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教えてください。
現在水草水槽をセットして1ヶ月ほどです。(60センチハイタイプです)
念願のメタハラをなんとかセットしました。 が、私建築関係の仕事上、一般の電機メーカーの製品のほうがはるかに安価で手に入るため、三菱のマルチスターLのランプを選んでしまいました。
この製品、250Wで色温度は4200K程ですが確かに明るいです。しかしどうも色の加減がはっきりしないというかパッとしません。
やはり水草には8000K以上が良いと聞きます。 ですが一般のメーカーで探してみてもなかなか見つかりません。 口金はE39です。

どなたか良い製品を知りませんか? よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

> やはり水草には8000K以上が良いと聞きます。



・いいえ。
色温度は4200Kの赤色系の照明は、水草の光合成に最も重要な色域です。

先に、色温度と水草の光合成と成長の関係についてご説明いたします。

<=(紫外線)=(青~青緑色)=(緑~黄色)=(橙~赤色)=(赤外線)=>
↑カラーグラフのつもり・・・アセアセ。
個々の波長と水草の関係を、ご説明します。

・波長:400nm以下(紫外線)
紫外線は基本的に植物には有害で、特に280nm以下(殺菌線)は短時間で水草を枯らします。
特例として、長波長側の近紫外線は植物の形態を正常にし「背を低く、葉を厚く」する作用があります。
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・波長:400~500nm(青~青緑色)
カロチノイド、フラビン蛋白、リボフラミンなどの色素に作用し、植物が光の方向に曲がっていく屈光性やそのほか形態形成に大きな効果があります。
赤色光(600~700nm域)に次いで光合成作用において重要な波長です。
*水草がヒョロヒョロとモヤシのように育つ場合は、この色域のを強めることにより、葉は厚く、茎はガッシリと育てることが出来る波長域です。
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・波長:500~600nm(緑~黄色)
人間の眼には、最も明るく感じる波長ですが、実は、光合成や形態形成には無関係です。
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・波長:600~700nm(橙~赤色)
葉緑体(クロロフィル)が、この波長の吸収した光エネルギーによって、二酸化炭素と水から炭水化物(水草の体)が合成されます。
日の長さ(昼と夜の時間の相互関係)が、水草の開花や結実などの植物生理に大きく影響する波長でもあります。
つまり、光合成、日長作用ともに最も重要な波長域です。
*この色域こそが、水草がグングン育つ波長域です。
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・波長:700nm以上(赤外線)
光合成の作用スペクトルは、植物体内において、葉緑体の吸収極大(660nm)より長波長側では急激に減少します。
ところが、青色及び赤色光の放射に近紫外線を加えると光合成がさらに促進されます。
この効果をエマーソン効果と呼びます。
ただし1000nm以上では熱作用となり、水草の細胞を破壊します。

メタハラは放電灯なので、元来、紫外線域の波長を含んでいます。
以上により、メタハラの4200Kの赤色系の照明は、植物の育成に最も適した照明です。

ところが、水槽は美観が重要です。
人間の眼の感受性は、次のような特性があります。
(緑~黄色)系の色域が最も高く明るく感じます。
(青~青緑色)系の色域はコントラストが高く、クリアに感じます。
(橙~赤色)系の色域は、反対にコントラストが低く、モサッと感じます。
このため、
> しかしどうも色の加減がはっきりしないというかパッとしません。
以上のように感じられたモノと想像します。

マルチスターLのランプに(青~青緑色)系の波長の製品は無いと思います。
対応するランプが無い以上、残念ながら、クリア感を求める場合、メタハラ器具の交換が必要だと思います。

なお、60cm水槽に250Wは明るすぎだと思います。
(もちろん、水面と十分に離隔すれば問題ありません。)
60cm水槽ならば150Wクラスをオススメします。
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この回答へのお礼

x530さん、本当にありがとうございます!! 
本当に参考になりました。 同時に私自身の無知を嘆いています。
250wは確かに明る過ぎではあると思います。 現在、天井にタル木を組んで取り付けていますので、水面から50センチは離れていますが…。

お礼日時:2008/12/16 20:02

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