プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。
金融機関で窓口業務をしている社会人3年目の女です。
わたしは昔から絵を描くことが大好きで、いずれはデザイン関係の仕事に就こうとず~っと思っていました。
そして今需要があるとすればWEBやDTPのオペレーターだと思うのですが、わたしにはそこに関する知識が全く無くてスクールにも通おうと思い申し込みの直前まで行きました。

でも、ネットで色々と調べてみると
「DTP業界は残業が多くて(終電でも帰れない)厳しい」
「理想と現実はかけ離れてる」
「安月給でこき使いまくり」
「たいていの人が身体を壊して辞めて行く」
などの意見が多く見られました。

中でも一番重く感じたのが、
「デザイン(絵を描くこと)すら嫌いになっていく」

正直いま打ちのめされています…。

理想と現実のギャップがあると言うのは百も承知ですが、現場で働く皆様の意見があまりにも辛辣で、そんなに酷い仕事なのか…と。
雑誌の掲載情報やスクールの講師の話、転職サイトなどには綺麗ごとしか並べていません。
真実の話が聞きたいのです。
DTPをはじめデザイン業界の実態を教えてください!!!

それと、Illustrator、Photoshop、Indesignなどを学ぶにしてもスクールなど通う必要は無いって本当ですか?60万近くかけてスクールに通おうとしていたのですが…やめました。
独学で十分。デザイン事務所でバイトなどして学んだほうが良い。
そのような意見が多かったので…そこのところも教えて頂ければ有難いです。

A 回答 (4件)

はじめまして。

現在デザイン会社に勤めているものです。

他の回答者様が仰っていることに多少ダブってしまうと思いますが、ご了承下さい・・・

私も質問者様と全く同じ動機で今の職場にいます。
大学は一応美術関連の大学に出てますが、その学校で教わったことは、小手先の技術ではなくもっと根っこにある感覚だったと今では思っています。つまり、デザイナーは技術ではないということです。

実際はきついですよ(笑)
残業代なんて出ないし、時間も徹夜当たり前ですしね。
未来への投資と思って、入った給料は殆ど本などに消えてしまいますし。お給料自体も私の年齢で換算したら、ずっと平均より低いですし。
それでも身を削って色んな人と会ったり付き合いで色んなイベントに参加したり、休みの日は全て仕事につながってしまいます。必然的に。

でも、それでも仕事は楽しいです。
形にしたものをダイレクトにお客様・エンドユーザーへつながっていることを実感した時、とてつもない達成感があります。

私の勤める会社は、デザインが主体ですが、小さいロットの印刷物は(オンデマンドといいます)自社でやっています。
人数の少ない会社ですし、お客様も個人の店舗の方が多いので、なんでも自分でこなします。(打ち合わせ・デザイン・印刷・納品に至るまで)最初は「デザインやりたくて来たのに、なんでこんなことやってるのかな」なんて思ったりもしてました(笑)
そう思って早10年経ちましたが、ようやくスタートラインに立てたかな、という感じです。遅いですね~自分でも思います。

色んなデザイン会社あります。印刷会社でデザインもやってますしね。(質ははっきり言ってあまり褒められたものではないですが)

デザインも職人仕事です。教えてもらえるのではなく自分で経験を積んで学んでいくものです。痛い目にもよく合います。
ですから、この業界に足を踏み入れても、あなたのその心を折らないでいかに仕事に結びつけるか、ですよ。
私は今まで何度も心折れた人たちを見てきました。
そこが、皆様の仰る「理想と現実のギャップ」だと思います。

いかに自分の力を信じて、お客様・消費者の眼を常に養い、自分の器を広げていけるか、これがデザイナーだと思います。

技術は後先必ず付いて来ます。
寒いから手袋はこう、こんな感じです。
必要であれば覚えていくんですからね。人間ですから。
先に技術を覚えてしまったら頭でっかちになりますよ。ものの本質を見極める力を養うことを先決にしてください。

そして、夢をあきらめずに頑張ってください。
私はまだ夢の途中にいます。最終的にどうなりたいかのビジョンすら見えていませんが・・・それでも頑張りたいと思っています。

ただの語りになってしまったかもしれません・・・すみません。
質問者様も頑張ってください!!
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この回答へのお礼

MAYURA555様

ありがとうございます。

話を聞くと…かなりシビアな世界なんですね。
ま、でもそれくらいが普通と思っておかなきゃやって行けないんでしょうね。みんなが憧れる世界なんて努力も半端じゃないと思います。
デザイナーに限らず、芸能人や音楽家や大手企業の役員とか、、普通じゃない仕事(って言い方悪いですが)を続けていくためには普通の感覚でいてはいけないんだと思います。
自分はその立場になったことが無いから偉そうなことは言えませんが…
生半可な気持ちで飛び込めるような世界ではないと言うことはよく分かりました。
本当に「覚悟」と「やる気」と「目標」をしっかり持たなければ…と。

でも、何もしないで人生終えるよりは
何かをやり遂げて終えたいと思います。
後悔は残したくないですし。

私はまずスタートラインまで歩いていかなきゃ!!
というか、その道まで10年かかるというのも凄いですね(^^;

貴重なご意見とお話、本当にありがとうございます。
「夢」の実現お互いに頑張りましょう。

お礼日時:2008/11/03 18:29

 こういう会社がデザイン会社です。


http://foton.jp/
http://www.ndc.co.jp/
 ※デザインを手がけているだけであって実際に生産(印刷)するために必要な修正(処理)は印刷会社の仕事。デザインを表現するために必要であればMacを操作するという感じだと思います。おそらくですがその程度の操作なら一般書店で売られているマニュアル本で充分だと思います。
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この回答へのお礼

hkinntoki7様

ありがとうございます。
印刷会社はあくまでも出来上がったデザインを形にしていくだけのものなんですよね。ということは、自分でデザインを構築したり制作したりはほとんど出来ないんですね…。
わたしがは自分の手で絵を描きたいというのが一番の目的です…そう考えるとDTPでは相違があるのではないかと思いました。
Mac操作はマニュアル本で充分ですか…。
そうですね!今は色んなところから情報も得られるわけだし、PC操作のみの講習で高いお金を払って学校に通うのもなんだか…って思ってきました。

それにしても、URLにあげてくれたデザイン会社は凄いですね!!
センスがめちゃくちゃ良いです♪
刺激になります!!

本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/11/03 13:20

カンプとは、いわゆる下書きのような物ですね。



AIDMAの法則、をネットで調べれば幾らでも出てくるのですが、どうしてこの商品をこういった形で表現したのか(購買層や、商品イメージの与え方が影響してきたり)、どうしてこのフォントを使ったのか等、広告といえど、全て実は計算尽くなのです。余白さえ実は計算されています(クライアントはその余白にすら広告スペース台を払っているわけですから、当然といえば当然)。

ここを理解しているか居ないかが、面接の時に一番聞かれた(つつかれた)ところでした。それが理解されているカンプ(広告)は、非常に評価が高いです。絵が上手いとか、カンプの時点で綺麗にPCで作られているとか、そういうのは実は二の次のようです。
「デザイン的にカッコイイ」だけのものは、直ぐに見破られてしまいます。「意味がない」「まとまりがない」等。

あと言われたのは、会社は最初から完璧を求めていないです。アシスタントの時に叩き込むつもりで居るようです。ただ、センスがあるない(広告・デザインを理解しているか居ないかという意味)で採用不採用が決まってくるようなので、デザイン理論等に重点を置いたらいかがでしょうか?

私もデザインの勉強を始めたのは25歳、1年掛けて勉強して面接等受けました。その最中に別の機会を選んだのですが。

同じ勉強をした人の中には30を超えた人も居ます。年齢は始めるということに関してはあまりハンデにならないと思います。ただしデザイン業界もかなり仕事がハードなところもあり、体力勝負であると聞いたことがありますよ。

お節介な追記になりますが、デザイン会社と唄っていても、実はDTP会社だったなんてことは意外と多くあります。訪れる会社も、良く調べて、ご自身の望む仕事が出来るような所と縁があると良いですね。
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。

デザインを選んだり描いたりするのにもちゃんと理論と理屈が必要なんですね。
でも商業的、プロとしてやっていくのなら当たり前のコトですよね。
デザイナーなんて狭き門だろうし、おそらく自分の想像を遥かに超えた厳しさがそこにはあるだろうと思います。。
どんな所を選んでも理想どうりの仕事なんてないだろうし、働いていく上でギャップを感じることは絶対にあるはずですよね。
それを踏まえた上でもう一度良く考えてみようと思います。
とりあえず、DTPとデザインは違うということはよく分かりました。
勘違いしてました(苦笑)

本当にありがとうございます!!

お礼日時:2008/11/03 00:15

DTPとして働いた経験がある物です。


その後、デザインを勉強して、デザイナーになろうと考えていたのですが、現在は全く違う方向へ動いています。

その、時に聞いた話しを。

DTPとデザインは切り離して考えた方が良さそうです。

DTPとは、いわゆる「オペレーター」で、頼まれた仕事を、頼まれたとおりにすることが仕事です。デザインはそこにはありません。
逆に言うと、デザインが絡んでも、さほどレベルの高い物ではないということです。
DTPの仕事をしていても、それを経験としてデザイン会社に応募しても
「DTPはあくまでDTP。コンピューターの操作ができるという証拠にはなるが、デザインが出来るという証拠にはならない」
というのが、かなり多数からの回答でした。

「デザイナーはPCの操作などできなくて良い、なぜならそれはDTPの人がやるから。」

むしろ、本格的ではなくて良いので、カンプの絵が描ける、配置での表現方法や、フォントの意味(どういうところでどのフォントを使うと、こういう効果がある、とか)、コピーライターは確かに本業の人も居ますが、出来るとなお良し、みたいな感じもあります。

やりたい仕事が「デザイン」であるなら、PCを学ぶよりも、デザイン関係の学校へ行った方が良いと思いますし、この辺りも基礎知識があれば、わざわざ学校へ行かなくてもよいかも知れません。

デザイン会社へは、自分で作ったカンプを数点持っていくと良いでしょう。AIDMAの法則を使ったものを作り、面接時にその法則に基づいて説明が出来れば、デザインの入り口ぐらいのことは知っているのかと思ってくれるかも知れません。
アシスタントからのスタートになると思うので、そこでPCや更に奥深いデザインに触れることも出来ると思います。

頑張ってくださいね。

年齢が高くなっても出来なくなる仕事ではありませんが、アシスタントスタートになるので、年下のデザイナーの元でアシスタントになることが多くなるかと思います。それ自体は問題ではありませんが・・・。
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この回答へのお礼

catkyo様

回答ありがとうございます!!
やはりオペレーターとデザイナーとでは差がありますよね。
「仕事で自分のアイデアやセンスって生かせるんですか?」ってスクールの講師の人にも質問したんですけど、オペレーターはあくまでも顧客の意図を汲み取って頼まれたとおり(もしくは期待以上)にやる仕事だみたいな事は言われました。
センスは必要かもしれないけど、自分の想像力やアイデアなんて使ってもらえないのが当然なんでしょうね。

カンプ…とは何でしょうか?
美大やデザイン系の専門学校を卒業したわけでもないのでデザインの知識は皆無に等しいです(苦笑)
その辺も含めて今後勉強していこうと思います。
わたしは現在25歳なので年齢的にはギリギリかと思います(一から勉強するにはむしろ遅いくらいですね)

現場で働いていた方のご意見は非常に参考になります。
ご丁寧に答えて下さってありがとうございます。
出来るところまで一人で頑張ってみようと思います。

お礼日時:2008/11/02 22:03

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