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レスポンデント行動とオペラント行動、
両者の日常生活の例にはどのようなものがありますか?
また、両者を制御する随伴性の違いについて教えて下さい!

A 回答 (1件)

金属部分に触れて静電気が「バチッ」ときたときに手を引っ込めるのはレスポンデント。

それ以降、金属部分に触れる際に"注意をして"触れるようになるのはオペラント。

朝起きたときにカーテンを開けて光りが射し込みますが、そのときに目をつぶってしまうのはレスポンデント。まぶしくないようにカーテンを開ける前に目をつぶったりするのはオペラント。

今の時期、外に出ると寒くて身震いすることがありますがそれもレスポンデント。で、外に出ても寒くないようにコートなどを着て外に出るというのはオペラント。

ここにあげた3つの例におけるオペラント行動のは、いずれも回避行動と呼ばれているものですね。つまり、嫌子(嫌悪刺激)出現阻止による行動の強化です。

> 両者を制御する随伴性の違いについて教えて下さい!

レスポンデント行動を制御するのは誘発刺激でしょう。上の例では、嫌子(無条件刺激としての嫌子)と対提示することによって、本来は中性刺激であるはずの刺激が嫌子として働く(条件刺激となる)ようにすることも可能かもしれません。

例えば、静電気の「バチッ」という刺激(単純にいえば電気ショック)と何らかの刺激が対提示されると、その何らかの刺激が提示されただけで[手を引っ込める]ようになります。

実際、乾燥機の中から洗濯物を取り出そうとするときに、静電気の刺激がないのにもかかわらず、思わず手を引っ込めてしまうことがありますが、これはどうしてでしょう(自分で考えてみてください)?

オペラント行動を制御するのは弁別刺激、もしくは直後に与えられる好子あるいは嫌子ということになるでしょう(そもそも好子や嫌子がなければ強化も弱化もされないわけですから)。

例えば、典型的な例ですが信号(道路の)はアクセルを踏む、ブレーキを踏むといった行動を制御しています(信号は弁別刺激として働いていますが、これはルールによる制御ですね)。
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