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 大体予想はしていたのですが、金総書記の後継を世襲で選任するとの、報道( http://www.asahi.com/international/update/0314/T … )がありました。
 これは正に王朝であるという観方と批判が、外国辺りではでると思いますが、北朝鮮はどうしてこういう選任方法をとらざるを得ないのでしょう?
 他の方法は難しい事情があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

それ以外でやったことがないから。


政治は経験の積み重ねです。

お隣の韓国も前大統領やら元大統領が、大統領を辞めた後、逮捕されなくなるまで時間がかかりました。辞めて後継者が自分を逮捕する危険がある・・・と思えば、死んでも大統領は辞められません。

もう一つの理由が、No2をずっとモグラたたきにしてきた歴史があります。
金日成の時代から、自分の権力を脅かそうとする勢力を、順番にたたきつぶして、対抗勢力ができるのを押さえてきました。なので、それ以外はドングリの背比べになっています。ある意味、潜在的なNo2同士のバランスの上で金王朝は成立しています。

三つ目には、あそこは社会主義国ではなく「儒教国家」であると言うことです。儒教では天命が下った王朝が続くことが正しい姿で、例を中国で見れば、外来民族が打倒、あるいは外来民族を打倒した以外の例では、漢→魏→晋のように、親子二代がかりで簒奪しています。それくらい儒教国家では、王朝が変わるのが大変。成分という概念が北朝鮮にはありますが、これなど社会主義でなく、儒教です。
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この回答へのお礼

 ありがとう御座います。
 やはり、王朝だったのですね。王朝ってやはりもろいところがあるのですね。
 政治は経験の積み重ね。意味深長なおことばですね。
 その国のいろんな要素が集積もしているのでしょうね。
 No2のもぐらたたきはいい得て妙(たえ)ですね。
 ちょいと違うが、毛沢東下の文化革命やスターリンの粛清、レッドパージなどを思い出します。
 儒教と社会主義名文。まぁ社会主義とか、近代とか、自由とかも西欧の歴史思想、社会思想のカテゴリー・範疇ですものね。
 妙な、と思っても東洋は東洋、朝鮮は朝鮮なのでしょうね。
 成文ということば、概念ですか。存じませんでした。勉強してみます。
 不思議な国情という見かたよりも、そういう歴史と国情としてみていくべきでしょうね。
 ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/03/17 10:00

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