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先日、大学の講義で、クジラの神格化について学びました。クジラは古来から「えびす」と同一視されたり、漁業の神として崇められていたと聞いたのですが、日本には同時に鯨肉を食べるといった文化が存在しますよね?神様を捕まえて食べるのかと少し矛盾を感じました。
そこで質問なんですが、

クジラを神格化している地域と捕鯨が行われている地域は全く異なるのでしょうか。

そうでないとしたら、古来から現代にかけて、捕鯨とはどういったスタンス、心構えで行われていたのでしょうか。

実際に自分や家族が捕鯨に携わった経験がある、もしくはクジラに詳しい方、回答していただけると嬉しいです。
ちなみに自分は捕鯨に関して賛成でも反対でもなく、単純に不思議に思っただけです。

A 回答 (3件)

自然の恵みに対する感謝とか畏怖が狩猟の対象に対する神格化へと転化したのだと思います。


つまり狩猟民族にとっては、不漁(不猟)=生死に関わる問題だったから、恵みをもたらした獲物は神様が人間を養うために動物として現れたと考えたのではないでしょうか?

同様の習俗がアイヌの神送り(たしかイヨマンテ)という儀式でありますね。アイヌの場合はヒグマ、フクロウなどが有名です。
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この回答へのお礼

確かに、もし村が飢餓でみな死んでしまいそうな時に獲物が現れれば、ありがたやー的な流れになりますね。。

やはり「神様を殺す→恵みを得る」ではなく「恵みをもたらす存在→神様」ということなんですね。

わざわざありがとうございました!

お礼日時:2009/01/22 02:08

ほとんどの場合、捕鯨地域と神格化している地域は重なっているようです。


1匹で大量の食料、油、その他骨や髭など、
利用価値の高い生き物だったため神格化されているようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%95%E9%AF%A8% …
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この回答へのお礼

そうなんですか!

鯨は昔から人々にとってその巨大さや利用価値も含めて大きな存在だったんですね。。。神格化されるのも頷けます!

わざわざありがとうございます!

お礼日時:2009/01/22 01:55

 捕鯨に関係は無い(実家は農家)のですが、神道だと万物に神(八百万神)が宿ると考えます。


   http://www.wdic.org/w/CUL/%E7%A5%9E%E9%81%93

 と言う訳で、動物や植物を食べる人間は、毎日神様を殺しまくりと言う事に成ります。
 例えば、お米には7~無数(地域により様々。うちの地域だと88柱)の神様が宿っているそうです。
   http://q.hatena.ne.jp/1096699766

 と言う訳で、全ての物に感謝を忘れないと言うのが、神道の重要な教義だったりします。
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この回答へのお礼

なるほど!!神様を殺して食べるというよりは、鯨の肉や油などの恩恵に対する感謝の念→神格化という感じなんですね。

それなら納得できます。
わざわざありがとうございます!

お礼日時:2009/01/22 01:47

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