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いわゆる登竜門の故事では、瀧を登った鯉が天に昇って龍になるということですが、
そもそも鯉を瀧を登る習性がありますか?

A 回答 (8件)

鯉は,川の中流域の流れが少ない,濁った場所が,


『本来の住処』です.
そのために鯉の特徴である,
口の上下にヒゲ発達したと考えられています.

現在,確かに川の上流部の清流にすんでいることがありますが,
それは人の手による放流によって,
場合にはその流れのダムのようなところで繁殖しています.
例えば私が確認した場所は,
宮崎県の五ヶ瀬町倉岡(五ヶ瀬川)
同   椎葉村上椎葉ダム(耳川).
同   諸塚村塚原ダム,(耳川)
これらの上流域の河川で流れの緩やかな場所で泳いでいます.

産卵は5~6月の増水期に,
ダムなどの様な流れの少ない場所に流入した
ゴミや材木などの浮遊物の周囲に集まって,
雌雄が重なり合ったようにして,
その浮遊物に粘着性のある卵を絡ませています.

その際に先導するメスに,
絡みつく数匹の雄が水面を少しジャンプするぐらいです.

ただし,自宅裏の農業水利の池で育てた鯉を,
池干しのため一時的に自宅の小さい池飼養したとき,
数匹の20cm前後の若い鯉は,
水道の先端に2mmほどの細い穴をあけ水面に水を噴射し,
池の酸素補給目的で作った爆気装置の方向に向かって,
ジャンプする姿は何度か目撃しました.

しかしそれでも,その高さは20~30cm程度の物です.

自宅裏の池の場合には,他に水の流入口があり,
水面上50~60cmの高さの位置から,
梅雨時期には,多量の山野に降った雨水が落ち込んでいますが,
鯉のジャンプするところは一度も観察していません.

このように本来の鯉は,静かな動作をする生き物です.
「通常言われる滝登りはしない」が正解です.

話題がそれますが,
現在北米では「放流された鯉が自然破壊をしている」事実があります.
食性が雑食性で,餌が無くなると水中植物を食べつくし,
それまで生息していた,生物に大きな被害が出ているそうです.
安易な放流は考え物ですね.
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登竜門の故事を勘違いなさっていますね。

黄河の「竜門」をもし鯉が登ることが出来たならば竜になれるという意味で、鯉が竜門を登れないからそのような故事が伝えられているのです。
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大きい鯉なら1メートルくらいはジャンプします


段々になった小さい滝なら連続ジャンプで上ることはあるでしょうが掛け軸にあるような登り方はできません
ウナギなら上ります
湿った山道を山頂の池まで登るのです
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池とか養殖場の鯉わ優雅にのんびり動きまつが...orz


自然の中で生活してる鯉は凄いパワーでつ.
川の中を猛スピードで泳ぐ鯉を見たこと有りまつ.
更に、養殖場の鯉が雨が降るのを待って
50m先の川迄、池から飛び出して地面を
ピッチャン々と移動して逃げたと云う事実も.
それ以降、その養殖場は地面に網の囲いをしたのでつから.
華厳の滝を登ったと云うのは聞いた事ないでつが...orz
短い滝なら現実的に可能でつ.
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鯉は体型からしてもそれほど遊泳力のある魚ではありませんが、まあ数10センチの滝なら上れるといわれています。


 滝登りが得意なのはなんといっても鰻でしょうね。必要になったら脇道を登る。道路を這って登っていく鰻は時々観察されるとのこと。
 体型からして、鰻のほうが竜になりそう・・(笑)
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ちなみに、


鯉に限らず、大抵の川魚は結構な段差を登りますよ。
鮎とか鮭とかも。。
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鯉に餌をやればわかりますが、口を大きく開き水面から飛び出さんばかりになります。



というわけで、実際に滝を登る習性はないかと思いますが、その光景が滝を登ろうとしているように見えたのではないでしょうか
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瀧を登るのは見た事がありませんが、用水路の段差を登るのは見た事があります。



どの程度の落差までを滝と定義できるかによりますが、
少なくとも20、30センチ程度の落差でも滝と呼べるなら「鯉は瀧を登る習性がある」と言って差し支えないと思います。
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