電子書籍の厳選無料作品が豊富!

(陽子の質量):(中性子の質量):(電子の質量)は約1840:1840:1ですから、陽子・中性子の質量をそれぞれ1840、電子の質量を1とすると、質量数12の炭素の同位体の質量は1840*12+1*6=22090でこれを12と定義するんですよね。
でもさっきの方法で行くと、質量数1のHの質量は1840+1=1841と表せ、Cの22090を12とする定義で計算すると有効数字4桁で1.000となり、教科書では1.0078なのにあいません。何故なのでしょうか?一応高校生なので、高校生にも分かるように説明していただけると幸いです。
あと、教科書にH+イオンの式量はHの原子量と同じでいいとかいてありますが、それは電子一個の質量は、無視できるくらい小さいからってことですか?

A 回答 (3件)

原子量=陽子の個数*質量+中性子の個数*質量+電子の個数*質量-質量欠損


ですが、大小関係は、
中性子質量>陽子質量>質量欠損~中性子質量-陽子質量~電子質量
なので、質量欠損を正しく評価しないと精度よい数値は出てきません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほどー質量欠損などというものがあったのですか。どうもありがとうございます。

お礼日時:2003/02/12 10:07

質量数と原子量との違いを混乱されていませんか?


質量数とは、陽子と中性子の数の和なので質量数1の水素原子の質量数は当然1となります。
1.0078というのは質量数ではなく原子量ですよね。
原子量は自然界に存在する水素原子の質量を質量数12の炭素原子を基準に相対比較したものです。
この時に電子の質量は陽子や中性子に比べ小さいので、一般的には無視して良いと思います。
自然界に存在する水素原子には重水素など通常の水素原子とは質量数の異なる同位体が混在しています。
重水素などの存在によって、自然界の水素原子の相対質量は1.0078となってしまうのです。
自然界に存在する炭素原子には質量数13の同位体が混在しています。
それ故、炭素の原子量も12.011となってしまいます。
原子量が整数ではなく小数点以下の数値が生じるのは、陽子、中性子、電子の質量に起因するのではなく、同位体(陽子の数が同じで、中性子の数の異なった原子)の存在に起因するのだと思います。
塩素は同位体の存在割合が多いので35.453と小数点以下の数値が0.5近くと非常に大きくなっています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

教科書にはHの原子量ではなく、質量数1のHの相対質量が1.0078と書いてありました。なので下の方の言うように約で計算してしまったからだと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/02/11 23:33

yuming0926の書いている中に,実はすでに答えがあります.


「約」1840倍と書いていらっしゃいますよね.
この部分の誤差が最終的に.0078の部分に現れてきます.

実際の質量は
電子:約9.11×10^(-31)kg (10の-31乗)
陽子:1.6726485×10^(-27)kg
中性子:1.6749543×10^(-27)kg
ですので,相対質量は正確に1840:1840:1になっているわけではありません.
ですから比における「約」の部分に含まれた違いが,
結果として0.0078だけの違いを生み出します.

この回答への補足

すみません。ということは質量数2のH(重水素)の相対質量はちょうど2になるはずですよね。(質量数12のCは陽子・中性子・電子の数がそれぞれ6個、質量数2のHはそれぞれ1個なので)しかし教科書では相対質量が2.0141となっています。なぜちょうど2にならないのでしょうか?

補足日時:2003/02/11 23:33
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほどーそういうことだったのですか。どうもありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2003/02/11 23:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!