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私は新米看護師をしているものです。
みなさんに質問があるんですが、手術のとき輸液を行いますがそのなぜ時細胞外液型輸液剤を選択するのかが、まだあやふやです。
バカな質問だとは思いますが、どなたか分かりやすく教えていただきたいと思いまして書き込みさせていただきました。

A 回答 (3件)

 私も良く、臨床実習(麻酔)中のポリクリの学生さん相手に「なぜ手術中には必ず点滴をしているのですか?そして、なぜそのほとんどが細胞外液なんですか?」と質問しているのですが、意外と正答率が悪いんですよね・・・(苦笑)。

。。というわけで、あながち「馬鹿な質問」ではないと思いますよ。
 さて、で、上記について学生さんから先ず最初に出る答えが、「手術中出血するから」というものです。この答えが出たらすかさず外科の先生の方を見て、「◯◯(学生)くん、では君は××先生(術者)がそんなに出血させるとでも言いたいのかね?」といじってあげます。ノリの良い外科の先生の場合、それに更に突っ込んでくれますので、まあ以後の説明の印象づけにはなる様です(感情を刺激すると記憶の定着率が上がりますし、とか言いながら実は半分おもしろがってやっているっちゅう、悪い教官です、私・・・)。実際は、眼科や皮膚科(小手術)の様にほとんど出血のない手術でも、輸液をしてますよね。
 で、次に出る答えが「何かあった時、薬を入れるためのルートとして」というもの。この答えがあった時には、「じゃ、薬を入れる時だけ輸液を落とせば良いんじゃない?」と突っ込みます。あるいは、「尿量を確保するため」という回答の時には、「では、成人の安静時の維持量はどれくらい?」と逆に質問を返します。実際、手術中の輸液量は通常は維持量以上です。で、この辺りで勉強している学生さんからは(優秀な学生さんの場合は最初からこの答えが出てくる事もありますが)「サードスペースへの移行量を補うため」という回答が出てきます。
 前置きが長くなりましたが、人間の体は侵襲(これは、手術だけでなく、外傷でもやけどでも、風邪のような感染症でも)が加わるとナトリウムと水分を確保しようとするのです。その際、それらをどこに確保するかというと、細胞の中でもなく、血管の中でもない第3の空間。そこを、概念として「サードスペース」と呼んでいます。手術の際にも、血管の中からサードスペースに水分等が移動してしまい、それを補うために維持量以上の輸液が必要になってくる(輸液をしないと循環血液量が足りなくなる)というわけです。その際移動する成分が細胞外液成分のため、細胞外液を輸液しているというわけです。
 以上、先ずはご参考まで・・・。。。
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手術時は出血・細胞外液の喪失などしますから、それを補うために細胞外液を輸液するのです。


血液も細胞外液の一種ですので、ナトリウム濃度など等張なものを輸液する必要があるのです。
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おそらく臨床麻酔の分野だと思います。

詳しく文献を読まないとわかりませんが、「手術におけるイオン化マグネシュウム低下の抑制」だと思われますので医局で学会等の文献を探してみてください。以前、営業をしていました。
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