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よくオーディオ用コンデンサというものを見かけますがこれって普通のコンデンサとどう違うのでしょうか?

何卒よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>> オーディオ用コンデンサは音質に配慮して作られているのはどういうことなのでしょうか? //



私も詳しいわけではないでの、偉そうなことはいえませんが・・・

たとえば、ニチコンの製品で比べると、オーディオ用の電解コンとして有名なMUSE KZと、どこの電子パーツ屋でも売っている汎用品のVRの場合、tan δは、KZ: 0.12@25V, VR: 0.16@25Vとなっており、前者の方が優れています。また、85度1000時間印可後のtan δも、KZ: 150%以内、VR: 200%以内となっており、前者の方が優れています。

ただ、tan δだけで音質が決まるわけではありませんし、実際、FWやKWクラスの下位グレード品になってくると汎用品と大差ないスペックです。

また、オーディオ用と称されるコンデンサは、いくつかのメーカーから出ていますが、すべてに共通して汎用品より特に優れた項目がある、というわけでもないようです。

たとえば、一般的にオーディオの世界では「鉄は磁性体だから音質にとって良くない」というのが定説化している感がありますが、東信のUTSJ(ONKYOが採用したことで有名になった)ではむしろ鉄リードの方が音が良いという結論のようです。

ということで、「何がどうだから、こういう音になる」という法則があるわけではなくて(あるとしてもノウハウ的なレベルで)、「音質を考慮しながら試行錯誤したら、こういう性能になりました」的なところが多分にあるのではないかと思います。
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電解液、絶縁体、誘導体、リード線、表装など(つまりコンデンサを構成するさまざまな要素のすべて)の点で、音質を検討しながら素材を選択し、作っている、ということのようです。



性能的には、一般的にいえば汎用品より電気的・機械的に優れたものが多いようですが、音は良いが脆くて壊れやすいというものや、ヴィンテージ品などでは明らかに性能の劣るものも珍重されています。

他方で、明らかにオーディオとは無関係に設計されたコンデンサでも、オーディオ用に使うと音が良くなる(好みの音になる)といって使われているものや、オーディオ用は音にクセがつくから汎用品の方が良い、という人もいます。

ということで、一般論としては「音質に配慮して設計・製造されているコンデンサ」を指しますが、それに限らず、「音質に何らかの特徴的な変化をもたらすコンデンサすべてがオーディオ用」といういいかたもできるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ただ、お聞きしたかったのは、オーディオ用コンデンサは音質に配慮して作られているのはどういうことなのでしょうか?

高周波特性が良いとか、インピーダンスの周波数特性が特殊な波形をしているとかなのでしょうか?それともインピーダンス以外のファクターによるものなのでしょうか?

よろしくお願い致します。

お礼日時:2008/10/25 16:34

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