエネルギーは、見方を変えれば
電気力による位置エネルギーに他なりませんから、電荷を±Q
に保ったまま(電場をEに保ったまま)で両極板の間隔を電気力
に抗してゼロからdまで引き離す仕事に等しくなります。
すると、エネルギーU=F・dより
F=U/d=1/2QV/d=1/2QE
となるのです。では、F=QEのどこが間違っているのでしょう?
電荷Qを持つ極板が受ける力を計算するにあたって、自分の電荷
がつくる電場を含めてしまっているのです。電場から受ける力を
計算するときに用いる電場の強さは、自分以外の他の電荷がつくる
電場をとらなければなりません。すると、電荷-Qをもつ極板が
作る電場1/2Eだけで計算するべきなのです。下記は参考まで。
http://homepage2.nifty.com/ysc/kasane.pdf
ところで、(2)の解き方は、エネルギーと電場のどちらで計算
してもよいでしょう。面積で割るのを忘れないように。
No.1
- 回答日時:
(1)
コンデンサのエネルギーの式
E = 1/2*C*V^2
を2つのコンデンサについてそれぞれ計算して、単純に足したものが全エネルギーです。
(2)は、平板全体にかかる力は
F = Q*E = Q*(V/d)
です。(ただし、Eはエネルギーではなくて電界の強さです)
一方で、電荷Qは 静電容量 C =εS/d を使って
Q = CV = εS/d*V
ですから、単位面積あたりの力は、
F/S = Q*E/S = (εS/d*V)*(V/d)/S = ε*V^2/d^2
ですね。
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