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税理士試験の財務諸表論を学習しているものなのですが、
「取得原価」と「取得価額」の意味の違いがわからず理論の暗記がしにくいです。

例えば、金融商品会計基準の「満期保有目的の債券」は

『満期まで所有する意図をもって保有する社債その他の債券(以下、「満期保有目的の債券」という。)は、【取得原価】をもって貸借対照表価額とする。ただし、債券を債券金額より低い価額又は高い価額で取得した場合において、【取得価額】と債券金額との差額の性格が金利の調整と認められるときは、償却原価法に基づいて算定された価額をもって貸借対照表価額としなければならない。』

というように、2つの言葉が使い分けられていますが、
どう整理したらよいのでしょうか?教えてください。

A 回答 (3件)

取得原価と取得価額との共通点は、いずれも購入対価と付随費用の合計額で評価される点です。



他方、両者の相違点は、評価基準たりうるのかという点です。すなわち、取得原価はそれ自体が資産の評価基準となります。しかし、取得価額はそれだけでは資産の評価基準とならず、何らかの調整を予定しています。例えば、お書きのケースでは償却原価法による調整を予定していることになります。
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※取得原価・・・・資産の購入または製作に要した現金支出額。

購入の場合にはその付随する費用を含む。時価に対して用いられる歴史的原価の事です。
※取得価額・・・・自分の所有とすること。手に入れることの価格であり価額に相当する金額の事。つまりコンビニで商品を買った物はコンビニの利鞘と消費税が含んでいると理解してください。
※債権つまり有価証券が乱高下した債権は取得原価とはいえない。取得価額と言う。ちなみに価格=価額。
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「取得原価」は債券の購入金額に手数料等取得に要した経費を加えたもの。



「取得価額」は債券の購入金額。

と解釈します。
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