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和歌に興味をもち、手始めに百人一首を読み終えました。
意味や文法、和歌がつくられた背景などをまとめて学んでみると、
百人一首は本当に素晴らしいものなんだと実感しました。
反面、少し物足りない点を二つ感じました。
(1)喜びにみちあふれた歌が少ないように感じる。
(2)困難な現実をきっと変えてみせるという意志、主体性にみちた歌が少ないように感じる。
名作と言われる和歌の中で、喜びや力強い意志にみちあふれた歌があれば紹介してください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

ふと、思いついたのは、絶大な権力を誇った藤原道長の名歌。


「この世をば 我が世とぞ思う望月の 欠けたることもなしと思えば」
(この世はわたしの世であるぞ。まさに満月にかけた所がないように。)

力強い意志とは、ちょっと違うでしょうか。
それにしても、自慢たらたらの何とも鼻持ちならない歌ですよね~ (^^)
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 鉄板夫婦
 
── われ男の子(をのこ)意気の子 名の子 つるぎの子 詩の子
恋の子 あゝもだえの子 ── 与謝野 鉄幹《紫 1901‥‥ 詩歌集》
 
── 柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 淋しからずや 道を説く君
── 与謝野 晶子《みだれ髪 1901‥‥ 明星 19330912 改造社》
 
 与謝野 寛  礼巌の四男 18730226 京都 19350326 62 /岡崎村→鉄幹(短歌)
♀鳳  志よう 宗七の長女 18781207 大阪 19420529 65 /短歌→与謝野 晶子
 
 190110‥ 結婚 190201‥ 入籍 19021101 長男(光)以下、六男六女。
http://www.yosano.gr.jp/yosanoke/index.html
── 与謝野 馨《與謝野家の人々》
 
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清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵会う人みな美しき 与謝野晶子



大海(おほうみ)の磯もとどろによする波 割れて碎けて裂けて散るかも 源実朝

男なら出て見よ雷にいなびかり 横にとぶ火の野辺の夕立  平秩(へずつ)東作

また
http://www016.upp.so-net.ne.jp/rekisi/aikoku.htm
を参照して下さい。以下はその一部です:

をのこやも空しかるべき萬代に 語りつぐべき名は立てずして 山上憶良

昔たれかかる桜の花を植ゑて 吉野を春の山となしけむ 藤原良經

鶏の音になほぞおどろく仕ふとて 心のたゆむひまはなけれど 北畠親房

しきしまのやまと心を人とはば 朝日ににほふ山ざくら花 本居宣長

身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし日本魂  吉田松陰

後れても後れてもまた君たちに 誓ひしことをわれ忘れめや 高杉晋作

かきくらすあめりか人に天つ日の かがやく邦のてぶり見せばや 藤田東湖
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こんにちは



うれしさ幸せにあふれたというと
我れはもや、安見児得たり、皆人の、得かてにすとふ、安見児得たり
藤原鎌足

小躍りするのが目に浮かぶようです
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『万葉集』は素朴な歌が多い分、庶民的でわかりやすい、躍動感溢れる和歌(長歌もありますが)が多いかと思うので、ご一読されてはいかがでしょうか。


私は小学校の時に習った

石ばしる垂水の上の早蕨の萌え出づる春になりにけるかも


なんかが好きです。
直情的な歌が多いのが、初心者にもわかりやすくて良いですね。
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思いつくままで恐縮ですが、


(1)
「万葉集 巻十一」
待つらむに到らば妹がうれしみと咲(ゑ)まむ姿を往きて早見む
「同」
朝寝髪吾はけづらじ愛(うるは)しき君が手枕触れてしものを

(2)
「万葉集 巻十五」狭野弟上娘子
君が行く道の長路(ながて)を繰り畳ね焼き亡ぼさむ天の火もがも
「金槐和歌集」源実朝
時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王雨やめたまへ
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