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今、アメリカがイラクや北朝鮮に対し、核兵器・大量破壊兵器の査察を要求し、応じなければ攻撃を示唆しています。

当然の疑問として、なぜアメリカは持ってよくて、イラク・北朝鮮はダメなの?という疑問が湧きます。この点については、競馬はよくて、カジノはだめ、と同じ考え方かな、と思っています。

ただ、アメリカがよくてイラク・北朝鮮がダメである事に対する国際法上の根拠が当然あると思うのですが、それは何なのでしょうか。また、国際法でなければ、何を根拠にしているのでしょうか。

どなたかお詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (7件)

核拡散防止条約だと思います。

米国、ロシア、英国、フランス、中国の核兵器の製造と開発が認められています。
いずれも国連安保理の常任理事国になっている大国です。
これらの国は条約制定の時点で既に開発済みであったため、条約をまとめるためには製造、開発を認めざるを得なかったのだとおもいます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
簡潔で、分かりました。

お礼日時:2003/02/20 12:17

ニュースに詳しくない私が分かっている範囲で説明すると、今世界は「今後核兵器を増やさないようにしよう!」と頑張っているんだそうです。

「増やさないように!」ですから、既に「持っているよー」と講評しているところに着いてはもう見張らなくっていいそうです。だから、その合意が出来たときに持っていなかったところに着いては厳しく見張ってるんですって。公平何だかどうだかよく分からない話ですね。
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まず国連はunited nationsなわけですがこれって直訳すると連合国です。


連合国って何だって言ったら第2次世界大戦で勝った国の事ですよね。
つまり国連は第2次世界大戦で勝った国が作った組織です。
となると当たり前ですが自分たちには特権を与えるわけですね。
それが安保理常任理事国でその国がそのまま核を持っていい国となっています。
要するに常任理事国というのは特権を持っているために本当なら世界中みんな核を持ったらダメだっていう条約の方がいいに決まってるんですが特権を利用し自分たちだけは持ってOKって事にしちゃったんですね。
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一般的な国際法上の根拠はないでしょう。

しかし、イラクや北朝鮮は
核放棄を約束して、湾岸戦争の停戦やらKEDOの援助があります。だから
攻撃されても仕方ない理由はあります。

たしかに、「アメリカはよくて、イラク・北朝鮮がダメ」の国際法上の根拠はありません。米国だって核を持っているのだし、国際法上の根拠もないなら、米国が口出しするのはおかしいということですが、全く傍観者の理論のような気がします。
遠いところに、米国・イラク・北朝鮮という国があって、そこで核を持つな持つの争いをしているのなら、傍観者でもいいですが。
米国は同盟国で、イラクは中東産油国、北朝鮮は隣国という状態で、「どの国も核兵器を持つことを他国は口出しすべきでない」と言ってられるのでしょうか。これをもちろん米国なり日本のエゴです。

国際法は単なる慣習というか既成事実でしかありません。米国と国益を共有している国々が米国が核保有国であることを認めているにすぎません。
私にとって、米国が核兵器を持つことはなんにも困ることはないけど、イラク・北朝鮮は困ると言うだけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、私も国に対するイメージというものを持っています。
例えばアメリカについては、「なんだかえばっていてちょっと気に食わないけど、核について無茶な使用はしないだろう」というものです。
確かにおっしゃる通り、イラクや北朝鮮については悪いイメージがあり、「核を何に使うか分からない」気がします。
でも、それはあくまでもイメージであり、そのようなイメージに基づいて「アメリカはいいけど、イラク・北朝鮮は核をもっちゃダメ」と言うのはちょっと・・・、という気もします。

お礼日時:2003/02/20 12:21

 直接的な根拠は、やはり核拡散防止条約ということになるでしょう。

1967年1月1日以前に核兵器を保有していた国(これが米露英仏中の5か国=核兵器国)以外への核兵器の拡散を防ぐための条約です。
 ただし、イラクは湾岸戦争の際、国連憲章に基づく安全保障理事会の強制措置である、休戦に関する決議を受諾しています。これは、イラクに生物、化学兵器を含む大量破壊兵器と弾道ミサイルの廃棄を義務づけたもので、「イラクがダメ」の根拠はこれにも求めることができます。

 北朝鮮の場合、こうした安保理決議などは存在しません。ただ、NPT脱退を宣言した後に結ばれた米朝枠組み合意で脱退を保留ないし撤回しているので、引き続きNPTに拘束されています。1月に北朝鮮はNPTを再び脱退すると宣言しましたが、国際的な理解では脱退が効力を発揮するのは90日後、すなわち4月中旬であり、アメリカはその間に外交的な決着を目指すという立場でいるようです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
大変詳しく、勉強になりました。

お礼日時:2003/02/20 12:22

アメリカが個別に戦争する場合は別として、国連として行動する場合は、国連憲章に根拠があるようです。



安全保障理事会が決めたことは絶対だ!ってことのようです。

第39条〔安全保障理事会の一般的権能〕
安全保障理事会は、平和に対する脅威、平和の破壊又は侵略行為の存在を決定し、並びに、国際の平和及び安全を維持し又は回復するために、勧告をし、又は第41条及び第42条に従っていかなる措置をとるかを決定する。

第42条〔軍事的措置〕
安全保障理事会は、第41条に定める措置では不十分であろうと認め、又は不十分なことが判明したと認めるときは、国際の平和及び安全の維持又は回復に必要な空軍、海軍又は陸軍の行動をとることができる。この行動は、国際連合加盟国の空軍、海軍又は陸軍による示威、封鎖その他の行動を含むことができる。

参考URL:http://www.lares.dti.ne.jp/~m-hisa/home/strategy …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
条文を記載して頂き、参考になりました。
またよろしくお願い致します。

お礼日時:2003/02/20 12:23

このところ質問者さんとおなじような疑問を抱いてきていたので、質問しようと思っていました。


いろいろと新聞やネットなどを見てなんとなくわかってきましたが、政治・経済・文化 すべてにおいて最近のこの世界はアメリカを中心に回るようにできてしまっているのですね。
根拠はあとからどうとでもアメリカのいいように解釈されて、議決では大国主義に圧された小国の多数決で決定されてしまいます。
根拠は、、たぶん強いものが正義だからです。
日本が自分の正義を振りかざさないのも弱いからでしょうね。(日本にも強みがないわけではないのに、一部が弱いと弱気になってしまうのでしょうか?北朝鮮のことがなければイラク問題に対してはもっと主張しているのかもしれないと思いました)

牛肉はいいけどクジラ肉はダメっていうのとも似てる気がしました(^^;;
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですよね、疑問に思いますよね。

>牛肉はいいけどクジラ肉はダメっていうのとも似てる気がしました(^^;;

確かに。これも似てますね。

お礼日時:2003/02/20 12:23

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