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論語の学而に
"子貢曰はく、「詩に云ふ、『切するがごとく磋するがごとく、琢するがごとく磨するがごとし』とは其れ斯れの謂ひか」と。"
と出てきますが、一体彼はその前の「貧にして諂ふ~若かざるなり」の流れとこの切磋琢磨の言葉のどこに関連性を見出したのですか。
この文での切磋琢磨は、よりよいものを求めて努力を繰り返すことだと思うのですが、いまいち繋がりがよくわかりません。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

あの手この手を尽くして磨く、磨き続ける、ということですね。


貧しくても修養をおろそかにしないことや、
富があっても礼儀を忘れないことは、
品性や人格をさらに磨き高めて、生き方を律しようという心。
子貢が、頭の引出しの中から、すぐに詩経をひっぱりだしてみせたので、
孔子は、子貢の教養の深さと目から鼻に抜けるような頭の回転の良さ、あうんを心得た対話術に感心したのです。
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子貢が言った。

「貧乏であってもへつらわず、金持ちであってもいばらないというのは、どうでしょうか。」

先生は答えた。「よろしい。だが貧乏でも道義を楽しみ、金持ちであっても礼儀を好むというのには及ばない。」

子貢が言った。「詩経に『切磋琢磨(いやがうえにも立派にすること)』と謳っているのはちょうどこのことですね。」

先生が言った。「それでこそ詩の話が出来るね。前のことを話して聞かせると、後のことまで分かるのだから。」
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