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岡目八目、口八丁手八丁、八百長、とか良かれ悪しかれ、八と言う数字がよく使われるのはなぜです?

A 回答 (4件)

岡目八目について。


正しくは「傍目八目」と書きます。これは囲碁からきた言葉です。
囲碁では実力の差がある人が碁をうつ場合、力の弱い人が先にその力の差にあたる碁石(目)を盤においてから始めます。「一目おく」と云う言葉はここから出ました。(将棋では上級者の駒をおとしてゆきますね)
さて、この言葉の場合は、傍らで見ている人は、実際に碁をうっているいる人より上級の知恵がでるものだと云う意味です。その上級のと云う事を「八目」と云った訳です。
古い国語辞典に「八目も先の手」とか「八手も先の手」とかしているものがあるとの事ですが、囲碁の説明としては誤りです。なお、「目」と云うのは碁盤の目の事も云います。囲碁は碁盤上の「目」を取りあうゲームですから、先に何目か置かせて貰う意味があるのです。
なお、「八目」の「八」は語呂と縁起の良い数字をとったのでしょう。「八目」の差と云えば大変の実力の差ですから。

蛇足)俗に「うそのごさんぱち(五三八)」と云います。人のことのはに上り易い数字なのかも知れません。
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「岡目八目」の「八」は、「四方八方」や「八方美人」、「八方塞がり」のように「全ての側面」を表す意味から転じて、他人のしていることを傍らで見ていると、多角的に事情が見渡せるという意味になったのでしょう。


「口八丁手八丁」も、しゃべることや行うことが全て上手ということで、「八」の多方面というニュアンスに通じます。

「八百長」は、明治時代に長兵衛という八百屋の店主(通称:八百長)が、囲碁仲間だった大相撲の親方にわざと負けて機嫌をとったというエピソードに由来しますが、「八百屋」の「八百」は八の百倍であることから、たくさんという意味になります。つまり「八百屋」は、たくさんの種類の青果物(野菜・果物)を扱う店舗を指すわけです。
さらに、「八百」の一万倍になると「八百万(やおよろず)の神」の「八百万」という極めて数が多いことを指す言葉になります。

つまり、「八」には「全方面」とか「多方面」という意味があり、それが百倍、万倍に拡大することで、極めて数が多いという意味に広がるのです。
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私も#1さん同様、「八」には「たくさんの」という意が


込められていると思います。
では、なぜ「八」がたくさんなのか、「九」の方が多いじゃないか、
と、ふと疑問が湧きますが、
「八」は、「八方位」からきているのではないかな、と思います。
北・南・東・西・北東・南東・北西・南西、
すべての方向、あらゆるところ、どこからでも…… → たくさん
「九」では不揃いになるし、ゴロが悪い、「苦」にかかって縁起も悪いって訳です。
「八方美人」「八方ふさがり」「「口八丁手八丁」等、善し悪しに使われますね。
「八百長」は八百屋の長兵衛さんからきていますが、この
「八百屋」の「八」も、昔は何でもたくさん揃ってるお店だったのではないでしょうか。
また、日本では「八」は縁起のいい数字ですが、これは
たくさん、に加えて、末広がりの字体からも来ていますよね。

参考までに書いてみました
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特に古代日本においては、8 は聖数とされ、また、漠然と数が大きいことを示すのにも使われた(例:八島、八雲、八咫鏡、八重桜)。

同様に、八を用いた八十(やそ)、百八十(ももやそ)、八百万(やおよろず)等も「数が大きい」という意味で用いられる。

上記はwikipediaからの引用ですが、とりあえず沢山ってことを表すときに八という数字を使ったようです。
今でいうメガ○○とテラ○○とかの感覚でしょうか。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/8
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